【しあわせのぼうし】

Last-modified: 2024-03-10 (日) 04:55:03

概要

DQ4以降のナンバリングで皆勤の兜(頭部防具)。DQ2、DQ3で活躍した【ふしぎなぼうし】を蹴ってシリーズの常連となった(共演作はDQ7と3DS版DQ8のみ)。
 
歩くだけで【MP】が回復する効果があり、結構便利な逸品なのだが、入手に手間がかかったり個数限定だったりする。
守備力はずば抜けて高いとはいえないものの、これを装備できるキャラは基本的に後衛であり攻撃を受けにくいので、特殊効果を重視してよいだろう。
雑魚戦でMP消費をあまり気にせず呪文を使用できるようになるので、大規模なダンジョンの探索などにおいて特に役立ってくれる。
 
基本的にモンスターの出現するフィールド上で、なおかつ【馬車】システムのある作品では馬車外に出ているときのみ効果を発揮するが、街中などの敵が出現しない場所でも有効という場合もしばしばある。
ボス戦手前に雑魚敵が出現しないエリアが存在するダンジョンの場合、これを装備してそのエリアを歩き回るだけで、ボス戦に備えて安全にMPを回復できる。
中には【ラスボス】戦直前でこの手段がとれる作品も。
 
ちなみにその見てくれは、メキシコ人が被るソンブレロに似たピンクのつば広帽子の先端に同色のでかい花が咲いているという、おそろしく奇抜なデザイン。
そのせいかDQ6とDQ7では、【かっこよさ】が低いどころかマイナスの値を叩き出している。
 
その珍妙な出で立ちからドラクエ4コマでは度々ネタにされ、帽子の影からツバを覗かせたら【ブライ】の顔が出てきてモンスターを驚かせたりした。

DQ4

守備力15、売値11G。
【クリフト】【ブライ】【マーニャ】【ミネア】が装備できる。
【ちいさなメダル】4枚と交換で手に入るほか、【はぐれメタル】がまれにドロップする。
 
MP回復量は「4歩につき1ポイント」と、敵の出現率を考えるとかなり微量。
先述の通り、装備者が馬車内にいると回復効果は発動しない。また海上を移動している際も同様。
したがって、これを装備しているからといって好き放題呪文を使えるというものでもない。
調子に乗って攻撃呪文を撃ちまくれば即座にMPが枯渇してしまうし、帽子の効果を利用して回復させるには呪文が使えない状態のまま馬車外に出しておかなければならなくなる。
とはいえ「歩いているだけでMPが回復する」という効果は優秀なので、馬車外に出ている呪文使いキャラに装備させておけばそれなりに役立つことだろう。
ボス戦までMPを保持したまま進むことを前提に立ち回れば、道中でのベホイミや作戦「じゅもんせつやく」の設定時に優先して使うバイキルト程度の消費は十分賄える。
 
ブライとマーニャにとって最も守備力の高い頭防具であり、ミネア、クリフトにとってはそれぞれ2番目、3番目に当たる。この順列は4人全員が装備できる【マグマのつえ】と同じ。厳密には誰にとっても【じゃしんのめん】が最も守備力が高いが、常時混乱のため使えたものではないので…。
【はぐれメタルヘルム】が貴重で取り合いになりやすい(あるいは入手をスルーされることもある)こともあって、ミネア、クリフトにとっても最終装備の有力候補に挙がってくる。
ミネアはHPの低さから自ずと最後尾に配置されることになるので、はぐれメタルヘルムで敵からの打撃に備えるよりもMPを補充できるこちらを優先させたほうがいいだろう。
クリフトは魔法職にしてはHPや守備力が高く前衛で壁役も担えることから、前衛に立つのであればはぐれメタルヘルムを装備させたいが、後衛に置くならこちらで。なお、2番目に固い【てつかぶと】との守備力差はたった1なので、MP回復効果があるこちらが優る。
ちなみに、FC版には【幸せのベホマラー】というバグがあり、戦闘終了直後にベホマラーを使うことでほぼ全回復ができる仕様となっている。クリフトにこの帽子を被せて毎戦闘後に回復を任せると回復でMPをほとんど消費せずに済むため、MPが枯渇しがちな長いダンジョンなどでは有効な手段となる。
ブライは、この帽子を逃すと次点はなんと序盤装備の【かわのぼうし】までランクダウンしてしまう。ある意味、防具として最も切実にこれを必要としているといえる。
マーニャにとってもこれより優れる兜はないので、とりあえず被せておいて損はない。ただし、マーニャの装備できる【きんのかみかざり】は皮の帽子ほど守備力差は開いておらず、しかもこちらには【メダパニ】耐性持ちという強みがあるので、ブライに比べると優先度は低め。
 
なお、【トルネコ】盗んでもらう場合、幸せの帽子とはぐれメタルヘルムの入手難度はほぼ同格。
一方でメダル交換では、はぐれメタルヘルム1個に必要な枚数で幸せの帽子が5個(もしくは【きせきのつるぎ】1~2個&帽子を1~3個ずつ)手に入る。
幸せの帽子をクリフトとミネアの最終装備にする&他の重装備組全員にはぐれメタルヘルムを揃える、というつもりであれば、メダルはこちら(&奇跡の剣)に費やした方がお得。
 
ただ盗まなくても、はぐれメタルがドロップする確率は1/128と低いながらもそこそこ期待できるので、はぐれメタルを狩っていたら偶然ポロっと落とすこともあり得る。
はぐれメタルヘルムに比べたら遙かに現実的な確率である。
メダル交換で先に4人分揃えてしまうとドロップした時に持て余すことになってしまうが、この場合は運が悪かった……いや、良すぎたと思うしかないだろう。
メダル交換は高攻撃力&他の入手手段が終盤のボスのドロップのみである奇跡の剣(もしくは1枚交換の割には高性能な【てんばつのつえ】)をまずは優先し、次に幸せの帽子orはぐれメタルヘルムを必要分手に入れる、という順番にするのがおすすめ。
 
ちなみにエンカウントの発生しない【すべる床】でも有効なので、同じところをグルグル廻っていれば半永久的にMPを回復させられる。
【王家の墓】【闇の洞窟】といった難所で都合よく(?)滑る床が一部配置されているので、覚えておいて損はない。
 
すべる床よりも時間がかかるのが難点だが、他に有効な回復ポイントとして【デスキャッスル】の外観が挙げられる。
同所は外観のマップ上にいるときは敵が出ないので、出口付近の【デスマウンテン】直前にMPを補充できるのが便利。
 
ちなみに、これを装備したキャラが装備コマンド以外の手段(わたす、すてる、うる、あずける)でこれを外すと、外した後もMP回復効果が持続するというバグがある。
1個の幸せの帽子で複数キャラのMPを回復できる…と言いたいところだが、誰かが装備コマンドを実行した時点でバグが解消されるため、さしたる利用価値はない。残念…というか、もし有効ならゲームバランスが少し崩れてしまうところだった。
強いて言えば馬車なしダンジョンの前に道具の空きができることぐらいだろう。

リメイク版

小さなメダルが累積制になったことで、43枚集めた時に貰えるようになった。
このため、早期入手や複数入手することがFC版に比べて困難となったが、DS・スマホ版では【トルネコの盗み】率がFC版より上がっているため、船さえ入手すれば【王家の墓】1Fで【はぐれメタル】から盗むことは可能。
 
MP回復量は「4歩で1」のままだが、フィールドの拡大とそれに伴う移動歩数の計算式の変更、エンカウント率の低下などにより、FC時代より格段に回復効果が高まった。
やはり「これを装備しているからといってむやみに呪文が使えるというものでもない」のだが、【ベホマラー】程度であれば戦闘後に毎回唱えても次の戦闘までには回復しきれるくらいにはなっている。
MP回復量は「8歩で1」と半分の効果だが【めがみのゆびわ】が逆輸入されており、そちらは【勇者】も装備可能。
なので、女神の指輪は優先して勇者に回し、こちらをクリフト達に装備させるといい。
防具としてはブライが最も必要とするのはFC版と同様。
 
また、少々変わりどころの使い方として、移民を集める際の【ルーラ】係に装備させておくという手もある。
PS版ではお目当ての移民を求めて全国を行脚することになるが、その際のルーラ消費もばかにならない。
そんな時、これを装備させておけばどれだけルーラを使おうともMPが減ることはなくなる。
MPくらい宿屋で休めばすぐ回復できることなのだが、その僅かの手間さえ惜しむ人にとっては必携の品。
なんだかんだで需要の尽きることのない帽子である。

DQ5

守備力35。【グランバニア】城の教会の手前を右手に曲がった先、階段脇の隠し部屋にとてもいえないものと共に安置されている。いわゆる隠しアイテム。
6750Gで売れるが一品物なので手放さない方が良い。
【ビアンカ】【フローラ】【女の子】【サンチョ】【装備グループ】Bのスライム族が装備できる。
他になぜかMP0の【キラーパンサー】が装備できる。
 
MP回復量が「1歩につき1」に変更。SFC版換算なら1歩=0.5マスなので、DQ4と比べて実に8倍のペースで回復することになり、一躍一線級の実用アイテムにのし上がった。
例えば女の子なら【バイキルト】を毎戦闘使えたりするし、スライムもメダパニをガンガン使っていける。【ホイミスライム】【ベホマスライム】に装備させ、無限回復要員にする利用法などがある。
町の中でも有効なので、町中を練り歩きながらザオラルによる無限蘇生などにも利用できる。
他にも、敵の【パルプンテ】によるMP0対策として、【リレミト】係に装備させるなどの防御的な使い方もある。
滑る床でも有効なのは前作と変わらず、さらに【トロッコ洞窟】【トロッコ】でも有効となっている。
 
この帽子を装備して連れ歩く限り、「MPは常に全快している」といっても過言ではない。
【エルフののみぐすり】【いのりのゆびわ】といった即効のMP回復手段もあるにはあるが、やはり「無限」という強みは大きい。
装備させるキャラを間違えなければ【たたかいのドラム】【やまびこのぼうし】に次ぐ、なかなかのバランスブレイカーであることは事実。
特に魔法の燃費が非常に悪く、山彦の帽子を装備させるメリットが薄く、打撃戦力としてもそこそこ有能な【スライムベホマズン】とはベストマッチとも言える。
 
とくにSFC版だと入手時期がグランバニア到着直後と前述の2つより圧倒的に早いので、冒険に長く役立ってくれる。
ただしこれもSFC版のみだが、すぐに妻に装備させてしまうと、直後のイベントで離脱されて終盤まで返ってこないという罠があるので注意。
スライム系の仲間か、それがいなければ(MP0なので特殊効果は生かせないが)キラーパンサーに装備させておこう。
もっとも、在り処が自力では発見しずらく、この隠し宝物庫の存在に言及する住人もいないので、クリアまでに入手できなかったプレイヤーもいるだろう。
 
首尾よく隠し宝物庫から入手し、妻ごと持ち去られもしなかったなら、青年時代開始直後から女の子の兜として長く活躍してくれるだろう。
【かぜのぼうし】をプレゼントした【コリンズ】涙目である…。
山彦の帽子の入手後もお役御免になるわけではなく、山彦の帽子が回ってこなかった2人目の魔法キャラに装備させたり、MPの補充のために山彦の帽子と交互に付け替えるといった活用ができる。
 
欠点は、やはり馬車外に出して連れ歩かなければ効果を発揮しないこと。
仮にホイミスライムやベホマスライムに装備させた場合、回復特化型で攻撃能力がほぼ皆無の彼らをスタメンに置かざるを得ない。
馬車を連れていける場所であれば戦闘開始時に入れ替えればいいだけだが、馬車持ち込み不可のダンジョン内だとそうもいかない。
彼らに【メタルキングのけん】を装備させているような状況ならともかく、3人しかいないスタメンの1人が攻撃面でほぼ戦力外になってしまうので、やはり装備させる相手は熟考して選びたいところ。
装備できるモンスターは実質【装備グループ】Bのスライム族のみ。呪文(のみ)を強みとする仲間モンスターは他にいくらでもいるはずなのだが…。
 
ちなみに、裏技の使用を厭わないのであれば、このアイテムは【ひとしこのみ】の条件を満たす最後のアイテムとなる。
完全にゲームバランスを崩壊させてしまうので、発動させるかどうかは自己責任で。
 
公式ガイドブック下巻のモデルは【キングスライム】
はッ…はどうしたァァッ!!

リメイク版

視点を90度回転させることで入り口を見つけやすくなったが、宝物庫の扉を開けるのに【さいごのかぎ】が必要になったため、入手は【ブオーン】撃破後までお預けとなった。
他にも青年時代後半に行けるようになる【すごろくの穴】の景品、クリア後の【謎のすごろく場】の地下4階の宝箱と、計3個入手できる。
なお、謎のすごろく場の宝箱は最後のループのゴールマスの後にあるが、マスの配置の関係上、単にゴールを目指すよりも到達が難しい。まず、ゴールの手前が落とし穴や進むマス、戻るマスなどで用意周到に守られている。そしてゴールマス自体に止まってしまってもアウトである。つまり、落とし穴などの並ぶマスの手前からぴったりの数字を出さなければいけない。
 
山彦の帽子が削除されたことにより、存在感は大幅に増した。
回復量は相変わらず凄まじく、これを装備しているだけで道中のMP切れがなくなるどころか、完全回復が可能。
特に【フローラ】はベホイミを習得しているので手間を厭わなければ体力のリソース問題すら解決する。戦闘中にバイキルト、イオナズン、メラゾーマをパナし、終わった後にベホイミ3、4回を使っても少し歩けばMPは満タンになる、と書けば異常な効果の程が伝わるだろうか。
 
ただ女性陣は山彦の帽子を失った一方で、クリア後には2つ目の【おうごんのティアラ】が手に入るようになった。なので、最終的にはスライム系モンスターに回してやるとよいだろう。
 
PS2版の公式ガイドブック下巻の巻末のベストドレッサーカタログでは、女の子が【てんばつのつえ】【けんじゃのローブ】との組み合わせで装備している。
 
DS版では新たに【プリズニャン】も装備可能。
キラーパンサーと異なり魔法を使えるが、MPの使い道はせいぜい【ベホイミ】【メダパニ】どまりなので、装備する必要性は薄いか。
無限回復要員として考えると、プリズニャンは【こおりのやいば】を装備可能でちからもそこそこ高いため、ホイミスライムやベホマスライムよりは戦闘の役に立つ。終盤まできてベホイミではさすがに回復量が物足りないが、スライムベホマズンを加入させていない場合は検討の余地がある。
なお女性陣で唯一【デボラ】は装備できない。もっとも、物理攻撃主体の彼女にはあまり必要ない代物だが。

DQ6

守備力35、売却不可。
【ミレーユ】【バーバラ】【チャモロ】に加え、装備グループA・B・Eのモンスターが装備可能。
前作のMP回復性能が強力すぎたと判断されたのか、大幅な下方修正を食らう。
フィールドで8歩、城・町・ダンジョン内で16歩(実質フィールドと同じ距離)歩くごとにMPが1回復するという、初登場したDQ4の半分の性能。
敵の出現頻度自体が下がったとはいえ、これでは入手時期から考えても、はっきりいってほとんど焼け石に水に近い。
 
入手方法は【ベストドレッサーコンテスト】ランク8優勝か、【はぐれメタル】のドロップ。
ランク8突破は【はざまの世界】到達前後で手に入る最高クラスの装備を揃えなければ厳しいので、これを手に入れられるのは終盤になる。
適切なコーディネートや職業を工夫すればもっと早く手に入れることもできるが、本作では無消費で便利な特技も多いので旨味は薄い。はぐれメタルからのドロップを粘る必要はなおさらない。
 
MP回復効果はそれほど期待できなくなったが、守備力はかなり高いので、重い兜を身に着けられない後衛キャラにとっては終盤における有力装備である。
ミレーユとバーバラにとって黄金のティアラに次いで2番目に守備力が高いので、山彦の帽子が手に入るまではどちらかに装備させておくといいだろう。
チャモロにとっても、【エンデのかぶと】を選ばなかった場合は【ちりょくのかぶと】【スライムメット】に次いで守備力が高い。やはり山彦の帽子を渡すまで(渡さなかった場合)の選択肢に挙がってくる。
また、Eグループのモンスターにとっては最も守備力が高い兜である。同じく山彦の帽子を被れるわけだが…。
 
ベストドレッサーコンテスト最高ランクの景品にも関わらず、かっこよさはなんと-17とかなり下がる。
一応【ふしぎなボレロ】と同時に装備するとコーディネートボーナスでポイントを+60も加算してくれるが、不思議なボレロ自体のマイナス値も非常に大きく、トータルではかっこよさ-7となってしまう。完全に無意味。

DQ7

守備力37、売値10000。
【主人公(DQ7)】【マリベル】【ガボ】【メルビン】が装備できる。
4歩歩くごとにMPが1回復する。かっこよさは前作と同じく-17。
 
女神の指輪と共演だが、主人公とガボはこちらしか装備できないので一応住み分けはできている。
しかしDQ6と同様、強力な無消費特技が多いため利用価値は低い。
 
入手方法は【コスタール】以降の【ラッキーパネル】か、【プラチナキング】のドロップ。
どちらもそれなりのリアルラックが要求されるため、今まで以上に入手が困難なレアアイテムとなった。

リメイク版

ラッキーパネルで当てやすくなったため、全員分揃えることも難しくなくなった。
【ふしぎなぼうし】も出やすくなったので魔王や神さま戦ではそちらの出番になるが、
ザコ敵を強力な技で蹴散らしたり、移動中の回復をする上ではこちらのほうをかぶっていると便利。

DQ8

守備力31、売値10000。
【ゼシカ】【ククール】が装備できる。
【錬金釜】【はねぼうし】【しあわせのくつ】を入れることで作れる他、【闇商人の店】【砂塵のヤリ】を渡すと初回のみ報酬に貰える。
回復呪文を多用するククールには勿論、攻撃呪文を多用するならゼシカに装備させておくのも良い。
1度エンカウントした後に再びエンカウントするまでの移動で大体10ちょっと回復するのでベホマラー程度なら戦闘が終わる度に使える。
移動の消耗等を抑えつつ移動したいなら役に立つ。
 
因みに、これと【あみタイツ】を錬金釜に放り込むとしあわせのくつに逆戻りする。が、しあわせのくつを手に入れること自体が非常に難しいため、結果しあわせのぼうしの量産も極めて難度が高い。

DQ9

守備力17、売値3000。攻撃魔力15、回復魔力が19上がる。
【戦士】【武闘家】【バトルマスター】【パラディン】以外が装備できる。
 
とうとう【しわよせのぼうし】なるパチモン(失敗作)が登場した。
だが、これと【ラッキーペンダント】の錬金で入手できるようになっている。
以前は【Wi-Fiショッピング】で6000Gで販売されていたこともあった。
 
【宝の地図】に連続で潜るのに役立つ他、【メタル狩り】にも有用。見た目が変化するため、装備して宝の地図内などを歩き回る姿は独特である。

DQ11

全員が装備可能な帽子。うち直しに必要な宝珠は16個。

-+1+2+3
守備力31323335
攻撃魔力25262729
回復魔力25262729
移動するとMP回復123

移動するとMP回復は4歩ごとに回復が発生する。
 
【トンブレロ】【はぐれメタル】およびそれぞれの【強モンスター】からレアドロップする。
【スーパールーレット】を使えば容易に入手可能。【スペクタクルショー】による【メタル狩り】に絡めればさらに効率を上げられる。
なお、落とす敵のうちトンブレロ・強は【賢者の試練】で現れるが、3DS版や2Dモードでは不惑の森で現れるのに対し、PS4版(移植先含む)では追憶の城2Fに夜限定でしか現れないことに注意。
その他【カジノ】の交換景品、クエストの報酬などでも手に入る。
PS4版であれば、【ボウガンアドベンチャー】のコンプリート景品としても設定されている。
【グロッタの町】のカジノでコイン30万枚と交換できるが、このカジノで遊べるようになるまでに、トンブレロともはぐれメタルとも容易に遭遇可能で、かつドロップ確定させる手段もあるため、交換は非効率すぎる。
【異変後】【ダーハルーネの町】で受けられるクエスト【砂漠に咲く幻の花】の報酬でももらえる。
船に乗れるようになったらすぐにこのクエストをこなしておけば、程なくして再加入する【マルティナ】の消費MP軽減に貢献してくれるだろう。
 
+3まで打ち直せば、MPが3ずつ回復するようになる。
やろうと思えば比較的早い段階で入手でき、性能も良いため早めに入手できたら重宝するだろう。PS4版ではボウガンアドベンチャーが面倒でなければ異変前に入手できるので、打ち直して勇者に装備させておくと異変後の勇者のMP管理が非常に楽になる。
本作では全体攻撃の呪文特技の消費MPが重く設定されているため、全体攻撃をするとMPを浪費しがちだし、かといって全体攻撃を使わないと戦闘に時間がかかってしまう。
歩いて戦闘の繰り返しとなる雑魚戦では、このアイテムを+3まで強化して装備させておけば、そのキャラはMPを心配する必要がなくなる。全体攻撃を気兼ねなく使えるようになるので、戦闘時間の短縮にも貢献する。
【りせいのサンダル】等の他の徒歩でのMP自動回復装備と同時に装備すると、回復効果も累積するため、数歩で消費を大幅回復させることも可能になる。
単純に守備力だけでなく攻撃魔力と回復魔力の上昇も異変後の世界ではトップクラスなので、その点だけでも【セーニャ】【ロウ】に装備させる価値はある。
また、アイテム集めを行う際【うさぎのしっぽ】【海賊王の首飾り】で埋まってしまうアクセサリー枠の代わりにMP回復手段を得られる貴重なアイテムでもある。
全員分集めて打ち直して強化すれば、宿屋要らずでとても快適な旅になるはずだ。
 
過ぎ去りし時を求めた後も、最高級の帽子+3の守備力は70程度、魔力も45程度しかないので、しあわせのぼうしとの差は守備力で35、魔力で16程度である。
多少の守備力の差に目を瞑れば、雑魚戦なら最後まで使っていけるだろう。特に【ネルセンの迷宮】は長丁場になるため、移動中MP自動回復の効果が非常に役立つ。
ボス戦では当然ながら移動中MP自動回復の恩恵がないため、その時だけ守備力や耐性の高い帽子に付け替えると良い。
特に2Dモードでは一歩の判定が短いので相性が良く、+3版であればまさに【イオグランデ】連発も何のその!な状態になる。ただし2Dモードでは【トヘロス】がかかってる間はMP回復効果が出ないことには注意しておきたい。

トレジャーズ

【お宝】の一つとして登場。

お宝No.39
レアリティトレジャー
カテゴリーレジェンド
コレクション伝説の防具
標準価格8,000,000G

また、宝石オブジェに【しあわせのぼうしオブジェ】がある。