【魔獣サルファバル】

Last-modified: 2021-03-25 (木) 13:41:10

概要

【闇を抱く月光の楽園】にて登場するボス。見た目は緑色の【黄牛鬼タウラダイン】
500年前のオーグリード大陸に出没した凶暴なモンスター。事態を重くみた【ベルンハルト】【四術師】を招集して戦ったが歯が立たず、ベルンハルトの提案で【四重の封空】?へと封印されていた。
実際に相対した四術師の【ヤクル】はこのモンスターを「レイダメテスよりも遥かに強力な存在」と評し、後述の【フォステイル】の言によれば、放置しておけばアストルティアを大きく傷つける存在であったのは間違いないだろう。
 
【サルファバル鉱】という物質を体内に宿し、その力で肉体や能力を強化する特性がある。サルファバル鉱の入手手段がなくなった本編にて、【時渡りの術】を使って500年前に行き、戦うことになる。BGMは【不死身の敵に挑む】
もとは【闇の領界】に居り、昔の竜族はコイツを狩ってサルファバル鉱を集めていた模様。狩られていたものとこいつは【魔獣イーギュア】【大魔獣イーギュア】くらい違うのだろうか?
フォステイルによると、サルファバルはアストルティアからエネルギーを吸いとり、おそるべき速さで成長する魔物とのこと。物語で戦った個体は、他の同種と比べて一際強かったと考えて良いだろう。
 
台詞は一切なく問答無用で戦闘が始まり無言で消えていく。なのでキャラ付けはゼロ。これは色違いのタウラダインも同様。
アストルティアに出現した理由として、【カイラム村長】は「やせこけた闇の領界を捨て、もっと生命に満ちあふれた異世界へ旅立ったのではないか」と推察している。出現した世界が、間も無くレイダメテスによって脅かされようとしていたのは皮肉なことだが。
なお「サルファ」は硫黄のこと(硫化性化合物には緑色のものもある)。

攻略

【輪王ザルトラ】同様、時間制限のあるボス。5分経過すると全員即死してしまう【崩壊のレクイエム】を使われるので、それまでに倒さなければならない。メインストーリーで初めて【DPS】チェックの概念が導入されたボスと言える。
3分30秒過ぎから「崩壊のレクイエムがまもなく始まる……」とカウントダウン的な台詞を繰り返してくるが、パワーアップはしない。
 
同時に【ジバルンバ】を3つ設置する【ジバルンバサンバ】を使うため接近戦は不利。
【始原のおたけび】は周囲に残りHPの91~99%のダメージ+ふっとび+封印(特技・呪文)効果なので、少なくとも封印耐性は欲しいところ。
加えて【サルファブースト】(守備・呪文耐性を2段階上昇+2分間の間3秒ごとにHP200回復)や、超ちからため(行動時テンション消費しない)によるSHT状態を【零の洗礼】で解除する必要性から賢者入りの魔法構成がおすすめ。
ただしジバルンバサンバや始原のおたけびがあるため、パラなどで相撲を取る戦法は立ち回りが難しい上に火力的に不足する恐れがある。
 
あとは黄牛鬼の攻略と概ね同様。
僧侶賢者を入れつつ火力を重視すればサポートでもVer.3.2のボスより楽に攻略できるが、火力が足りなかったりふっとばされまくっていると54000のHPを制限時間中に削り切れないので注意。
なお、初期からプレイしている人は忘れているかも知れないが、サポートは人間でなくても良いので最適なパーティを組んでいこう。
 
物理構成で行くなら、はやぶさの剣改を装備した会心特化型2刀バトなら封印も関係なくガンガン削ってくれるので火力の選択肢としては悪くないが、防御力に若干の難があるので同時に真やいば持ち戦士やノックバック・スタンのできるハンバトを構成に混ぜるなどの工夫が必要。
【バトル・ルネッサンス】では【守護者ラズバーン】強同様、人間以外の種族になっていても問題なく挑戦できる。

Ver.3.3.4

このバージョンから【難易度選択】が可能に。
テンション次第だが「弱い」なら攻撃を受けても即死級のダメージにはならなくなった。
とはいえ、こちらがサルファバルに与えられるダメージ量は変わらないし、始原のおたけびを食らうと攻め手を奪われるので、時間内の撃破が難しくなる。
むしろダメージが抑えられる事で呪文・特技の封印が維持されたままになりやすいため、弱くしたほうがかえって難しくなる場合もある。サポ攻略だとそのままで回復させてしまうので尚更。
パーティー全体の火力向上手段、封印ガードや零の洗礼などは不可欠。

Ver.4.5前期

ジバルンバサンバを仕掛けられた場所にエフェクトが一瞬だけ表示されるようになったため、接近戦主体で挑む場合の討伐の難易度はやや下がった。