【状態異常成功率アップ】

Last-modified: 2024-04-09 (火) 08:03:23

概要

状態異常の成功率を上げる【パッシブスキル】および装備の基礎・セット効果のひとつ。
状態異常の付与確率は次のようになっており、この効果が影響するのは太字の部分である。

最終的な付与確率=成功率×敵の状態異常耐性×状態変化耐性上昇・【状態変化耐性低下】による補正×会心・暴走補正(5倍)

成功率=基礎成功率×(100%+パッシブスキルの状態異常成功率アップによる補正)+装備の状態異常成功率アップによる補正+宝珠

呪文・職業特技・武器特技・タロットといった手段を問わず、習得者が使うほぼ全ての状態異常の成功率が上昇する。
もちろん、【おたけび】【ボケ】【ぶきみなひかり】等にも効果があり、弱耐性ぐらいまでならガンガン成功する。
ただし、後述のように状態異常成功率アップの効果を受けない状態変化もある。
また、攻撃時○%で状態異常付与に作用するのは○%の部分ではないことに注意(詳しくは当該項目を参照)。

パッシブスキル

「状態異常成功率アップ」「状態異常成功率+○%」とあるパッシブスキルがこれに当たる。おどるほうせきの「因果の魔石」も表記こそ異なるが同じ効果。
「状態異常成功率+○%」とあるものはその分だけ、単に「状態異常成功率アップ」「因果の魔石」とあるものは基礎成功率が+100%される。
100%上昇と言っても本当に100%確実に入るようになるわけではなく、単純に基礎成功率が2倍になるだけなので勘違いなきよう注意。
後で誤解のないよう表記は修正すると発言があったが、現在も変更されていない。
 
武器スキルによるものはその武器を装備している間にしか適用されない(【二刀流】で左手にのみ装備している場合は有効)。勘違いして無駄なSPを使わないよう注意したい。
また、二刀流で単一武器種を両手に持っても重複はしない。
一方、職業スキル+武器スキルや、異なる武器種の二刀流により複数種のスキル効果を同時に得ている場合は加算となる(例:短剣150P+あそび180Pで150%アップ)。

習得スキル一覧

職業別の使用感

魔法使い

短剣・ムチで使用可能。呪文・職業スキルでは【ヴェレ】【ラリホー】【マホトーン】【ヘナトス】系統と【ぶきみな閃光】が恩恵を受ける。
持ち替えまたは複数人で準備する必要があるものの、【両手杖スキル】【超暴走魔法陣・零】と合わせて超精度の弱体呪文を放つこともできる(基礎成功率にパッシブ補正を掛け、宝珠補正を足した後、暴走補正で5倍)。
当初より【大魔獣イーギュア】の魔法構成(魔法使い複数人で短剣と杖を持ち替えつつ、ラリホー連発による時間稼ぎと【メラガイアー】の集中砲火を繰り返す)などで秘かに着目されていた。
かつては物理主体の短剣・ムチの技構成と魔法使いそのものの相性の悪さが難点だったが、短剣に関してはVer.5.5前期のスキル改修で魔法武器に生まれ変わったため、短剣のままアタッカーを兼任することもある程度可能となった。
なお、超暴走魔法陣+状態異常成功率アップ+弱体呪文の組み合わせは、他の弱体呪文持ちの職が超暴走魔法陣に便乗する際にも有効である。

盗賊

短剣・ムチ・ハンマーで使用可能。呪文・職業スキル・必殺技では【ボミオス】や、盗賊の肝となるスタン技【サプライズラッシュ】【お宝ハンター】【ファントムハック】が恩恵を受ける。
3種も成功率アップ付き武器を扱える職で、いずれの武器スキルラインも独自調整されているため、どれかが極端に腐るということもない。
強いて言えば【スタンショット】によりスタン技の枚数を増やせるハンマーが特に注目されやすいか。
また、ハンマーで状態異常成功率アップを適用し、【プレートインパクト】やスタンショットを成功率+100%で打てるのは現状盗賊の特権である。

旅芸人

短剣・ブーメランで使用可能。呪文・職業スキル・必殺技では【ルカナン】【ゴッドジャグリング】【トリックゾーン】などが恩恵を受け、敵の攻守をガタ落ちさせることが可能。
短剣の実装直後は【ピラミッドの秘宝】のサポ攻略などで活躍。旅芸人プレイヤーとサポ戦士3人という攻撃的編成で、守護者モンスターの出現に重ねておたけびをして動きを止め、攻撃される前に倒すことで第六霊廟まで危なげなくクリアできるようになった。
Ver.5.0のスキル改修後は(範囲攻撃や回復を含めた総合力によるものでもあるが)ブーメランの使い勝手がブッチギリに。成功率+100%で打つ【デュアルブレイカー】は旅芸人の特権。
武器や腕にデバフ系錬金を付けての【デュアルカッター】も強力で、広範囲に高倍率の攻撃と高精度の状態異常付与を同時に行うことができる。
ただし、【攻撃時○%で××】の項にもある通り「攻撃時○%で状態異常付与」の成功率が○%以上になることはなく、状態異常に耐性を持つ敵に対して効きやすくなるだけなので注意。
また、【レボルスライサー】も残念ながら成功率アップの効果が発揮されない。

スーパースター

ムチで使用可能。呪文・職業スキルでは【ラリホーマ】【メダパニーマ】【スキャンダル】が恩恵を受け、妨害能力へ更に磨きがかかる。
スーパースターの状態異常成功率パッシブ付き武器種はムチのみのため、占い師と並んでクロスペンデュラムやその上位の状態異常強化ムチを特に活用できる職ともいえる。
(魔法使いなどでは、他により独自性が強く長所がはっきりしている状態異常成功率パッシブ付きの武器種があるため注目されにくい)

まもの使い

ムチで使用可能。ムチ使い共通の【スパークショット】の他、職業スキルの【スキルクラッシュ】の実用度が少し上がる。
とはいえ、短剣と違ってムチの火力には状態異常が絡まないため、アタッカーが本分であるまもの使いにおいては、火力の最適化のために選択制の180スキルから外されてしまう事も少なくない。

踊り子

短剣・扇で使用でき、Ver.6.2のスキル改修後は短剣と扇の二刀流により重複させる(+200%)ことも可能となった。
短剣の【ヴァイパーファング】【スリープダガー】や扇の【花ふぶき】【アゲハ乱舞・改】【百花繚乱】、職業スキル【おどり】のダンス・ステップ全般を超高精度で放てる。
また、短剣と扇の一方しか併用できないため効力は落ちるが、スティックの独自技【ディバインステッキ】も強化可能。
さらに、ダメージのある技限定だが、二刀流の追加攻撃で状態異常判定自体も増やすことができるため、短剣や扇を絡めて状態異常を扱うことに関しては他の追随を許さない。

占い師

ムチで使用可能。【死神のタロット】【隠者のタロット】【塔のタロット】が恩恵を受けるため、属性攻撃タロット軸のデッキと相性が良い。
設置型の【月のタロット】【星のタロット】はこのスキル効果の対象外だが、Ver.6.1のスキル改修により別な形で恩恵を受けられるようになった。

遊び人

プレイヤーの職業としては唯一職業スキルで有する上、短剣スキルでも取得できる。短剣では最大+150%、他の武器種では最大+50%の補正を得られる。
ただし、後のスキル改修により短剣では扇併用の踊り子が+200%(&二刀流)、ブーメランやハンマーでは旅芸人や盗賊が+100%の補正を得られるようになったため、武器スキルによる状態異常精度では他に譲ることとなった。
職業スキルでは【ぱふぱふ】などが恩恵を受ける。【ひゃくれつなめ】の場合、【おびえ】の成功率は上がるが、【守備力ゼロ】の成功率は上がらない。

魔剣士

短剣で使用可能。職業スキルでは【ダークマター】が恩恵を受ける。

海賊

短剣で使用可能。呪文・職業スキルではルカナンや【しびれ弾ショット】【スタン弾ショット】が恩恵を受ける。

仲間モンスター

短剣持ちや状態異常の豊富さが売りのやみしばり、おどるほうせき、ねこまどうに配られている。Ver.6.5後期の強化ではキラーパンサーとたんすミミックにも配られた。
ニードルマンとパペットマンは短剣の極意に加え初期固有ラインのII以降でも+100%されるため、短剣+扇装備時の踊り子と並んで(Ver6.1以前はプレイヤーを越えて)最高倍率となっている。
短剣の極意のもの以外は、武器に制限はない。もっとも、複数種の武器を持てる仲間モンスターは存在しないが…。
 
なお、きようさアップのスキルラインには2つあるが1つ1つの効果量は非常に低く、有志の検証によると1つ5%程度で両方取って10%程度。
32ptというかなりのスキルポイントを必要するのもあり、きようさを盛りつつ状態異常を付加したいという場合以外はあまり取る必要はない。
Ver.2.3後期で実装された当初は「弱体成功率アップ」という名前だったが、Ver.2.4後期より現在のものに変更された。
 
Ver.7.0からはフリーバッジの「やみしばり・壱」に「状態異常成功率アップ+100%」の効果があるため装備させれば全ての仲間モンスターがその恩恵を受けられるようになり、上記の仲間モンスターにも更なる倍率の上乗せが可能になった。

装備効果

こちらはパッシブスキルのものと違い、基礎成功率に加算される関係にある。
基礎成功率が低い特技ほど効果が大きくなる。
武器の基礎効果によるものは左手装備時に効果が発揮されない。

この効果を持つ装備一覧

特に記述がない限り、増加率は+10%。

状態異常成功率アップの効果を受けない状態変化(Ver.5.5前期時点)