【おびえ】

Last-modified: 2023-05-23 (火) 01:08:46

概要

【不思議のダンジョン】シリーズ、DQ10~11に登場する【状態異常】の一つ。
トルネコ2に登場する同一名の戦士の技についてはこちら【アンクルホーン】の特殊行動に関しては【おびえの色を見せる】を参照。

DQ10

【おたけび】を筆頭に、恐怖で動きを止める効果がこれに該当する。
この効果のヒット率は、この「おびえ」耐性が影響する。
【フリーズブレード】等による凍結状態も、この耐性で扱われる。
(詳細は【休み】/【おびえ】の項目を参照)

DQ11

DQ10と同じく【1ターン休み】状態の一種。
引き続き凍結もこれに含まれ、さらに【リーズレット】の使ってくる【雪だるま】化なども加えられている。
今作ではおたけびは転倒系の休みに変更されている。
パーティメンバーの中では【セーニャ】がこの状態異常を受けやすい。逆に【グレイグ】は少し耐性を持っている。
 
本作では、この状態異常に耐性を持つ敵が異様に多い。
プレイヤー側も【フリーズブレード】【一喝】でこの状態異常を扱えるが、それらを習得できる頃には出現する敵のほとんどが耐性持ちという不遇さである。
例えば【スライム】は通常個体は怯えを弱点としているのだが、この時点では【復活の呪文】でも使わない限りまず習得できず、普通に使えるようになってから出現する強個体は弱耐性を持っている。
弱いモンスターですら99%の耐性(=一喝以外はまず効かない)を持っている者が少なくない。
3DS版なら【冒険の書の世界】限定の弱いモンスターは全員がこの状態異常に無耐性なので使えなくもないが、大抵は【眠り】などの他の状態異常にも無耐性なのでそちらを使った方が良いのは言うまでもない。
【ルキ】【ほえる】が最序盤の無耐性の敵に対して猛威を振るうのはほとんど全てのプレイヤーが目にするが、以降は敵がこの状態になるのをほぼ見なかった人も多いはず。

不思議のダンジョンシリーズ

しばらくの間、倍速状態になるかわりに移動以外の一切の行動がとれなくなる。
攻撃やアイテムの使用はおろか、アイテムを拾ったり階段を降りることすらできなくなる。
また、状態中は体色が明るい緑色に変化するのも特徴。
【おびえの杖】【ようじゅつしの杖】(ランダム)の他、トルネコ2では同名の【戦士】の技でも発生させられる。
また、トルネコ3では武器におびえの杖を【異種合成】することでもこの状態を付与させられるようになる。
バーサーカー状態かイカリ状態になると解除される。
 
とにかく逃げることしかできなくなるのでプレイヤーがかかると非常に危険な状態異常。
倍速になるためか、効果時間が長めになっているのも厄介でなかなか解けない。鈍足のワナなどで速度を下げられるとより効果が長引いて悲惨である。
素振り=罠チェックもできなくなるので罠も怖い。
幸いこの状態異常を発生させてくる可能性があるのは基本的に【ようじゅつし】のみ。杖の効果で発生させてくるのでトルネコ2なら必需品の【魔法の盾】で予防可能。
しかしトルネコ3では激レア品の【魔封じの指輪】ぐらいしか確実な対策が無く、しかも鈍足状態のデメリット付きなので、実質防御するのは不可能と言っていい。
 
モンスターならこちらから逃げていくようになるので一時的だが戦闘を回避できる。
【ポポロ】の仲間モンスターも【いっしょにいてね】【ここでまってて】以外の作戦でこの状態になるとどこかへ行ってしまう。
ただし、モンスターは混乱・踊り・目潰し状態になるとたとえおびえ状態中であっても攻撃できる。……ずるいとか言ってはいけない。

少年ヤンガス

基本的な仕様はトルネコシリーズとだいたい同じ。
カウンターでこの状態を発生させられる【大おやぶんの盾】が登場。
今作では体色が暗い青色に変化する。
 
基本的にモンスターに使用者は存在しないが、せいぜい【きめんどうし】系が床に落ちている【おびえの杖】拾って使用する可能性がある程度に落ち着いたので、前作と比較すると危険性は大幅に下がった。
【ドラゴンキッズ】【バーサーカー】はこの状態にしないと捕獲できない。
今作ではこの状態中のキャラクターが何らかの物理ダメージを受けたり、またそのモンスターにダメージを与えたりすると【ワープ】する仕様になった。