【きんのゆびわ】

Last-modified: 2024-03-10 (日) 04:54:34

概要

金でできた、何の変哲もない指輪。
装飾品としての価値は低いが、錬金素材として使うことが多い。

DQ6

初登場の6では非売品。守備力+5、かっこよさ+5という平凡な効果の装飾品だが、最序盤である【試練の塔】において、ちょっとしたイベントアイテムとして印象的に使われる。
塔の最上階付近に、3つの扉が並ぶフロアがあり、それぞれの扉の前にいる人物が言うヒントから正解の扉を選択する場面がある。
正解は左の扉で、真ん中の扉は【ダメージ床】のあるフロア、右の扉には小部屋につながる【階段】があり、その小部屋にいる男に「今回の志願兵はなかなかやるじゃないか。よろしい。私の負けだ。さあこれを受け取るがよい。」と、これを渡される。主人公を褒めるあたりがよくできた罠である。
そのまま「さあこれを持ってお城へもどるがよいだろう。」と帰還を勧めるが、これを【ソルディ】兵士長に見せようものなら「ばっかものっ!私がたのんだのはこんな物じゃないはずだ!」としこたま怒られる(この時にはご丁寧に【悪のモチーフ】まで流れる)上、徒歩で帰った場合は再挑戦しても頂上一番乗り失敗フラグを3つ満たす(塔への再入場・扉の複数開放・7Fからの飛び降り)ことになり、頂上一番乗りと【レイドック】兵士の座を【ハッサン】に奪われてしまう。
レイドックの町で兵士が「お前はやけにのんびりだな。まあそれもよいだろう。あせってしっぱいすることも世の中には多いからな。」というちょっとした心得も教えてくれる。
 
なお、ここから戻るためには、塔の外観から【キメラのつばさ】【ルーラ】で脱出する、もしくは正解の扉を開けて塔の頂上まで行き【ネルソン】の左側にある帰り道を経由することになる。
これは道のりに飛び降りる箇所が多く、来た道をそのまま引き返せないためである。なお、4階以上のフロアには敵も出現しないため、ここまで来たら【デスルーラ】もできない。
ネルソンに負ければ飛び降りフラグを回避して城へ帰れる(送り返される)が、そうすると今度は全滅という別のフラグが加わってしまうのでやはり一番乗りになれない。
ソルディに怒られつつ一番乗りになりたいなら、キメラのつばさやルーラでの脱出は必須である。
 
リメイク版では指輪をくれる男の台詞が「~それを持ってお城に戻るがいいだろう。ソルディ兵士長が求めていたものがそれだと、おぬしが考えるならばな」と変更され、罠であることがわかりやすくなっている。
一番乗りに失敗する条件はあくまで「フラグを3つ以上満たすこと」なので、入手だけしてそのまま頂上を目指せばフラグは扉の複数開放の1つだけなので普通に両取り可能。もちろん先に頂上で本物の試練の証である【くじけぬこころ】を入手してから引き返してこちらを入手しても良い。
なお、一番乗りに失敗しても事実上デメリットは全くない(せいぜいネルソン撃破時の経験値を損するくらい)。
また、くじけぬ心をレイドックに持ち帰って兵士長に見せてしまうと、男から金の指輪をもらえなくなる。
平凡な性能とは言え、序盤では貴重な装飾品なので、実は「一番乗りに成功して、これを取り損なう」というパターンの方が損である。
しかも、同じ部屋には【ちいさなメダル】もあるので、とりあえず一度は来ておいた方がいい(ちいさなメダルを回収するだけならイベント終了後でもOK)。
 
【ゆめみのしずく】で主人公とハッサンの姿が見られるようになるまでの間、主人公にとって伸びにくい身の守りを補う装飾品なので貰っておくとそこそこ役に立つ。
 
だいぶ後に【アークボルト】の北東にある民家のタンスからもう1個出てくる。
イベントアイテムとして設定されているためか、試練の塔での入手時と同様に「テッテッテッテッテン♪」と【アイテム発見】のSEと共に手に入るが、当然今更入手しても何も得せず、売却もできない。
試練の塔での入手法に気づかないままここまで進め、何かしら今後のイベントに使うアイテムだと勘違いした人もいるかもしれない。
【おどるほうせき】が稀に落としていくこともある。

DQ7(PS版)

本作では欠席しているが、データ上は存在しており何らかの理由で没になったようだ。
今回は全体的に装飾品の入手タイミングが遅く、いのりの指輪ですら湖の洞窟まで行かないと手に入らない。
いのりの指輪以下の性能しかないコレを出すタイミングが難しかったためにボツになったのかもしれない。

DQ8

DQ7では登場しなかったがDQ8で復活。
普通の装飾品として再登場。守備力+10で、冒険中盤の【サザンビーク】のバザーで売り出されている。
また、【パルミド地方】の宝箱(要【まほうのカギ】)と【ベルガラック】(【ギャリング】)家の中なのでベルガラック到着直後は拾えない)で拾え、
敵からは【イーブルアイズ】(1/256)、【夜の帝王】【ゴールドマン】【グール】【ブラッドハンド】(各1/128)がレア枠で落とす。
3DS版では【ゴールドニャン】が高確率でドロップする。
 
特徴がないという特徴を活かし、本作では装飾品としてよりも錬金素材として活躍。大半の指輪系アイテムの基礎素材として使われる。
ただし2000Gと割と高価なので、店で買うなら財布や他の入手状況と相談しよう。
しかし、眠らせたり混乱をもたらしたりする武器と組み合わせることで、それらの状態異常を防ぐアイテムになるというのは、イメージとしてはわかりやすいが微妙に釈然としないものがある。…どくばりに至っては状態異常の「毒」とは何の関係もない武器だし。

レシピ一覧

DQ9

純金でできた守備力が上がる指輪。
守備力+2とえらく弱体化し、ほぼ錬金素材専門のアイテムに。
販売値段も220Gに下がり、売られるのも【セントシュタイン城】が初出とかなり速くなった。金の価値大暴落である。
 
もっともこれを素材に練金できる耐性付き指輪の耐性が前作のものと違って完全耐性になったためプレイヤーからの価値は大幅に上がった。
金策錬金術で有名な【ゴールドメイル】の素材でもあるため、やった人からは何千何万と買われている。
 
敵からは【ゴールドマン】【ウィングデビル】(各1/32)が通常枠で、【ドラキーマ】(1/64)がレア枠で落とす。
また、【峠の道】の赤宝箱や、【宝の地図】の青宝箱(ランクH)からも入手できる。

DQ10オフライン

【ヴェリナード城下町】【アクセサリー屋】で4000Gで販売されているほか、【ゴールドオーク】【ひとくいばこ】のレアドロップでもある。
装備時には、守備力+2、みりょく+2の効果。
【合成屋】で、守備力+2、きようさ+2、すばやさ+2、みりょく+2のいずれかを付けられる。

DQ10オンライン

【ごろつき】のレアドロップでもある。合成でおもさが付くため、愛用する者も一部にいる。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

全員が装備可能な指アクセ。打ち直しには宝珠が4個必要。

-+1+2+3
守備力56810
魅力891011

最も基本的な指輪ということで、性能は【いのりのゆびわ】の下位互換。
 
【ふしぎな鍛冶】での作成レシピは【黄金の指輪入門】に記載。
必要材料は【きんのこうせき】×2のみで、クエスト【鍛冶職人の親心】のお題として【レシピブック】と材料が貰える。
また【ドラキーマ】(邪Ver含む)がレア枠で所持している。
 
上記クエストではプラス補正付きのこれを作る必要がある。
クエスト受注後に作ったコレを持ち逃げすることも可能だが、クエスト報酬の【クロスブーメラン】の方が有用なので素直に差し出したほうが良い。
アクセ装備としては、【ホムラの里】【ダーハルーネの町】までの間では強くも弱くも無いという性能だが、この序盤時期でもタダ入手できるアクセが充実しているのでクエスト以外で作る必要は無い。
売却はできのよさ0で600G。

ヒーローズ2

装備すると守備力が上がる装飾品。最初は+3しか上がらないが最大まで強化すると+18上昇する。
入手は【メダル王】との交換もしくは【リリパット】からのドロップ。

ビルダーズ1

装備中のHPが10上昇するアクセサリー。1章以外で入手できる。
 
リムルダール編では旅のとびら・青の先、【リカント】道場の屋根部分の宝箱にある。
外からブロックを階段状に積んで登っていこう。転落に注意。
 
マイラ・ガライヤ編では拠点南のバリケードを抜けた先の荒野地帯の東側に天を突くほどの長~いサボテンがあり、そこから北に7マス、東に33マス進んだ場所に埋められている。
が、実は夕方になった時にその長~いサボテンの影の先端部分が埋まっている場所を指しているので、これを知っていれば1マスずつ計らなくても簡単に見つけられる。
 
ラダトーム編では【シャナク魔法台】の安置されている洞窟の【灰岩】で塞がれた隠し部屋にある。
最初の【火をふく石像】を横切って左折した先が隠し部屋の入口。
 
基本的に少数対多数を強いられる今作では価値の大きいアイテム。
また、どの章でもまだHPの低い序盤で入手できるのも大きい。
装備するだけで【いのちのきのみ】2つ分の恩恵があると言えばなおさらである。

トレジャーズ

【お宝】の一種として登場。

お宝No.224
レアリティジャンク
カテゴリーヒストリー
コレクション防具
標準価格100,000G