【猛毒】

Last-modified: 2024-04-05 (金) 17:26:18

概要

状態変化の一種。【毒】よりも更に強力な毒に冒され、徐々にHPが減少する状態。
発生させる手段は【ヴァイパーファング】【ナイトメアファング】【ヴェレノーマ】や、一部の武器や【輝石のベルト】が持つ「攻撃時○%で猛毒」など。
敵サイドでは【もうどくのきり】【怨嗟のはどう】【紫雲のたつまき】【死毒の旋風】などが代表的。
 
基本的には毒と同じ種類の効果として扱われており、毒と同様に以下の特徴を持つ。

旧作と異なり、割合ではなく固定ダメージとなっており、戦闘終了後に弱い毒に劣化したりもしない。
ダメージ量は、現在は10、30、50、75、90、250ダメージのものが存在している。ほとんどの場合、持続時間は60秒、ダメージ発生間隔は5秒だが、一部3秒間隔のものも存在する。
アイコンのデザインそのものは毒と同一のものが使われていてアイコンでは見分けがつかない点には一応注意。もっとも区別する必要がある場面もほぼ無いが。
 
効果の高い猛毒を放置していたらいくらHPを回復しても足りない上、複数人への猛毒攻撃が多い割に複数人を一斉に解毒できる手段はプラズマリムーバーや聖者の詩に限られている。
また、大ダメージと猛毒を同時に与える攻撃の場合、耐性がないと直撃ダメージを【聖女の守り】【金のロザリオ】を耐えたとしてもその後の毒ダメージで死亡してしまい、回復の猶予もかなり短くなる。
かつては各自が解毒アイテムを服用してヒーラーの負担を減らすことが主な対処法であったが、ダメージ付きの猛毒攻撃の増加に伴い付着そのものを防ぐ耐性が重要視されるようになってきた。
なお、毒ガードは通常の錬金で付与できない【パルプンテ効果】であり、かつては防具による耐性確保が難しく、キャラスペックを下げてアクセで耐性を取るか耐性を諦めて後出しで解除するかという対応を迫られやすかった。
現在は白宝箱や【いにしえのゼルメア】の実装により比較的容易に毒ガード100%の頭・体下防具を入手できるようになり、ほかの状態異常と同様に毒耐性が必要なら防具で確保するのが当たり前になりつつある。
 
プレイヤーサイドでは、おおむね【短剣スキル】の使い手が【タナトスハント】や攻撃呪文の準備段階として付与するのが一般的。
ヴァイパーファングによって付着した場合は50/5秒で計600、ナイトメアファングは75/3秒で計1500、ヴェレノーマは250/3秒で計5000ダメージ与える。
ボスのHPインフレが進行し、HPが50000を超えることも珍しくなくなった現在では決して大きな量ではないが、60秒間ダメージを与え続けられた場合の一手に対する火力で考えると然程小さな値でもなく、ヴェレノーマに至っては下手な攻撃技よりも強力。
他の状態異常と比べると単体ではそれほど強力ではないためか、完全耐性を持つボスが少ないのが特徴。
【常闇の聖戦】【聖守護者の闘戦記】でも毒・猛毒を無効化するボスはいない。
一方で【物質系】【マシン系】などの無機質なモンスターには効かないことが多い。
 
上書き関係については独特の仕様があり、【少しずつHP回復】などのように単に「効果量の低いものはより効果量の高いもので上書きでき、逆はできない」というわけではない。
猛毒が発生すると毒は上書きされて解除されるが、その一方で「攻撃時○%でどく」や【ヴェレ】【ヴェレーノ】で発生する毒も猛毒を上書き解除できる。
また、猛毒同士でも、より一度に発生するダメージが低い猛毒によって既にかかっている猛毒を上書き解除することができる。
そのため、猛毒を付与するスキルと「攻撃時○%でどく・猛毒」等を併用すると、スキルで付与した強い猛毒を、意図せずに攻撃時効果による弱い毒や猛毒に書き換えてしまう恐れがあるため注意が必要。
とはいえ、タナトスハント等のダメージアップ条件を満たすだけなら弱い毒や猛毒であっても問題ないため、毒の維持を重視して併用するのも悪くはない。
例外としてヴェレノーマで発生する250ダメージの猛毒はどの手段でも上書きされず、ヴェレノーマの重ねがけによる効果時間延長のみ受け付ける。

猛毒を発生させる手段

※カッコ内は猛毒の効果により受けるダメージ

変遷

Ver.1時代

当時は10ダメージの猛毒しか存在せず、プレイヤーサイドのHP(当時基準で350程度)に対し受けるダメージが遥かに小さく、取るに足らないものであった。
他の状態変化とは異なり行動不能にもならないため、さほど重要視されていないどころか、存在自体が無視されることも多かった。

Ver.2.0

Ver.1では影の薄かった猛毒だが、Ver.2に入って【キングヒドラ】が使うもうどくのきりが5秒毎に90ダメージという、とんでもない効果として登場。
ここから、今までパルプンテで外れ扱いだった毒ガード効果が脚光を浴びる様になる。

Ver.2.1

【ジャーミィ爆弾】でも50ダメージ版の猛毒が発動。90よりマシといえども、放置しているといつの間にか死んでいたということも多いので、早めの治療を心がけよう。
【秘宝の守護竜】の行動にももうどくのきりが追加。なんとキングヒドラと同じ90ダメージである。
乱戦中にこの技を使われるととても厄介なので毒対策はしておきたいところ。

Ver.2.3後期

五大陸の強敵エリアはもちろんのこと、レンダーシアの多くのモンスターのHPが10000を超えるようになり、非力でコンボのためだけに使われる技と判断されたためか、ヴァイパーファングで付与できる猛毒のダメージが、10から50へと大幅に強化。
タナトスハントの準備のためのスキルのような扱いから脱却した。
なお猛毒のダメージが増えたのはあくまでヴァイパーファングで猛毒を与えた場合のみであり、装備品の追加効果等で猛毒を付与した場合は今まで通り10ダメージしか与えることはできない。

Ver.3.3

常闇の聖戦第2段【ダークキング】が登場。90ダメージの紫雲のたつまきを多用する上、攻撃の激しさもあって食らってから解毒で対処するのは難しいため、毒耐性の需要が高まった。

Ver.3.5前期

とうとう雑魚モンスターである【まおうのかげ】が90ダメージのもうどくのきりを持って登場。
領界調査の対象でもあるので、どくけしそうは常に袋に入れておいたほうが良いだろう。

Ver.3.5中期

今バージョンでまおうのかげが使うものは10ダメージのものに弱体化した。

Ver.5.5前期

新呪文のヴェレノーマによる猛毒は3秒おきに250ダメージを与えるという非常に強力な効果になっている。

関連項目