概要
DQ4から登場した移動中・戦闘中の基本【コマンド】。漢字で書くと「作戦」。
AIの作戦については【作戦】を参照。
移動中における「さくせん」コマンド
初登場のDQ4では、その名の通り作戦を変更するほか、隊列の変更を行うコマンドとなっている。
その後は作戦にかかわらず、呪文・特技・アイテム関連以外の各種操作や、寄り道要素に関する設定、ゲームのコンフィグ、通信などさまざまなものがこのコマンドに詰め込まれている。
コマンド名となっている「作戦」の概念がそもそも無いSFC版DQ3やスマホ版以降のDQ1・DQ2にもこのコマンドが登場するようになり、もはや「作戦」なのか何なのか分からないカオスなコマンドと化しているきらいもある。
英語版DRAGON QUESTではそれを表すかのように「雑多な」「寄せ集めの」を意味する ”Misc.” (=miscellaneous) と表記される。
設定できる主な内容は以下。
サブコマンド | 内容 |
---|---|
さくせんをねる さくせんがえ | 【AI】の作戦を変更。DQ9では前列後列の変更や【イメージカラー】の変更もこれで行う |
ならびかえをする いれかえをする ならびかえ いれかえ メンバーいれかえ | 【隊列】の変更。スタンバイシステムのある作品では入れ替えも行える |
そうび | 装備の変更をする |
まんたん ほぼまんたん | 【呪文】を連発して【HP】や状態変化を回復 |
どうぐせいり | 装備品以外を【ふくろ】に入れる |
ふくろせいり | ふくろの中身を種別順や五十音順に並び替え |
ちゅうだん | 【中断の書】にクイックセーブ |
せんれき 戦いのきろく | 【戦歴】画面に切り替える |
スキルポイント スキルふりわけ スキルパネル | 取り置きしてある【スキルポイント】の振り分け |
せってい せんとう速度 サウンドせってい ボリュームせってい システム設定 バトル設定 | BGM・効果音の音量や、画面サイズ、表示速度などの設定 |
たびのこころえ 旅の心得 解説書 | ゲーム進行にあたってのヘルプを表示 |
配信プレゼント プレゼント受け取り | 【ダウンロードコンテンツ】の受け取り |
タイトルに戻る タイトルへもどる | セーブをせずにゲームを打ち切り、タイトル画面に戻る |
れんきんがま (DQ8) | 【錬金釜】を使う |
チームへんせい (DQ8) | 【スカウトモンスター】のチーム編成 |
思い出アルバム (3DS版DQ8) | 撮影した【写真】を管理 |
すれちがい名場面 (3DS版DQ8) | 【ポストカード】の設定や受け取り |
クエスト手帳 (3DS版DQ8) | 【写真クエスト】の一覧とスタンプ帳の閲覧 |
しぐさ とうろく(DQ9) | 十字キーに割り当てる【しぐさ】の設定 |
プロフィールせってい (DQ9) | 【すれちがい通信】や【マルチプレイ】で表示される各種プロフィールや自己紹介文の設定 |
しばりプレイ (DQ11) | 【しばりプレイ】の状況の確認と表示設定 |
ヨッチ族を見る (3DS版DQ11) | 捕まえた【ヨッチ族】の管理とすれちがいの設定 |
戦闘中における「さくせん」コマンド
DQ4~DQ9、DQ3(ガラケー版以降)、DQ11(3DS版等)で全体への指示コマンドのひとつとして登場。
AIの作戦を変更するためのコマンドだが、DQ4では第五章で仲間がいるときでないと、またSFC版DQ5ではAI戦闘が可能な仲間がいないと表示されない。
以下の作品ではサブコマンドがあり、作戦変更以外のこともできる。
- FC版DQ4では「さくせんをねる」で作戦を変更、「じゅもんをみる」「どうぐをみる」で各キャラの習得済みの呪文や持っている道具も確認できる(DQ5以降はいれかえ→「みる」で行う)。
- DQ9では「さくせんがえ」で作戦を変更、「そうびがえ」で【武器】の変更、「はいちがえ」で前列・後列の変更を行う。
DQ11(PS4版等)、DQ10オフラインでは作戦の変更のコマンドは「さくせんがえ」となっている。
また、戦闘中に△/Xボタンで呼び出すメニューのことを「さくせん」と呼び、「さくせんがえ」「いれかえ」「状態をみる」【にげる】のサブコマンドがある。DQ10オフラインでは【あきらめる】が追加された。
ライバルズ
破壊と想像のフロンティアにて新能力「さくせん」が登場。
10種類のバフから3つが表示され、1つを受けることができる。
また商人専用の特技カードとして「さくせんがえ」が登場している。
第10弾「破壊と創造のフロンティア」に収録されたノーマルカード。
2コスト
縦1列にいる全ての味方ユニットにさくせんを出す
複数ユニットにさくせんを出せるカード。
イラストは出す作戦を悩んでいる【リッカ】。