【すらいむのしっぽは しまの まもりがみ】

Last-modified: 2016-08-10 (水) 22:52:23

スラもり1

4枚の【石版】を合わせて読むことによって判明する文章。
全文は以下のとおり。元は全部ひらがなであるが、ここでは読みやすくするために漢字変換込で掲載する。

スライムのしっぽは 島の 守り神
これを 見たくば 緑 赤 青の
石版を 町のほこらに ささげよ
スライムのしっぽが 現れるとき 
島の全員で 祭りを おこなえ
祭り なければ 神の怒り 落ちる
しっぽの 遺跡は 島の 魔物を
とわに 見守る 聖なる 場所なり

石版のうちの1枚は初めから町のほこらに安置されており(石版の色は黄色)、そこに残り3枚の石版をほこらにささげると、書いてある内容のとおり、海底から遺跡のある島が現れる。
スライムの形をした【スラバッカ島】の傍にあって、まるでスライムのしっぽのように見えるため、古い時代にはこの地のことを「スライムのしっぽ」と呼んでいたのである。
スライムのしっぽが現れたら祭りをおこなえとも書かれているが、これは【100匹救出】を終えた直後に、【しっぽ祭り】として開催されることになる。
 
ところでこの展開、どこかで見たことがないだろうか?

  1. 石版をいくつか集める
  2. ある場所に捧げる
  3. 未知の島が現れる

そう、【ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち】の劇中でよく見た光景なのである。
石版の数と色も完全に一致している。
スラもり1の一つ前に出されたナンバリング最新作がDQ7であるので、本作ではこのようなDQ7の要素があちこちに散見される。
もう一つの代表的な例が、ほこらを開くときの呪文【ホンダラホンダラ マーレ ト ボルカノ…】である。
 
ちなみに、バラバラのままの石版だと、

  • 「すらいむは しまのもりを みどりのちにする しぜんをまつり かみのいせきまもるせいしょ」(緑)
  • 「のっぽが みたくば みかんを ささげよ らいむのあわ のんで こなければ のっぽは しまになる」(青)
  • 「あおき まのほこら しっぽが きえ いかり おちる しの となり」(赤)

となり、なんとなく意味のある文章に思えなくもないが、当然ながら何の意味も持っていない。
しかし、「すらいむのしっぽは~」という1つの文章から文字を抜き出して、文章として成り立つものを3つ作り出したスタッフもスゴイ。