【うろこのよろい】

Last-modified: 2022-12-04 (日) 20:52:43

概要

【かわのよろい】以上【くさりかたびら】未満の鎧。
【うろこのたて】より少々遅れてDQ5より登場。DQ10などでは【うろこのよろい上】【うろこのよろい下】と部位が分かれている。
盾の方は割と非力なキャラでも装備できるのに比べて、こちらはやや人を選ぶ。
だがほとんどの場合で主人公が装備可能で、時期的にも主人公の防具としてはちょうどいい性能を持ち合わせており、また入手時点でのパーティメンバー自体が少ないことも多いため、装備者が少ないという点は問題にならない。
そのため序盤の中継ぎ防具としては優秀な部類に入る。
 
【公式ガイドブック】等の説明では「何らかの生物の鱗を張り合わせて作られた鎧」となっている。
錬金で製作する際にも鱗に関係する物が必要となる。
鱗の盾の方は「鱗状の金属板を貼り合わせた防具」という設定で登場することも多いが、鎧の方はなぜかシリーズで一貫して生物の鱗製である。
 
なお現実にも「スケイルアーマー」(Scale=鱗)や「魚鱗甲」と呼ばれる鎧が存在する。
ただしこちらは、金属や革の小片を鱗状に貼り合わせることで作られた物。
本当にウロコで作ったDQ版「うろこのよろい」とは異なる。

DQ5

350Gで守備力+15。
店売りながら幼年時代の【妖精の村】でしか購入できず、ドロップでも入手できないレアアイテム。
リメイク版でも入手手段の追加は行われていない。
皮の鎧の倍近い値段もするため、買うかどうかは財布の状況次第で考えよう。
と言ってもよほどサクサク戦闘を避けてきた場合でなければむしろこの時期は資金は余りがちなので、後の流用可能性の観点からも買っておいてそんなに損はしないだろう。
アルカパでの最高装備から鎧・盾・兜の三点セットを買い換えることでダメージを3減らせるわけで、この時期の敵の同時出現数や攻撃パターンを考えればけして高すぎる買い物とは言えない。
妖精の村で買える主人公の防具の中で青年時代に買えないのはこれだけだったりする。
 
【くさったしたい】【ばくだんいわ】が仲間になった時点での最強の鎧なのだが、上記のとおり幼年時代でしか手に入らないため、事前に購入してわざわざ持ち越さなければ使えない。
うろこのよろいの用意がない場合、【チゾット】【ブラッドメイル】を買うまで必然的にぬののふくで戦うことになる。
他に持ち込みたいアイテムの数次第では【せいどうのよろい】【てつのよろい】を買わずにこれで【古代の遺跡】を踏破する必要が出るかもしれない。
仲間モンスター以外にも、【ヘンリー】用の間に合わせ鎧として使わせるのもあり。
 
【ふくろ】の使えるリメイク版ならば取捨選択を考えなくていいので、同じく幼年時代限定の【かわのよろい】共々思う存分袋に詰め込んでおこう。

DQ6

値段、守備力はDQ5と同じで、かっこよさは+9。
【シエーナ】【マルシェ】)や【レイドック】(上)で購入できる。
男性キャラ全員と多くのモンスターが装備できるが、実際に使うことになりそうなのは【主人公】【ハッサン】だけだろう。
 
【夢見の洞窟】【けがわのマント】を拾うまでの長期間に渡って最強の鎧となる(【せいれいのよろい】除く)。
遅くとも【試練の塔】へ挑む前に一つは買っておきたい。
人によっては【むらのみんげいひん】の高価買取と【とうぞくのかぎ】による宝荒らしで資金に余裕があるため、シエーナ(マルシェ)の時点で思い切ってコレを購入することもあるだろう。
なおハッサンにとっては初期装備の【かわのこしまき】と大差ないため、買うのは主人公用の1着だけで充分。

DQ7

守備力は+15のままだが、450Gに値上がりしている。
現代の【エンゴウ】、過去の【オルフィー】、現代と過去の【フォーリッシュ】で購入できる。
エンゴウの時点で買っておけば、【主人公(DQ7)】【キーファ】が長い期間使うことができるだろう。
 
【フォロッド城】(現在)で拾うこともできるが、過去の【フォロッド地方】の難敵を突破するためにも、そこまでこの鎧以下の装備で我慢するのは少々厳しい。
むしろ既に【こうらのよろい】を購入済みということも多いだろう。

リメイク版

フォロッド城にあったのがリメイク版ではなくなっているが、【すれちがい石版】の宝箱から出てくることがある。
前述のとおり序盤で買える防具なのですれ違い石版で遊ぶ頃には大体即袋行きの運命である。

DQ8

値段は350Gに戻ったが、守備力は+17と上昇している。
【主人公】【ククール】が装備可能。
【リーザス村】【ポルトリンク】【船着き場】で購入できる。
敵では【ワニバーン】【クロコダイモス】【マーマン】【オーシャンクロー】がレア枠でドロップする。
確率はマーマンは1/64で、他は1/128と低い。その上入手時期的にありがたみは薄い。
 
購入可能になった段階では非常に強力なので主人公にはまず真っ先に買っておきたい。
人によってはここまで【布の服】で耐え忍んでいる場合もあるので、これを購入したとたんに敵の攻撃が痛くなくなる。
船着き場で【せいどうのよろい】を錬金したら、主人公の防具としてはお役御免となるが、その後に加入するククールの初期装備として使いまわせるので売らずにとっておこう。
 
皮の鎧+【竜のうろこ】で作ることができるが、原材料がレアすぎるので完全に無駄。
逆にこれを材料とする錬金レシピは存在しない。
同じうろこ仲間の盾は【ヘビ皮のムチ】の材料になるというのに、この違いは何なのか。

DQ9

セントシュタイン城下町にて350Gで購入可能。守備力は9と大幅に落ちたが、これは防具が各部位に分散されたDQ9の仕様なので特に問題は無い。
ちょうど新しい仲間が3人も加わったため装備を新調したいところだが、守備力が6の代わりのほぼ半額のかわのよろいで妥協するか、コスパは悪いものの後々の錬金に備えてくさりかたびらを買うという手があるため、店売りのものを買う必要はそれほど大きくない。
ただセントシュタイン南西からキサゴナ遺跡に入るとこれが入った宝箱があるため、パーティのうち誰か一人はこれを利用するのもいい。
これと【うろこのたて】【へびのぬけがら】1個ずつを錬金すれば【ハードスケイル】が作れるが、へびのぬけがらを持っているのであれば錬金釜が使えるようになった直後に作れる。さらに言うとレシピは【ベクセリア】にあるためノーヒントでも制作可能。
拾い物のタダ入手から錬金を経て、うろこのたての出費だけで【ダーマ神殿】あたりまで使えることを考えると、序盤の防具としてはそれなりに有能かもしれない。
見た目はかなり不格好でダサく、実際に皮の鎧よりおしゃれさは低い。

DQ11

【主人公(DQ11)】【シルビア】【グレイグ】が装備可能。
うち直しに必要な宝珠は3個。

-+1+2+3
守備力16171820

【ふしぎな鍛冶】で作成可能。レシピは【うろこで作ろう】に記載。
必要な素材は【どうのこうせき】x1+【小さなうろこ】x2。
レシピと素材がほぼ同じ場所にあるため、序盤の主人公の鎧としてさっそく鍛冶を行うことになるだろう。
その後は【せいどうのよろい】に役目を譲って売却となるだろうが、後にシルビアが加入した際に小さなうろこが余っている場合はとりあえず作ってあげるといい。