概要
DQ5で登場した【廃墟】用楽曲。
構成=A:10小節
調=イ短調
BPM=62(PS2版)
拍子=4/4
DQ3の【鎮魂歌】と似た性質を持っており、キーはイ短調だがほとんど関係ないコードばかりが使われる。
この曲の交響組曲での扱いに関しては【はめつの予感】を参照のこと。
DQ5
【ラインハット】軍によって襲撃され、ほぼ廃墟と化した、青年時代の【サンタローズ】の村で流れる。
余りにも重々しいメロディは、帰る場所を失った主人公、そして絶望に打ちひしがれながら、そこで生きる人々の悲哀の感情がひしひしと伝わってくる。
他には、【サンタローズの洞窟】最下層と【ニセたいこう】撃破直後、青年時代後半では【ベネット】の家、【大神殿】クリア直後でも使われる。最後のはようやく夫妻双子という家族が集まれたシーンであり、曲調が悲壮感だけじゃない故に使い回せるパターンと言える。
また、【古代の遺跡】攻略後に現れるセーブ画面でセーブしたデータをロードすると、再びストーリー説明部分からスタートするのだが、この時【高貴なるレクイエム】ではなくこの曲が使われる。
リメイク版
サンタローズの洞窟、ニセたいこう撃破直後や青年時代後半のベネットじいさんの家では使われなくなったが、リメイクにあたり追加された【オークション会場跡】でも使われるようになった。また、PS2版では古代の遺跡攻略後のデータをロードすると、高貴なるレクイエムが流れる。【NHK交響楽団】のアルバムにオーケストラ版が収録されなかったため、同楽団の音源を採用したPS2版では、この曲はシンセサイザー音源となっている。
ユアストーリー
青年時代前半で【サンタローズ】に戻ったリュカが【サンチョ】から天空の勇者の話を聞く場面で、『はめつの予感』から連続して使われた。
DQ11
【バンデルフォン王国跡】の地下、【風穴の隠れ家】、【ヒノノギ火山】の秘密基地、【謎の遺跡】、過ぎ去りし時を求める前の【神の民の里】及び同マップの【試練の里】の外観で使われている。
また、【ナギムナー村】の紙芝居でも使われている。
先述の交響曲版に準拠したアレンジとなっている。