【うけながし】

Last-modified: 2024-04-07 (日) 17:10:26

当ページは特技のうけながしを解説する。
モンスターズの特性については【受け流し(特性)】を参照。

概要

敵の物理攻撃を受け流し、そのまま誰かにダメージを転嫁する【とくぎ】
この「誰か」というのが厄介で、敵、味方、自分(受け流し失敗)からランダムで選ばれる。
敵に当たることが一番多いが、味方に当たることも少なくないため、戦術には組み込みにくい。
 
使い方によってはかなり便利な特技で、打撃主体の敵にはいいカウンターになる。
DQ8では削除されたが、DQ9では性質が多少変更された【うけながしのかまえ】が登場。
その他にも物理攻撃に対するカウンター技にはさまざまな亜種が生まれたが、どれも微妙に性質が異なっているので注意が必要。

DQ6

【踊り子】★5、【バトルマスター】★3、【スライムナイト】Lv18、【どろにんぎょう】(リメイク版では登場しない)Lv20で習得。
5/8の確率で敵の誰かにダメージを受け流せる。一方で2/8の確率で味方の誰かにダメージを受け流してしまい、さらに1/8の確率で受け流せずそのままダメージを受けてしまう。
 
【ボーンファイター】のような集中攻撃をする敵なら、上手い具合にダメージを分散できる。
かの【キラーマジンガ】も、運が絡むが全員受け流しで突破できたりする。
集中攻撃には防御やスカラで対抗した方が安全だが、知っておいて損はないだろう。

DQ7

踊り子★3、【いどまじん(職業)】★4、【キーファ】Lv9、【アイラ】が最初から習得している。
 
攻撃力が高く最前線で戦うキーファの場合、この技より【かえんぎり】や通常攻撃をした方が早く敵を倒せる。
敵では【チョッキンガー】が使用してくる。

リメイク版

戦闘画面が3D化されて演出が複雑になってしまうためか、削除されてしまった。

DQM1・DQM2

Lv.18以上で、HPが126、攻撃力・守備力・素早さそれぞれが108以上の場合習得可能となる。
【ドラゴンキッズ】【おおなめくじ】などが習得する。
【メタル化】【セミメタル化】で多くの特技が意味をなさず打撃全盛のGB版においては非常に強力。
当時猛威を振るった全力【ばくれつけん】を全て敵側に返して逆に殲滅することも可能であった。
また、【みなごろし】と同時に使用すると味方側が喰らうリスクが減るため主力連携にもなりうる。
【みかわしきゃく】と併用するのも失敗時のリスクを軽減できていいだろう。
 
ただし、発動タイミングの関係で【しっぷうづき】【きあいをためる】に対しては無効。
さらに、GB版DQM1以外では注意して使わないと【ふういんのいのり】で封印されてしまう。
また、打撃にしか効果がないため当然ながら【マダンテ】は素通しになる。
戦略をこれ一本に絞り乱用しているとその隙を突かれて痛い目を見ることになるだろう。
 
ステータスを最大まで育て上げ、性格も調整して全力爆裂拳を出しやすくしてある場合、たまにではあるが、野生モンスターや他国マスターにこの技で返り討ちにされることも。前述したおおなめくじもドラゴンキッズも序盤から出てくる弱小モンスターだが、この点には要注意。更に危険なのは、他国マスターの【ゴールデンスライム】。マダンテ以外の特技をシャットアウトしてしまい、基本物理で殴ることでしかダメージを与えられないので極めて危険。
 
GB版DQM2やPS版では【やいばのぼうぎょ】と連携することで【カウンター】が発動する。

トルネコ2

戦士の技として登場。
通常攻撃を隣の誰かに押し付けるという基本仕様は本編と同じだが、攻撃してきた本人には返せない。
 
トルネコは一人旅なので、集団戦の時にしか使えないという珍しいタイプの技。
その代わり、発動率は100%なので、召喚スイッチやモンスターハウスも(頑張れば)ノーダメージで突破可能。
他の防御系の技と違い、受け流しダメージで手早く相手を減らすことができるのは魅力的。
ただし、ダメージを与えた判定は敵側なので、何も考えずに使っていると敵のレベルがどんどん上がっていく。
最後に残った最強の一体を倒す手段を考えておかないと意味が無い。
 
また、返せるのは通常攻撃のみで特技や魔法には無効。ハラヘリも発動ごとに5と激しい。
習得条件は、敵の攻撃を回避すること。習得確率も低く、意識して覚えるのは難しい。
逆に言えば、割と強力であるにもかかわらず、いつの間にか覚えているタイプの技である。

関連項目

【うけながしのかまえ】
【天地のかまえ】
【水流のかまえ】
【背水のかまえ】(DQ11)
【つっこみ】
【やいばのぼうぎょ】
【斬撃よそく】
【ファントムレイザー】