【じごくのヌエ】

Last-modified: 2024-03-25 (月) 08:50:52

概要

黒に赤という地味ながらもどこか威圧感が漂う色合いをした獣のモンスター。
色違いに【キマイラロード】【ハヌマーン】【アルマトラ】【アークキマイラ】【コーラルディモス】がいる。
地獄の鬼が動物を適当にくっつけて魔物に変えてしまった姿であるらしく、呪われた自らの生い立ちに苦しんでいるという。
 
ちなみに、ヌエ(鵺。奴延鳥などとも書く)とは「平家物語」にも登場する、猿や蛇、虎などの様々な動物が合わさった姿をした日本伝承の怪物。
合成獣という点では、ギリシャ神話の【キメラ】(キマイラ)と似ているが、あちらは獅子と山羊の双頭に蛇の尻尾を持つ(もっとも、ドラクエの世界ではそのキメラもほぼ鳥なのだが)。

DQ9

【宝の地図】の火山マップのSランクのみに出現する。
キマイラロードと異なり呪文は使ってこないが、出現場所に相応しい実力を備えた強敵。
通常攻撃の他に鋭い歯で噛み付く【強化攻撃】【やみのほのお】による全体攻撃に加え、【テンションバーン】まで使う。更に【めいそう】でHPを500回復する他、こちらが補助で強化すると【いてつくはどう】まで使ってくる隙の無さも併せ持つ。
1378もの最大HPに加え、564という凄まじい攻撃力をもって1ターンに2回行動してくるのだから堪ったものではない。
守備力も626と【パンドラボックス】並みに高く、生半可な武器での物理攻撃は通りにくい。
素早さに至っては455と【メタル系】を除く全ての通常モンスターの中で最も高く、素早く倒そうとしても先制されてダメージを受けてしまう場合がほとんど。
素早さが遅い戦士系の職業と、スクルトや回復呪文、非常用の呪文が使える賢者やパラディンは、ほぼ先に行動するのは難しい。
本作の闇の炎の威力はどの敵が使っても変わらないため、ダメージは70程度とショボいが、あくまでもそれは素の状態での話。テンションが50や100まで上がった状態で使われると、若い【グレイナル】【オーシャンボーン】が吐いてくる【ひかりのほのお】に匹敵する大ダメージがパーティー全体に飛んでくる。
一方で、MPは36と何度も特技を使えるほど多くないため、防御大ぼうぎょをして粘っていればガス欠を起こすことも。
 
眠りや混乱などの状態異常や即死は効かないが、猛毒は結構な確率で効くので、ポイズンダガーが入れば面白いくらいにスリップダメージを食らわせられる。
また、攻撃力、守備力、素早さの低下に対する耐性が低いため、ルカニ、ヘナトス、ボミエで弱体化させてから攻撃するのも有効。
めいそうで回復されると厄介なので、弱点である光属性の攻撃を惜しまずに使って一気にダメージを与えたいところ。
こちらのレベルが低いうちは、テンションバーンを打ち消せるいてつくはどうや【ゴールドフィンガー】を使いながら戦うのも手。
キマイラロードと同じくこいつとは必ず単体での戦闘となるので、複数で襲ってくることのある【アンドレアル】【デスカイザー】よりは楽。
落とすアイテムは、通常が【まじゅうのツメ】、レアが【さとりのワンピース】。正直、強さの割に合っているとは言い難い。
戦歴に登録した後は相手にしないのも手。
 
見ての通りこいつも、キマイラロードや【ゴールドマジンガ】などと同様にマップ上ではデカく、実際の当たり判定も大きい。
【ビュアール】等と同様にマップでこちらを認識すると、正確に追跡してくる。
また、即死が効かないため、【みのがす】で逃がすことも叶わない。
狭い通路で遭遇するとほぼ避けるのは不可能であるため、ちゃんと回避しようと思うと、【ステルス】【せいすい】、メニュー画面を上手く使う必要がある。

DQ10オフライン

【じごくのヌエコイン】で戦える。

DQ10オンライン

魔法の迷宮のレアボスとして登場。
詳しくはこちらを参照。

ライバルズ

第3弾「不死鳥と大地の鳴動」に収録された共通のレアカード。

8/8/6
ねらい撃ち 召喚時:敵ユニット1体に自分の場にある地形の数の3倍分ダメージを与える

高いステータスと除去効果をもつカード。地形が2~3つあれば大半のユニットは除去できる。