【さざなみの剣】

Last-modified: 2022-09-13 (火) 06:51:36

DQ7

武器の一種。攻撃力+55、かっこよさ+35で、主人公とアイラが装備できる。
道具で使用すると使用者に【マホカンタ】の効果。
恐らく【さざなみのつえ】の亜種。
 
過去【海底都市】で入手できるが、この時点で攻撃力は相当なもの。
さらに今作では武具の値段高騰が顕著なので、宝箱から無料入手できるこれは嬉しい。
過去海底都市はクリア後戻ることができないダンジョンなので絶対に取り忘れないように。
ただし、【山奥の塔】【ようせいの剣】を購入していると、コレを見つけたときにちょっと後悔するかもしれない(ようせいの剣も有用ではあるのだが)。
また【ラッキーパネル】で攻撃力60越えの武器を持っているプレイヤーには見向きもされずに袋行きになることも。
のちに【コスタール】にて6200Gで買えるが、流石にこの時期になると要らない。
 
PS版では【におう立ち】しているキャラがいるときにこれを使うと、なぜか使用者ではなく、
におう立ち中のキャラにマホカンタがかかるというバグなのか仕様なのかわからない現象が起こる。
加えて、マホカンタによって呪文を反射するかどうかは、「実際にダメージを食らうキャラ」が【呪文反射】状態であるかどうかで判定されたため、全体呪文をまとめて跳ね返すことができた。
これはしばしば「さざなみにおう立ち」と呼ばれ、過去【マーディラス】編にて【メディルの使い】戦でメルビンが使ってにおう立ちすると完封できる。
ちなみに、さざなみの剣の効果中に再度剣を使えば持続ターンが数え直しになるので、コンボの継続も容易である。

リメイク版

におう立ちの仕様変更によって、におう立ち役にマホカンタするだけではこの戦法は成り立たなくなってしまったため、この武器の重要度は下がった…。
と思いきや、マホカンタをかける対象を選べるようになっているため、全員にマホカンタをかければやっぱりメディルの使いはほぼ完封できる。
割と強めの剣というのは変わっていないのだが、ラッキーパネルがさらなるヌルゲーと化し、現代ダーマの時点でこの剣よりも強く主人公の装備できる【ゾンビキラー】が手に入る確率も増えたので、相対的に価値が下がっている気がする。

余談

名前の通り刀身が波打ったデザインをしており、この剣のような形状の刃は現実世界では「フランベルジュ(炎の剣)」と呼ばれている。
幻想的な見た目に反し、斬りつけた傷口が一定ではなく治療しにくくなるというえげつない効果を持っている。ようするに【のこぎりがたな】のコンセプトがそれ。
その一方で刃が折れやすいという欠陥もある。同様に折れやすそうな複雑な形状の刀身の武器はDQシリーズではさほど珍しいというわけではないが…。