【じわれ】

Last-modified: 2022-12-22 (木) 08:20:51

概要

DQ6から登場した特技。DQ6・DQ7では【即死】攻撃、DQ10シリーズでは【土属性】ダメージの技。
 
なお、特技としてではないが「地割れの裂け目に敵が飲み込まれ即死する」という効果自体はDQ4の【パルプンテ】の効果として登場したのが最初である。

DQ6

【ボストロール】(リメイク版では仲間にならない)がLv15で習得する他、【賢者】が★5で習得することができる。
消費MPは0で、全体を即死させる【ザキ系】の特技。
使用時のメッセージは、

〇〇〇〇は じめんを なぐりつけた!
だいちが ふるえ じめんが われる!

気合いの一撃で地面を殴りつけて大地を震わせ、それによって生じた裂け目にモンスター全体を、一瞬で飲み込ませる技。
なお、ジャンプして避けられることもある一方で、効かない敵にはマヒや眠り状態にしていても効かない。
また、何故か【浮遊系】のモンスターに対しても有効となっている。
 
これで消滅させたモンスターからも、経験値とゴールドはしっかり得ることができる。
ただし、海上や海底などでは必ず失敗し、それ以外の場所でも3回に1回程度の割合で失敗することがある。
安定性には欠けるもののMPは消費しないので、ザキ系が効く相手にはどんどん連発したい。
 
なお、使用時に上記メッセージで表されるような力技的な特技なのだが、肉体派のバトルマスターやパラディンではなく、上記の通り賢者で習得することになる。
賢者が【つなみ】【しょうかん】も習得することから、おそらくレンジャーのように自然も操ることができるといった意味合いがあると思われるが、それならそれで、もう少し表示メッセージを別なものにすることはできなかったのだろうか。
仲間になったボストロールも自然習得するので、元々は表示メッセージも含めてパワータイプ向けに作られたものが、何らかの理由から賢者に回されたのかもしれない。
 
一方で敵が【モシャス】でこの特技を覚えたキャラに変身すると嫌となるくらい連発してくる。
失敗があるリメイク版ではまだいいがSFC版では変身前に倒すか【いてつくはどう】でモシャスを消すのが得策。
それでもリメイク版でもやはり早急に解除させた方が安全である。
敵が使ってきた場合は当然味方が地割れに飲み込まれることになる。
即死どころかキャラロストしてしまいそうなものだが、戦闘終了後はキチンと棺桶の中に死体が入っている。どういうことなの…。
地割れが閉じた後のグチャグチャに潰された肉塊が入っているのだろうか?グロい。
もちろんザオリクなどで復活可能。
まぁ【メガンテ】などで「くだけちった!」と表記されるキャラクターですら蘇生できる世界なのだから、気にしたら負けかも知れない。

DQ7

【ゴーレム】★4で習得することができる。
効果はDQ6のものと同じ。
また、【大地のアミュレット】を道具として使用しても同様の効果が発動する。
本作ではよく似た効果を持つ【めいどうふうま】も登場している。
 
賢者が地面を殴りつけるのは流石におかしいとの判断からか、賢者では習得できなくなった。
というより、人間職では習得できなくなった。
メッセージは「地面を殴りつけた」のままで変わっていないが、確かにレベルの高いゴーレムなら地面を殴りつけて地割れを起こしてもそれほど不思議ではないだろう。
 
ゴーレム職自体は、1品ものに近い心を使ってしまえば比較的早めに転職できるので、早ければ中盤にこの特技を習得することも可能。
大地のアミュレットの入手は終盤になるが、ザキ系が有効な敵を相手にする時には結構便利である。
 
敵では【だいちのせいれい】が使用してくる。
全体的に攻撃が弱めの【四精霊】戦において、これだけは驚異度が段違いに高い。
続けざまに使われるなどして態勢を崩されてしまった場合は、運が悪かったと思うしかない。
 
なおこれで倒した相手も懐いていれば戦闘後には起き上がってくる。めいどうふうまも同様。
裂け目に落ちたんじゃないのか?それとも落ちた後に自力で這い上がってきたのか?
まぁ死んだ後によみがえるようなケースもあるので、あまり細かいことを気にするのも野暮だが。

DQ10オフライン

【フウラ】【風乗り】スキルで習得し、必要なスキルポイントは5。
【ゲストキャラクター】では【ヒメア】が使用する。
消費MPは7。
 
敵1グループに【こうげき魔力】依存の【土属性】ダメージを与え、【雷属性】耐性を下げる。ダメージ量は(36~165)±8。
【スキルアップパネル】による補強でダメージが5%・10%・20%・30%と増加する。

DQ10オンライン

【天地雷鳴士】【しょうかん】スキルで覚える特技。消費MPは16。
直線状に【土属性】ダメージを与え、時折【雷属性】耐性を下げる効果となった。
詳しくはこちらを参照。