【転売】

Last-modified: 2019-11-13 (水) 03:14:48

一般的概要

購入したものを別の場所で高く売ること。
これ自体商いの基礎とも呼べるものだが、最近では少数限定販売のグッズやチケットを買い占めて数倍の値段でネットオークション等で売る行為が議論の的になっている。日本においては2019年6月14日から特定興行入場券を興行主等の販売価格を超える価格で業として転売する場合に処罰される法制度が施行された。

DQ10における概要

【旅人バザー】等での売買のみによって稼ぐ(職人や栽培を伴わない)【金策】全般を指す。DQ10内における転売もルール違反ではなく、割りと当たり前のように行われている。

バザー間転売

旅人バザーがまだ大陸別で独立していたときの金策。
オーグリード大陸など競争相手が多く安く商品が買える場所から素材を大量に購入し、職人ギルドがあるウェナ諸島やエルトナ大陸、ドワチャッカ大陸のバザーで売るというもの。
 
「わざわざグレンにまで素材を買いに行くのがめんどくさい」と考える人が結構な数を購入してくれるため、やわらかい枝やてっこうせきのような素材の転売はそこそこ金策として儲かっていた。
なお錬金大成功の装備のような高価な装備は、ほとんどの人が一番安いのを買おうとおでかけ便利ツールで相場をきっちりと調べている場合が多いため、転売はほとんど意味を成さない。
そのためあくまでも大量消費を前提の素材のみ対象にした金策である。
一応【モーモンバザー】を使用し安いところを見つけて転売すると言う手もあるが、錬金大成功の品は目玉が飛び出る値段になっていることが多く、バザーで買い手を見つけるのには時間がかかりオススメはされていない。
 
一回一回の儲けは小さくとも沢山転売すれば大金を稼ぐことが出来るので、バザーが統一されるまでは転売に走るライトプレイヤーの数は多かった。しかし安く買った商品をわざわざ別の大陸でぼったくり価格で売って利益をあげることを「意地汚い守銭奴」と評して転売を嫌う人も相当な数が存在していた。

その後、次第にバザーはオーグリード大陸に一極集中するようになり、Ver.2.4後期からは全大陸で統一となったので、このような金策はできなくなった。

青田買い・先物買い転売

特定の素材などを安いうちに大量に買い込み、その値段が上がった頃を見越して再びバザーに放出する方法。
こちらはバザーが全大陸で統一された現在でも利用されている金策。
主にバージョンアップや新コンテンツの実装の前後に行なわれやすく、特に【オーブ】【メタルのカケラ】【汗と涙の結晶】【びっくりトマト】といった、高価な素材が対象にされやすい。
要するに高価な素材を金券に見立て、現実で言う株やFXの取り引きのように用いることで儲けるという訳である。
 
しかし、先に述べたバザー間転売と比べると商業的に失敗するケースも多いため、こちらはライト層にはお勧めしにくい金策法と言える。
この金策法に手を出したことで大失敗を喫し、破産者が相次いでしまうなんてこともある。
過去の例で言えば、【ドルボード】実装時期に燃料としての需要が出ると見込んで【ドワチャカオイル】【ガマのあぶら】を大量に仕入れたが、実際に燃料に使われたのは市販の【ドルセリン】であったために大損した人が続出した、など。
 
アップデートなどで新たに実装されたストーリーやクエストを攻略する上で、特定の素材や消費アイテムが必要になる場合、その対象となったアイテムが一時的にバザーで値上がりすることが多い。
アップデート前から準備しておくのは流石に困難ではあるが、事前に出ている情報から推理して買い占めておくと言う転売上級者も中にはいるようだ。
また、中には素材屋やよろず屋で普通に低価格で取り扱っている商品が要求されることもあるが、それらの店とバザーが離れている場合や特定の町でしか売られていない素材なども多々ある事から素材屋に買いに行く手間を惜しんでバザーの方で購入する人も多いため、こう言ったアイテムですら一時的に高騰しやすい。…が、中にはVer.4.1での【やわらかい枝】のような、クエストの都合上多くの場合行く必要がある町の素材屋で取り扱っている商品でさえもなぜかバザーで購入する人が続出するケースもある…。
そのため、一時的な需要を見て素材屋とバザーを行き来して転売に勤しむという金策が成り立つことが多い。
普段職人をしていないプレイヤーが大商人系称号に向けてバザーの回数を増やすチャンスでもある。

梱包屋

少単位の素材を買い集めて纏めて売る行為。これも転売に該当する。
詳しくは【梱包屋】を参照。