【おうじのてがみ】

Last-modified: 2024-04-17 (水) 10:09:52

DQ4

【ボンモール】の王子【リック】が恋仲にある【エンドール】の姫【モニカ】へ宛てた【手紙】
第3章で、トルネコがリックから夜に城の脇にてこっそり受け取る。
リックの父【ボンモール王】はエンドールに攻め込もうとしていた。
そこでリックはこの事をモニカに伝えようとトルネコに手紙を託す。
ちなみに、王子からは「姫に渡してください」と依頼されたのに、エンドールのモニカの前でこのアイテムを使うと、なぜかトルネコが読んで内容をモニカに伝える『いや他人の私信を受取人の前で読み上げたりしないだろ封したまま手渡せよ』というツッコみどころがある。そんな、ひどい…
しかし、それだとプレイヤーに手紙の内容がわからず、本当にただの使い走りになってしまうので、このような演出になっているのだろう。
 
ちなみに、道具覧からこのアイテムを選択して、【みる】のコマンドを実行すると分かるが字がおっそろしく汚いらしい。
トルネコは「こいつを すらすら よめるのは わしぐらいのもんだ。へへん!」と威張る。
リメイク版は「私なら辛うじて読めますが、やれやれ」とため息をつく。
これは「トルネコが声に出して読む」という演出への違和感へのフォローのためだと推定される。誰も読めなかった場合、手紙としての役割を果たせなくなってしまうが…
しかし、後にこれが「王族のくせに綺麗に字が書けない」というネタとしてDQ6で再登場した。
王子の手紙に関しては、普段は自分で手紙を書いたりはしないリック王子だが、今回は父親が攻め込もうとしている国の姫にそのことを伝えようとする内容なので城の者に書いてもらう訳にはいかず、慣れないことをして自分で書いた結果汚い字になってしまったとも考えられなくもないが・・・。知られざる伝説で、ネネやロレンスがそれぞれ主役を務める章において、この手紙を手にするも全く読めずにいる。
 
FC版では夜中で誰もいないモニカの玉座の前で使用してもイベントが発生する。
この場合、誰もいないのにモニカの声は聞こえるが王が手紙を渡すシーンは発生しない。
しかしなぜか王の手紙は手に入っている。
FC版DQ3における【ラーのかがみ】【ボストロール】のイベントを彷彿させる。

因みに、DQ7に登場するのは【キーファのてがみ】

CDシアター版

ここに関する流れは大体原作通り。
字が汚いことに関してモニカ姫は「よほど急いで書いていたから」、と推測していた。
そしてトルネコは「こんな汚い字を読めるのは私くらいかなぁ…」と小声でつぶやいている。
なお冒頭の「愛するエンドールの姫 モニカへ」と読み上げる際、モニカ姫が照れる反応を見せる一方でエンドール王は「んんん!?」という感じの唸り声を上げている。