【では わしが 手あつく ○○○○を 埋そうしようぞ。】

Last-modified: 2019-07-10 (水) 03:44:37

概要

棺桶状態【仲間モンスター】を、DQ5なら【モンスターじいさん】、DQ6なら【ルイーダの酒場】に預け、その状態で仲間と別れる選択をすると、モンスターじいさんや【ルイーダ】がこのような発言をする。

DQ5

そもそも、死んだ状態のモンスターを預けようとすると、

*「なんと!
死んだままま預けるつもりか?
それは あんまりじゃぞ!

と怒られるのだが、そのあと

*「それとも 今は 生きかえす
 お金が ないのかの?

と聞いてきて、「はい」と答えると棺桶ごと預かってくれる。
そして、そのまま【わかれる】と、タイトルの台詞と共に埋葬されてしまう。
最後に「○○○○の たましいが 空に のぼっていった!」というメッセージが表示される。
裏を返すと、戦闘で単に死んだキャラは、魂が棺おけに呼び戻せる距離にいるのだろう。
RPGにおける「ストーリー上の死」と「戦闘の死」の区別が、DQではこんなところでわかるのだ。
 
凝っていると言えばかなり凝っているのだが、流石にこの選択をするのは心が痛む。SFC版DQ5発売当時のゲーム裏技掲載誌にも、預けたまま別れると埋葬されることが裏技扱いとなっていたことから、これを思いつかなかった人がいかに多かったかを窺わせる。
生き返らせてから別れれば、元気に野山に戻っていくので、どうしても別れる時にはちゃんと生き返らせてあげよう。
 
ちなみに、SFC版DQ5のみ

*「○○○○の たましいが
 空に のぼっていった!

と、鍵括弧付きのモンスターじいさんの台詞の形式になっている。「!」がついているので、勢いよく叫んでいる爺さんの姿が笑いを誘う。
なお、本作では死亡状態の人間キャラをルイーダの酒場ではずそうとしても、断られてしまう。
モンスターだけで城や町に入れなかったりと、いろいろな面で差別されているようだ。
なおPS2版以降の【ザイル】は埋葬して魂が空に昇っていっても何故かドワーフの洞窟に何事もなく居る。再加入させる為の救済措置とはいえ凄い存在であると言える。

DQ6

モンスターじいさんがルイーダの酒場と統合されてしまったため、ルイーダが代わりにこの台詞を言う。
また、生きたまま別れる時と同様に、身ぐるみまで剥ぐかをちゃんと確認してくれる。
確認時のセリフはどちらの時も変わらないが、心情的にはかなり印象の異なるセリフだろう。
 
この後「じゃあ ○○○○さんを 埋そうするわよ?」(はい/いいえ)という最終選択となる。
こちらが別れる決心をすると「○○○○さん やすらかに 眠ってね……。」と続き、
そのモンスターは天に召される。