【ちんもくのひつじ】

Last-modified: 2024-03-21 (木) 04:47:21

概要

腕組みした羊……というより羊の獣人と言うべきモンスター。沈黙の羊。
【ラリホーン】【ダークホーン】の下位種。
羊とは言うが、角の形状から牛に見えなくもない。
また羊なのに足は蹄ではなく肉食獣のような鉤爪が生えている。
 
名前の由来は1988年に刊行されたサスペンス小説、及びそれを原作にした1990年の映画『羊たちの沈黙』と思われる。
このタイトルから【マホトーン】を得意とする羊のモンスターにするというセンスがいかにも堀井節である。
「羊が沈黙する側からさせる側になってるじゃねーか」とは言ってはいけない。

DQ6

下の世界の【レイドック】【アモール】一帯、【月鏡の塔】【地底魔城】に出現。
名前の通り(?)、マホトーンを使って呪文を封じてくる。
様子を見ることもあるが、【制限行動】のため1グループに1匹までしかこの行動はとらない。
 
しかしマホトーン以上に、その巨体から繰り出される物理攻撃の方が脅威。
耐久力もあり、下レイドック地方では強敵である。こちらのマホトーンは効きにくく、ラリホーは完全耐性があり効かない。
逆にダメージ系への耐性は低く、イオ系、ヒャド系に至っては素通りするので、呪文を封じられる前に攻撃呪文を連発して倒してしまうのがよい。
どうでもいいが、体色と出現場所が【モコモコじゅう】と被っている。
落とすアイテムは【てつのつめ】

漫画版

漫画版ではメダル王の城の【大地の大穴】辺りの森で登場している。
ここで主人公ボッツは火事場の馬鹿力を発揮し、鋼鉄の剣を初めて抜いて倒している。
 
原作でこんな所で出られたら鋼鉄の剣があったとしても勝てそうにない
…ように思うが、この先のレイドックの井戸にはご存知の通り、更に先のモンスターである【ダークホビット】がいる。
この時点でも少し腰を入れて稼いでおくとこいつにも主人公一人でも勝てる事を考えると、鋼鉄の剣を持っているのならばシエーナ(マルシェ)で防具を整えておけば勝機はある。…相手のマホトーンが不発になり、こちらのルカニが通れば、であるが。

キャラバンハート

【ドメディ】の両脇に出てくる。
色はダークホーンと同じだが、【カカロンフード】ら他の三幻魔のお供と比べてステータスが非常に高い。
しかもにおうだちで攻撃を受け止め、倒してもドメディが復活させる。
まさに壁としての役割を全うしている。ちなみにマホトーンは使わない。
【ドラゴンクエスト25thアニバーサリー モンスター大図鑑】では別モンスターとして掲載されている。

ライバルズ

第7弾「光と闇の異聞録」で実装された共通のカード。レアリティはレア。

3/3/2
召喚時:正面にいるランダムな敵ユニット1体を封印する

同時期にスタン落ちした【サイレス】の代わりに登場した封印持ちの汎用ユニット。サイレスと比べてコストが1低い変わりに配置を考えないと発動できず相手がユニットを横に並べた時には効果が安定しないというデメリットがある。封印を利用してにおうだちを無効化して攻撃したりバフや能力を無力化したりできる便利なユニットだった。