【くだものナイフ】

Last-modified: 2024-03-10 (日) 04:54:41

概要

DQ5とDQ9に登場する武器。果物ナイフ。一般的な台所用品のひとつ。
日常生活で果物を切ったり皮を剥いたりするために使われる小型のナイフ。
手のサイズに合わせて作られており、DQ世界では女性が町の外を歩く際に護身用の武器として手軽に持つことも多いらしい。
かしのつえおおきづちなどと同様、武器としても使える日用品の一つである。
 
初出のDQ5では、ちょうど【ガップリン】【エビルアップル】といったDQ史上初の果物系モンスターが登場するが、彼らに対してのダメージアップ効果はない。この辺は当時の4コマでもネタにされていた。

DQ5

攻撃力+6で50G。
料理用のナイフということで人間では女性キャラのみが装備できるが、なぜか仲間モンスターの【スライムナイト】等の剣士系の装備グループも無駄に装備できる。
別にこのグループが刃物の類をすべて装備できるというわけでもないので謎である。案外料理好きなのかもしれない。
幼年時代には販売されていないが、【ビアンカ】の初期装備になっている。【おなべのふた】同様、「家にあるもので武装してきたよ」感を出すためのアイテム。
 
攻撃力自体は同じ値段の【たけのやり】より2ポイント高い。 リーチの長さ等を考慮すると竹槍の方が強そうではあるが、先を尖らせただけの竹と、広く研がれた刃を持つナイフの違いということだろうか。
ただし、さすがに主人公は素の力でビアンカに大きく勝るので、竹の槍を装備した主人公が与えるダメージで劣ることはない。
これをビアンカに装備させっぱなしにしていると、【じゅもんせつやく】ですら打撃を選択する確率が低くなりMPを浪費しがちになる。
 
なお、幼年時代ですら仮に売っていても買う意味がないこの品だが、青年時代の【アルカパ】の武器屋で無駄に扱っている。
この時期に装備できるのはスライムナイトのみで、実ダメージ+3程度なら素手で殴るのとほぼ変わらないので、この武器を買うプレイヤーはまずいないだろう。
ちなみにおなべのふた(こちらは道具屋)も同様だが、あっちは一応スライム系のグループにとってラインハット大陸では最強の盾なので「盾枠を埋める」という意味で需要がある。
 
一応リメイク版なら、ビアンカの初期装備を【ふくろ】に入れておけるが、こだわりが無ければ持ち越す意義はほぼない。

DQ9

分類は短剣。 攻撃力は4で、【たけやり】(竹の槍)と攻撃力の数値が逆転した。
最初から装備できる職業は、短剣スキルを持つ戦士、魔法使い、盗賊。
セントシュタインにて70Gで売っているのだが、実はこれ、盗賊の初期装備。
つまり盗賊の仲間を作るとこれが漏れなくついてくるのだ。
なので、わざわざお金を払って買う必要が全く無い。すぐにレイピアあたりにその座を譲り、はいおしまい。
これを装備して使ったプレイヤーもほとんどいないだろう。錬金での使い道も無く、相変わらず悲しい運命を辿る武器である。

実は一応使い道(?)はある。短剣関連のクエストでは特技で敵を状態異常にしなければならないのだが、こちらが強いとその攻撃そのもので敵を倒してしまいクエストクリアができない。
というわけでこの武器の出番というわけである。状態異常攻撃が成功したら他の強い短剣に持ち変えてトドメを刺そう。

DQ10オンライン

ミステリークエストのイベントアイテム(だいじなもの)として登場。
リンゴの皮をむくのに使われていたナイフだが、あるヒントを示している。

トレジャーズ

【お宝】の一つとして登場。

お宝No.192
レアリティジャンク
カテゴリーヒストリー
コレクション武器
標準価格25,000G