【おれにまかせろ】

Last-modified: 2023-07-22 (土) 15:05:31

概要

DQ6より、【じゅもんせつやく】と差し代わる形で新たに追加された【作戦】
記事名の「おれにまかせろ」は【主人公】が男性の場合の作戦名であり、女性の場合は「わたしにまかせて」という名前になる。
敵にダメージを与える行動を一切取らなくなり、防御や回復呪文、補助呪文などでサポートに回る。
敵の【耐性】を見切って通用しやすい補助呪文を使ったり、ブレスが得意な敵には【フバーハ】など各自判断してくれる。
 
後述の通り個別に作戦指示のできないSFC版DQ6ではほとんど存在意義のない作戦だったが、個別に指示ができるようになってからは意義が生まれた。
一見守りを固めるだけで一切攻撃しなくなるので役に立たないように思えるが、【トルネコ】の「宝箱を奪う」発動を狙う際に攻撃して敵を倒してしまわないように待機させる為の指示として使うことができる。
また狙った【仲間モンスター】を最後に倒したい場合やアイテムドロップを狙う場合など特定の敵を最後に倒したい場合に、仲間が勝手に攻撃して狙いと違う敵を倒してしまわないようにさせる場合も有効。
回復や補助をさせたい場合は【いのちだいじに】などでも良いが、何らかの事情で主人公以外の仲間に攻撃をさせたくない 且つ 回復や補助は行って欲しい場合の作戦となる。
手作業でしていた防御や回復を【AI】に任せられ、盗み待ちや仲間モンスター勧誘中の作業プレイを軽減してくれる。
以上の特性からスキルの【ぬすむ】【スーパールーレット】とも相性が良い作戦と思われるが、作品内で両方が登場する機会はまだ得られていない。
 
注意として、【ぼうぎょ】については大抵「することがなくなった時に行う」という扱いで、敵の攻撃が激しいので下手な補助行動をするよりは防御の方が有効というような状況を考えた行動は行わない。
この為、防御以外に行える補助行動があるなら(それがどんなに効果の小さいものでも)お構いなしに使うことが多く、回復が遅れるケースもあるので注意が必要となる。
 
なお、男性主人公の一人称は「おれ」でイメージされている作戦名だが、小説版、CDシアター版、コミカライズ版では「ぼく」を利用している主人公が圧倒的に多く、一人称「おれ」の主人公は少数派となる。
ゲーム本編でも、判明している範囲ではDQ4(混乱時)DQ5(幼少時)DQ6(肉体)は「ぼく」、DQ1DQ3(FC版)は「わたし」である。
「おれ」を使うのは、DQ3(リメイク版)と小説・CDシアター版のDQ6(精神)位か。詳しくは【主人公が喋るシーン】を参照。
 
DQ8・DQ9ではしばし消滅(代わりに前者には【テンションためろ】、後者には【いろいろやろうぜ】が登場する)していたが、その後DQ10オンラインで【めいれいさせろ】との入れ替わりで復活を果たした。
 
ちなみに主人公が【パーティ】にいないと基本的に誰も攻撃出来ず、【戦闘】が終わらなくなってしまう。まぁ当然ではある。

DQ3(ガラケー版以降)

個別指示可能なので使える場面もある。

DQ4(リメイク版)

「じゅもんせつやく」と「いろいろやろうぜ」の代わりに、これと【めいれいさせろ】が登場した。
リメイク版DQ4、特にDS・スマホ版では【トルネコの盗み】を活用する際になかなか便利。
彼に自己回復用の【ちからのたて】を持たせた上でこの作戦を指示して【馬車】の外に一人放り出し、後は盗んでくれるまで待てばいい。
ある意味この作戦が一番輝く作品かもしれない。
ただし【トルネコの特殊行動】の中には、滑って転んだり商人軍団を呼んだり(PS版のみ)して攻撃するものがあるため、盗む前にうっかり倒してしまう場合もある。
こればかりは運次第。
 
またPS版に限り【クリフト】も独断で【ザキ】を唱えて攻撃することがある。
この二人は歴代でも数少ない『「おれにまかせろ」中でも攻撃を行う』メンバーだが、ようは作戦を堂々と無視しているだけなわけで……。

DQ5(リメイク版)

「じゅもんせつやく」の代わりにこれが登場した。
しかし、リメイク版(特にPS2版)のAIアルゴリズムはあまり出来がよろしくない。
【主人公の声真似】で「めいれいさせろ」からAIに変えられると非常に痛いのはどの作戦も同じである。

DQ6

初登場のDQ6ではまだ個別に命令出来ない為、「攻撃するキャラが主人公のみになってしまう非効率的な作戦」という扱いを受けている。
せめてAIが【アイテム】を使ってくれれば、【ゲントのつえ】などでもっと有効利用できたのだが。
主人公の声真似を使用してくる敵のためにある、という印象が強い。

リメイク版

個別に作戦が指示できるようになったため、守りに徹したいボス戦などで補助役の仲間に指示しよう。
時には【めいれいさせろ】以上に的確な行動を取ってくれる。

小説版

【ムドー】に精神と肉体を分離させられる前の主人公が【レイドック】から出発(失踪)する際、【トム】達に「俺に任せろ。おまえたちは城と町を守りぬけ」という書き置きを残している。

DQ7

DQ7では一切攻撃を行わなくなるのを利用して【まものならし】もしくは【まきばの杖】を使ってる間の時間つぶしをさせることもできる。
【バイキルト】【ルカニ】を覚えてる仲間がやたらと【MP】を浪費してくれるのはご愛嬌。

DQ10オンライン

主人公が死んでいるときは「バッチリがんばれ」基準の行動をするようになった。
「めいれいさせろ」がない本作では、仲間が勝手に攻撃しないようにする唯一の作戦でもある。
詳しくはこちらを参照。