【つちわらし】

概要

DQ4で初登場。
茶色っぽい体の小人（小鬼？）で、いつも出している長い舌と細目を持っているモンスター。
色違いには【ベロベロ】、【スモールグール】、【コスモグール】、【ウコバック】、【モスボーイ】が存在し、最下位種として主に序盤に登場する。また、亜種に【やみわらし】がいる。
なぜかGB版DQ1・2の【パッケージイラスト】の右端に描かれている。キミは出てないぞ。
　
上位種のスモールグールが【分裂】能力で強い個性を発揮しているためか、【不思議のダンジョン】シリーズやモンスターズにもこいつが出てつちわらしの出番はないという不遇。トルネコシリーズハブられた色違いが多数登場した少年ヤンガスにすら出ていない。
モンスターパレードやライバルズではスモールグールと同様に分裂するが……。

DQ4

第2章、第4章、第5章の最序盤に出現する。
第2章の【テンペ】、【フレノール】周辺では昼しか出ないが、同じ第2章の【サントハイム】、第4章の【コーミズ】周辺には夜しか出現しない。サントハイム周辺につちわらし達のねぐらでもあるのかもしれないが、昼行性なのか夜行性なのかよくわからないやつだ。
　
序盤にしてはグラフィックが結構大きいのでびっくりするかも。そして結構強くて仲間も呼ぶので要注意。
第2章は【ヒャド】、第4章は【メラ】という攻撃手段があるが、HPが13あるのでどちらでも一回で倒せるか倒せないか。
経験値が4、報酬が10Gとなかなかあるものの、稼ごうとしたら数の暴力で返り討ちにされましたなんてことのないように。
それでもサントハイム周辺では稼げるやつで、【キリキリバッタ】4匹よりも上。
テンペ組を含めてもなかなかのもので、

……となる。
【ミノーン】や【あばれこまいぬ】よりは報酬が低いものの、つちわらしは出現率が十分に高い上にあばれこまいぬほどの強敵ではない。さらには仲間呼びがあるので、打撃攻撃とヒャドを上手に織り交ぜれば第2章序盤のレベルアップと資金作りにもってこいのモンスターになる。
こういうやつのお約束で「稼ごうとするときに限って増えてくれない」こともあるだろうが、こればっかりは運次第。焦らず時間を稼ぐのだ。
ドロップアイテムは【やくそう】。
　
【格闘場】では【バブルスライム】、【エアラット】と戦うが、3体とも同じ様な倍率のくせにHPと攻撃力で勝るつちわらしが勝ちやすいので、賭けて損はないだろう。

リメイク版

仲間を呼ぶ際に「腹を膨らませてポコポコ腹太鼓を叩いて呼び寄せる」というシュールな姿を見ることができる。歩き方の「モンスターのアクション紹介」では爆笑ネタのカテゴリーになっていたが、スタッフにはFC版の【トルネコ】のダジャレ並みに刺さったのだろうか？
それはそうと、同じカテゴリーとして【エスターク】が【いてつくはどう】を使うときの「なんとも言えない間抜けヅラ」も載っている。コイツの腹太鼓と同列にされるエスタークの顔芸……。

DQ5

【妖精の世界】のフィールドと【ドワーフの洞窟】に出現する。
前作では最序盤のモンスターの中で突出して報酬が多いという特徴があったが、今作ではそんなこともなく平凡。
【ホイミスライム】を呼ぶが、良くも悪くも普通の敵。
　
SFC版では幼年時代の【妖精の村】でのイベントをクリアすると会えなくなる（裏技は例外）。
リメイク版では妖精の世界で【コロボックル族】などを仲間にするために戦闘を重ねているとたくさん遭遇するので、人によってはいつの間にかたくさん討伐しているモンスターだろう。
同時期に出現するモンスターたちが軒並み強化されてガラッと印象が変わった中で、こいつはなぜか据え置きなので相対的により地味になった。
【ベラ】がこいつ相手に無駄にギラやルカナンを唱えてイラっとする。そんな存在。
落とすアイテムは【たけのやり】。
【格闘場】ではつちわらしが参戦するカードが2パターンある。
今回も勝ちやすいが、いずれも本命扱いのため儲けは薄い。

DQ10オフライン

【ツスクル平野】、【ラニアッカ断層帯】に生息する。
同族や【ホイミスライム】の仲間を呼ぶ。
同族呼びの際は分裂したと表記されているが、仕様も見た目もたいして仲間呼びと変わらない。
一方でスモールグールはただの仲間呼び。どう考えても逆様だと思うのだが……。
通常ドロップは【まりょくの土】、レアドロップは【ウルベア銅貨】。
レーンの村外伝クエスト【それが気がかり】には、巨大な【古代つちわらし】も登場。

DQ10オンライン

1周年記念の討伐イベントで対象となった。
詳しくはこちらを参照。

キャラバンハート

外伝への登場はほとんど存在しないが、唯一キャラバンハートに出演。
魔獣系のDランクで、重さは2。
野生では【勇者の泉の洞窟】などに出現する。
魔獣系かエレメント系に魔獣系の心とエレメント系の心を与えると転身できる。
ステータスは賢さと素早さが序盤に急成長した後は、守備力が伸び始める。
習得する特技は【ヒャド】、【マヌーサ】、【スカラ】。
序盤からスカラ・【スクルト】が使用できるとかなり便利なので、心を手に入れたらぜひ使ってみよう。
転生士の能力で転生させると、ランク1の【医術士】（子供・男）になる。

ライバルズ

【商人】専用のベーシックカードとして初期より実装。

1/1/1
召喚時：ターン終了時、このユニットの前後に自身のコピーを出す

実質1/2/2の使いやすいユニットだが、このカードの真価はそこではない。
「コピー」を出すので、元のつちわらしに使った【ちからのたね】の様な強化効果は後で出てくる方にも適用されるのだ。
そうなると強化カードが新登場する度日の目を浴びるし、雑に【テンションスキル】と組み合わせるだけでも強いので、初期からサービス終了まで末長く商人を支える一枚となった。
ちなみに【しあわせの箱】など場に出たユニットを強化する効果とあわせるとコピーは強化された状態をコピーしつつ更に強化効果がかかって2重となるので殊更シナジーが大きい。
ただし前後に出す都合上、貫通攻撃や横列の除去には弱い。

ウォーク

2023年1月17日開始のイベント「影なる守護者ニンジャ見参！」で登場。
期間中のフィールドに登場する。こいつ自体はとてもよく見かける枠での登場。
倒すと竹隠れスポットのベロベロに挑むのに必要な忍術ポイントを多く入手できる。
　
こころは緑色でコストは84。
同色同コストの【ベホイムスライム】よりも少し強い程度で、ジバリア系の耐性が上昇する。

タクト

2020年7月16日サービス開始時から登場。ストーリーの1部2章2話などでスカウト可能。
ゾンビ系Eランク・こうげきタイプ
とくぎは【ひっかき】【どくのいき】
2021年6月1日に才能開花
才能開花とくぎ【もうどくのいき】
才能開花特性「しびれるブレス」(自分が息でこうげきをした時、ごくまれにマヒにする)「マヒ成功率+10%」「いどう力+1」等を習得できる。