【うっかりもの】

Last-modified: 2021-04-07 (水) 09:54:12

概要

【性格】のひとつ。
似たニュアンスの性格に【おっちょこちょい】がある。

DQ3(リメイク版)

能力補正

ステータス補正順位
【ちから】-20%44/46
【すばやさ】+15%8/46
【たいりょく】17/46
【かしこさ】-30%40/46
【うんのよさ】-30%38/46

解説

性格のひとつ。
海外版では「Careless(不注意)」もしくは「Klutz(どじ)」(スマホ版)。
最初の【性格診断】において、魔物になってしまう最終質問で、町の人をひとり(【宿屋】の陰に隠れてる人)だけ生き残らせた状態で町から出ると、この性格に診断される。
この性格になると、精霊から散々なことを言われる。
最終質問の行動だけでなく、「実はまだ一人残っていたのです」とネタばらしをされるや否や村に戻ろうとする勇者を見て「そんなところもうっかり者です」と立て続けにダメ出しをされ、

(前略)
もうすこし 落ち着いて 慎重に
行動するようにしないと とても
私の所まで たどりつけないでしょう。
 
あなたは 本当は 勇者には
むいていないのかも知れません。
 
でも いまのところ
あなたしか いないのです。
 
なんだか グチっぽく
なってしまいましたが あなたの
成長に 期待することにしましょう。
 
がんばってくださいね。

延々とグチをこぼされた挙句、最後の「頑張ってくださいね」の投げやりっぷりは逆に清々しい。
何気に最終質問の行動について具体的に言及するのはこれが唯一の例である。
まあ魔物になってしまったとはいえほぼ皆殺しをしてしまい、そして逃しやすい人を調べなかったという二重に迂闊な行動をした結果である。
勇者としての素質を試す試験でそんな行動をとっては、精霊が呆れてしまうのも仕方なしか。
 
詰めが甘く、すぐに物事を切り上げてしまうところからか素早さだけは高い。しかし他は全体的に厳しい補正。特に、賢さと運の良さのマイナス補正は凶悪。力のマイナス補正も大きい。また【セクシーギャル】【でんこうせっか】の完全下位互換でもある。
 
後衛には運の良さと賢さの補正が厳しすぎて全く向かず、前衛でも力の補正と、武闘家や盗賊ではそこそこ伸びる運の良さの補正が厳しすぎて流石にカバーしきれない。
【勇者】にしても、大事な力を大きく削がれた挙げ句に、元々低めの賢さと運のよさまで死んでしまう地雷勇者となる。はっきり言って役に立たない性格のひとつ。
一応この性格は全職業で初期性格候補にはなっているが、変な性格縛りなどの【縛りプレイ】でもない限りはこんな性格を選ぶメリットがない。
 
ちなみに【○○○○バーク】に派遣した【商人】がこの性格だった場合、ある【住民】の台詞が少しだけ変化する。
勇者以外の性格がイベントに関わる(大したものではないが)というのも珍しい。

DQM1

「優しさ」に優れる反面、「勇気」も「知恵」も欠落しているとこの性格になる。
GB版DQM2、PS版DQM1・2の【おひとよし】に相当する。
各数値の目安は「勇気:0%」「知恵:0%」「優しさ:100%」。
回復だけに携わるならこれでも良いが、やはり総合的に見ると魅力に欠ける性格ではある。
 
本編中では、【まおうのつかい】に本を使われて幾度も性格を変えられた【ギガンテス】が、
その逆襲にまおうのつかいをこの性格に変え、星降りの夜にうっかり寝過ごさせている。