イルルカ
茨城県の【ご当地スキル】。
ご老公とはもちろん水戸黄門こと徳川光圀のこと。その黄門さまが何故かお怒りである。
ちなみに初代光圀はかなり短気だったとされているのだが、恐らくあの有名な時代劇の作中で悪代官達の行いにお怒りになっているところからも来ているのだろう。
お怒りになった黄門さまは回し蹴りや正拳突きなどの正統派な体技を繰り出されるが、剣はお使いにならず、静かにめいそうを行って回復なされる。
ご老体ながら武器や呪文に頼らないとは実に漢らしいご老公である。まああの時代劇でも刀は使っておらず、たまに杖で殴ったりするぐらいであったが。
160ポイントで習得する星のきせきはきっと印籠の威光を表現しているのだろう。
印籠を見せた後に最強レベルの体技・獣王げきれつしょうを放つことからもその怒りの大きさが窺える。
獣王の必殺技さえもモノにするこの黄門さまにはもはや【すけさん】や格さん達の助けなど不要であり、ご老公御自ら悪人へ鉄槌とお沙汰を下すものと思われる。
こんなにもお怒りなのに、MPと賢さが上昇するのは流石年の功というべきか。
まあネタ抜きにしてもなかなか強いスキルで、稀少な星のきせきや獣王げきれつしょうを覚えられる上、めいそうも体技なので黒い霧パーティでも問題なく使え、まわしげりは3・4枠に強い上につねアタ・【受け流し】も無視できるため【邪獣ヒヒュルデ】や【狭間の闇の王】&【名もなき闇の王】といった強豪にも有利。
【ジェネラルダンテ】や【はなまどう】のような人型タイプかつご老人風のモンスターに持たせると面白いかもしれないが、体技メインのためあまり相性はよくない(まわしげりは攻撃力依存のため、攻撃力の高いジェネラルダンテはまだ使えるか)。
習得特技と必要SP(スキルポイント)
習得SP | 習得特技及び特殊能力 |
---|---|
20 | 体技封じガード+ |
40 | 【まわしげり】 |
60 | かしこさ+40 |
80 | 【めいそう】 |
100 | 最大MP+40 |
120 | 【せいけんづき】 |
140 | 守備力+40 |
160 | 【星のきせき】 |
180 | 体技封じガード+ |
200 | 【獣王げきれつしょう】 |
体技の威力はレベル依存なのでガチで使うなら【AI3回行動】のスモボのような体技主体のモンスターに。また賢さとMPが上がる点は【キラーマジンガ】【キラーパンサー】のように「攻撃力は申し分無いがMP、賢さが低い」モンスターに勧められる。
だが100ポイントくらい上がるならまだしも40ぽっちでは正直足りないところ。キラパンはまだしもマジンガの賢さの死にっぷりは半端ではないので、コイツのように極端に賢さが低いヤツにはないも同然のボーナスである(AI判断は多少賢くなるが)。
そのため星のきせきのバフもイマイチ活きない上、自分にしか使えないのが惜しいところだが、活用方は無いでもない。