概要
DQ7、リメイク版DQ4に登場するモンスター。深紅の体を持つ双頭の魔犬。
【ケルベロス】の上位種で、【バスカービル】の下位種。
地獄の番犬とはケルベロスの二つ名だというのに、これとは別に「ケルベロス」というモンスターがいるのはいかがなものか。また、同じような役割をもつと思われる【じごくのもんばん】や【じごくの番人】よりも強い。
また、DQ8や少年ヤンガスに登場する犬のモンスター【ダークデーブル】にも、この名前が異名で当てられている。
DQ4(リメイク版)
PS版
【謎のダンジョン】の前半に出現する他、【ブラッドハンド】が呼ぶ。
DQ7での表記は「じごくの番犬」であり、PS版DQ4でもそのままで輸入されたため、DQ4の敵では唯一の漢字表記となり大変浮いている。
DQ7ではパッとしない敵だったコイツだが、ステータスをまるっきり移植したDQ4では中々の強敵に。
- DQ7に比べて主人公サイドの能力が低い
- 弱点だった休み系と【岩石系】の攻撃がDQ4には存在しない
そんな訳でかなり強くなったこいつ、謎のダンジョンのかなり広い範囲にわたって最大5匹でわらわら出現する。
しかし、耐性面ではかなりボロが目立ち、メラ・ギラ・イオ・バギ・デイン系が無耐性で確実に効く。
HPもさほど高くないため、【ギガデイン】・【イオナズン】・【バギクロス】などで簡単に一掃できる。
また、物理攻撃しかしてこないため、【スクルト】もかなり有効。
ただし、ザキ系が強耐性のため、AIに任せると【クリフト】・【ピサロ】は滅多に効かない【ザラキ】・【ザラキーマ】を唱えまくるので、この2人をパーティーに入れている場合は一応注意。
経験値は2倍以上に増加しているが、落とす金額は相変わらず95Gと少なく、おまけにドロップアイテムが【においぶくろ】に劣化している。
ちなみに、これ以降の作品では【何度もかみつく】は公式ガイド上の名称が「連続噛み」へと変更されている。
DS版以降
表記が「じごくのばんけん」に改められている。漢字が使えないため合わせたのだろうか。
【ばくれつけん】と同様の仕様だった「連続噛み」が、「敵全体に通常攻撃」という仕様に変更されている。
よって1発辺りのダメージ半減効果が無くなり、各キャラが1回ずつ攻撃を喰らうのと同じ計算になるため、
PS版にも増してかなり厄介な存在になったと言える。
しかし、耐性面は相変わらず脆弱でHPも高くないため、ヒャド・ザキ系以外のあらゆる攻撃呪文の恰好の的。
それぞれのキャラの上級呪文で攻めれば簡単に一掃可能。
こちらの守備力が180もあればクリフトのスクルト1回でほぼ無力化できるのも同様。
DQ7
現代の【ユバール族の休息地】、【レブレサック地方】と、
ラストダンジョン内の【烈風の神殿】、隠しダンジョンの【謎の異世界】の一部に出現する。
特殊攻撃「何度も噛みつく」と通常攻撃を半々の割合で使用する。
この系統名物である何度もかみつくは、通常攻撃の半分のダメージでランダムに4回ダメージを与える攻撃。
要するにばくれつけんと全く同じである。
【メダパニ】には完全耐性があり【ラリホー】も効きにくいが、HPが低くヒャド・ザキ系以外の攻撃呪文に耐性を持たず脆い。
不思議なことに、下位種であるケルベロスの報酬(経験値218・111G・所持アイテム【まじゅうのキバ】)よりも、
じごくの番犬の報酬(経験値195・95G・所持アイテム【はがねのキバ】)が下回っている。
ケルベロスより能力は完全に一回り上なのだがどういうことだろう?
また、ゾンビ系だが密かに【ニフラム】が効かない。
まぁいずれにせよクセのある行動が無いし、系統の他の種類とやってくることがほとんど変わらないし、
上位種と出現地近いし、 系統の他の種類と区別がつかない地味な敵。
DQ7に山ほどいる空気な敵の一体に過ぎない。
ライバルズエース
真1弾カードパック「英雄たちの凱旋」で実装された共通のノーマル。イラストはそれより前の公式生放送で公表されていた。
4/2/4
2回攻撃
隣接している味方建物の数分攻撃力+1
商人の【不思議のダンジョン】を軸としたデッキにおいて【しあわせの箱】の効果や道具カードで強化することによって非常に強力な2回攻撃ユニットになる。
余談だが3Dモデルは想像以上に大きく、ケルベロスらしさをかなりリアルに見ることができる。