【しはいのとびら】

Last-modified: 2023-02-28 (火) 14:22:41

DQM

【星降りの大会】に優勝してエンディングを迎えた後に挑戦できる、魔王が主を務める異世界。
名前の由来は、ボスの【ゾーマ】【アレフガルド】を「支配」している大魔王であることから。
全30階層。スライム系オンリーの旅の扉だが、【ホイミスライム】【スライムファング】【キングスライム】といった他の扉で主として出て来るモンスターに加えて、【メタルキング】【ゴールデンスライム】が出て来ない。
レベル上げの為にも、メタルキングは出て欲しかったところである。
 
21階層から下は【はぐれメタル】が登場するので、絶好の狩場となる。レベルアップの為に何度も潜ることになるだろう。
多くの人はクリア後もっぱらここの深層でレベル上げを行い、はぐれメタルと一緒に出る【ストーンスライム】【スライムボーグ】【ぶちキング】を嫌というほど狩ったはずだ。最大の邪魔者はぶちキング。【ねむりこうげき】(PS版では【まひこうげき】)でこちらの動きを妨害してくる上に、攻撃力が高くて【痛恨の一撃】も持ち、体力も高いのでばくれつけん一発で倒せない。極めて迷惑なヤツである。特にPS版では仲間一体で麻痺耐性が完璧では無いモンスターだと一撃で全滅させられてしまうことがあり、危険度は更に上がっている。ストーンスライムも【だいぼうぎょ】でばくれつけんを耐えてくるために邪魔者だが、こちらは直接的に妨害してくることは無いのでまだマシか。
21階以降で出現するスライム系のうち、ぶちキング以外は1ターン休みへの耐性が低く、【さそうおどり】を使うと行動を封じやすくなるので、覚えさせたモンスターを連れて行くのも一考。

 
ボスは上記の通りゾーマ。戦闘前は原作通り「そなたはなにゆえもがき生きる?滅びこそ我が喜び。死にゆく者こそ美しい。さあ我が腕の中で息絶えるがよい!」という台詞がある。
また戦闘終了後はテリーの名を尋ね、自分を倒したテリーを讃える。
「そなたが強くなれば更に強大な者が…そなたの前に立ちはだかるであろう………」という原作とは違う台詞もある。
余談だが、原作では一人称が「わし」だが、今作では「わたし」になっている。
 
ゾーマは、【かがやくいき】【ビッグバン】【いてつくはどう】を使用する。
原作ではこごえるふぶきだったが、かがやくいきへとパワーアップを遂げ、マヒャドの代わりにビッグバンを乱射する強敵である。
メラ系耐性があればビッグバンを軽減ないしは無効化できるが、メラ系に強いモンスターはかがやくいきに弱いことも多く、原作ほど極端ではないにせよ物理攻撃も強力なので、油断ならない相手である。
とはいえ、かがやくいきとビッグバンでは、後者の方が遥かにダメージが大きいので、どちらの耐性を重視すべきかは推し量るべし。
これまでのボスは補助呪文を重ね掛け出来れば安泰だったが、いてつくはどうのせいでそれも出来ない。
MPは有限だが非常に高く、よほど時間をかけない限りはビッグバンを連発してもMP切れを起こさない。
耐性も他の魔王と比べて優秀なので、おそらく【デスタムーア】を除く全ての旅の扉の主よりも強い。
 
なお、ボスの一つ前の階層ではBGMがそのボスの出身作品のフィールド曲に変わる。
ゾーマはDQ3のラスボスなので【冒険の旅】が流れるのだが、ゾーマ自身はアレフガルド在住なので、
ここはDQ1のフィールド曲【広野を行く】でも良かったような気がする(とはいえ、DQ2初出の【じんめんじゅ】がボスなのに何故かDQ4の【勇者の故郷】が流れる【とまどいのとびら】ほどチグハグでは無いのだか)。