【あんこくつむり】

Last-modified: 2021-05-13 (木) 15:22:57

概要

DQ7、リメイク版4、トルネコ3に登場するモンスター。
漆黒の殻から血のように赤い体を覗かせるカタツムリの魔物。
…なのだが、海に出る。浸透圧が心配である。
【つのうしがい】【しびれマイマイ】の上位種。
【ダークデンデン】とちょっと紛らわしい名前であり、こいつのセルフパロディでもあるだろう。

DQ4(リメイク版)

【謎のダンジョン】に出現。ステータスはDQ7の使いまわし。
DQ4のシステムでは攻撃呪文は効くか効かないかであり、多くの属性に強耐性を持つこいつには攻撃呪文をあまりあてに出来ないうえ、【マホトーン】で呪文封じまでしてくる。
しかも【たいあたり】がDQ7の強化攻撃ではなく、相手の現在HPの95%を奪うDQ4の仕様であるのもキツい。
守備力も高いので、中途半端な攻撃力ではダメージも通らない。
特技の強さと軽減型の耐性が楽であることを教えてくれるモンスターである。
攻撃呪文は唯一デイン系が弱耐性で効きやすいので、【ギガデイン】【ジゴスパーク】で倒そう。
【ドロップアイテム】【かしこさのたね】
ちなみにリメイク版DQ4では賢さの種を落とす唯一のモンスターでもある(ここまで来る頃には【かしこさ】を上げる必要性もほとんど無いが)が、極めて低確率なためPS版での入手は困難。

DQ7

DISC2の海、【死地の洞窟】【謎の異世界】に出現する。
カタツムリのくせに生意気にも海に出るが、謎の異世界では山道を徘徊する姿を見ることができる。
たいあたりの【強化攻撃】を使う(モーションを見ているととてもノロノロしているのだが)。
耐性が非常に高く、ルカニ系と岩石系以外は軽減してしまう。
だが、DQ7では属性攻撃は耐性があってもダメージが減るだけだし、属性のない強力な攻撃手段も多いのでそれほど問題はない。
このほか、通常攻撃ダメージを1/5にするタイプの【ぼうぎょ】を使うが、なにしろ特技の豊富なDQ7のこと、通常攻撃する機会は全くない。
加えて、最高ランクの【判断力】の行動パターンが仇となっており、コイツだけ「あんこくつむりは 身を守っている」と表示された後にしか防御の効果がない。
コイツの素早さは終盤なのに62しかないため、ほとんど無駄行動なのであった。
落とすアイテムは【まどうしの杖】

トルネコ3

【密林の墓場】【魔物の巣】【封印の洞くつ】に出現する。
最大HP30、攻撃20、防御19、経験値35(LV1)。
つのうしがい系の最上位種だが、ステータスに大きな差は無く、【しびれマイマイ】の攻撃力が少し強くなっただけ。
同種属で唯一【異世界の迷宮】に登場しないため、若干影が薄い。
 
下位種同様「身を守る」を使用している間は移動できなくなる代わりに、ほとんどの攻撃を2ダメージに軽減させる(【被ダメージ変換能力】を参照)。
 
仲間になった際の成長タイプは【防御・早熟】で、デフォルトネームはアムリタ。
インド神話の不死を得る飲み物と同じ名前だが、特に関連が見受けられないので、名前を略しただけと思われる。
話しかけると見た目からは想像できない女の子口調。曰く「ガードの固い女」らしい。
瀕死時は、なんとしても助けてあげたくなるようなセリフを言う。かわいい。