【おてんば】

Last-modified: 2024-01-15 (月) 08:20:14

DQ3(リメイク版)

能力補正

ステータス補正順位
【ちから】+10%8/46
【すばやさ】+10%10/46
【たいりょく】-20%42/46
【かしこさ】-10%30/46
【うんのよさ】-10%23/46

解説

DQ3に登場する女性限定の【性格】の一つ。
海外版では「Tomboy」。そのまま「お転婆娘」とか「ボーイッシュ」といった意味。
初期性格でこの性格にできないのは【勇者】のみ。
初期性格以外でこの性格になるには、アイテム【おてんばじてん】を使う必要がある。
 
総合的に見るとマイナス面が目立つが、打たれ弱いということに注意すれば【武闘家】【盗賊】との相性は良い。
と言うのも、力と素早さが両方上がりやすい性格は、これか【みえっぱり】しかないためである。
…完全上位互換の【セクシーギャル】を除けば。
 
セクシーギャルの下位互換性格は17種類存在するが、その中でセクシーギャル同様女性限定なのはこの性格のみ。
故に他の16種類と違って、男性の仲間にセクシーギャルの代わりに使ってもらう事も出来ず、ある意味最大の被害者ともいえる性格である。
新規登録時にセクシーギャルになれない【戦士】・武闘家・【商人】はともかく、それ以外の【職業】はこれになるぐらいならセクシーギャルでの登録を目指した方が良い。
性格の性能そのものは悪くないのに外的要因のせいで使えないという悲劇の存在である。
 
唯一セクシーギャルに優る点として、性格変更アイテム(おてんば辞典)の入手はこちらの方が早い。
とはいえセクシーギャルになるための【ガーターベルト】と違って本なので気軽に使えず、そもそもおてんば辞典が貴重品なのでアイテムコレクターにとっては使うこと自体がNG。
また入手が序盤も序盤なのでそこでわざわざおてんばに変えるよりは、上記の通り最初からセクシーギャルで登録した方が良い。
おまけにガーターベルトの入手もそれから大して遠くない時期なので、結局使おうにも使い道がないという悲しい事態になる。
 
ちなみに後発作品でもお転婆タイプの女性キャラがちらほらおり、特にDQ4の【サントハイム】王女【アリーナ】姫の性格は顕著。これでなければ【おとこまさり】だろう。
彼女がメインの章も【第二章 おてんば姫の冒険】という名前である。
とはいえどちらの性格もアリーナのような成長の仕方はしてくれないのだが。
……まぁDQ4でのアリーナは賢さ以外全部カンスト可能という才能の塊なので、そんな性格があったらセクシーギャル以上のバランスブレイカーと化していたと思われる。
 
あの【ビアンカ】【おてんば娘の弓】なる【武器】がある辺り、公式でこの性格なのだろう。
ヒーローズでのビアンカの【MP】とまりょくが魔法を使うキャラのわりに低いのはきっとそのせいである。
DQ8の【ゼシカ】もおそらくこの性格だろう…と思ったらDQ11(3DS版)で公式におてんば扱いされている。
そしてさらにDQ11の仲間でも【ベロニカ】【マルティナ】がおてんばと呼ばれていた時期があったりと、どうもDQシリーズは活発的な女子を何でもおてんば扱いする傾向が強い。
 
なおお転婆とは男勝りな娘の事を指す単語なので、男勝りと同じ意味になってしまう。
能力補正は結構違うのだが、この違いは謎である。
言葉のニュアンスや能力補正から、男勝りは姉御肌、こちらは無邪気さを想定しているのだろうか。