【うっ!】

Last-modified: 2024-02-11 (日) 03:19:24

DQ6

【チャモロ】のセリフで、呻き声。
【レイドック王】口利きで意気揚々と【神の船】を借りにやってきた【主人公】たちであったが、【ゲントの村】では部外者に神の船を貸さない掟になっており、【長老】からあっさりと断られてしまう。
ちょうどそこにやってきたチャモロが事の次第を長老から聞き、主人公たちを「どうか おひきとりください。」と追い返そうとした直後に発する。
この「うっ!」を境にチャモロの態度は突如友好的となり、主人公たちに神の船を貸すことを即断する。
そしてトントン拍子に話は進み、チャモロは当たり前のように主人公たちの旅に同行してくる。
 
これ実は、神(【ルビス】?)の「この者たちを帰してはなりません。共に【ムドーの島】へ向かうのです。」
という声を受信した際に思わず出てしまった声である。
しかし、傍からみれば突如呻いて固まったかと思えば、掌を返し友好的に協力しだすチャモロの姿はさぞや電波に見えたことだろう。
と言っても、その場でチャモロから神の声を聞いたという説明があるので、主人公目線でも事情がまったくわからないというような状況ではないが。
 
ちなみに、精霊の儀式で【ターニア】が精霊に乗り移られたときの呻き声は「あっ……。」である。
主人公に語りかける際には、ターニアの体を媒介して喋ったのに対し、チャモロには直接交信できているところを見ると、やはりチャモロには特別な力が備わっているのかもしれない。
ただ、後に【ムドー】を倒した際には、直接語りかけてくるので、結局のところよくわからない。
 
一応、これらを理由付けるなら

  • 精霊の儀式では、主人公の旅立ちを後押しするために、あえて村人全員に認識できる形の派手な演出にした
  • チャモロに語りかける際は、チャモロだけで事足りるので、あえて個人的に語りかけた
  • ムドー討伐後は、メンバー全員にねぎらいの言葉をかけたかった

ということかもしれない。
なお、村の責任者である長老ではなくチャモロに語りかけた理由は、チャモロ本人に「この者たちと一緒にムドーの島に行きなさい」と告げるためであろう。
チャモロを同行させたシナリオ上の理由ははっきりしないが、戦力的な事情で言えば彼の回復呪文と【ゲントのつえ】があるとないとではムドーの島および【ムドー】との戦いの難易度は天地ほども違ってくる。