【どろにんぎょう】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 05:06:33

概要

DQ2から登場した【モンスター】
操り人形を思わせる姿をした泥の人形(FC版公式ガイドブックには「泥を固めただけの人形」と書かれている)…らしいのだが、公式イラストでもFC時代のドットでも木目がしっかり描いてある。このためイラストはおろか、ゲーム中でさえも「泥」であるようには見えない。
鳥山明の原画では、イラストの横に手書きで「マリオネット」と記されており、発注段階では木の人形だったと思われる。
名称変更は文字制限に引っかかったためなのだろうが、「きのにんぎょう」や「でくにんぎょう」ではなく泥にした理由は謎。
4コマなど外伝でも木のパーツを組み合わせた人形が基本であり、田村きいろがトルネコ1でほんとに泥で描いたくらいである。
上位種のパペットマンは一貫して落とすアイテムが木、金属を使ったもの、紙製品しか本編では落としたことがないので一貫して木の人形なのだろう。
不思議な踊りで冒険者の魔力を奪うことを得意とする。
 
同系統の【パペットマン】はしょっちゅう色が変わるモンスターであるが、コイツは名前に「どろ」と明記されているためか、初登場以来一貫して茶色を貫いている。
が、これがアダとなったのか、パペットマンが茶色くなったDQ5では欠席を余儀なくされた。
 
比較的登場作品の多いモンスターではあるのだが、なまじ「最初は強かったが後に弱くなった特技」の代表的存在である不思議な踊りを得意技としてしまったがゆえに、本編シリーズではあまり目立った活躍はできていない。
むしろ不思議のダンジョンシリーズでの印象が強いであろうモンスターとなっている。
 
DQ3には登場していないのだが、同作【公式ガイドブック】【ラリホー】のイラストに載ってしまうミスがあった。
 
パペットマンの他の色違いに【メタルパペット】【ゴールドパペット】【ゴールデンパペット】【ダイアパペット】【マッドレインボー】が確認されている。
また星ドラでは亜種にクッキーパペットがいる。

DQ2

【ルプガナ】周辺と【ラダトーム】周辺に出現する。
【ふしぎなおどり】を操る、ストーリー上シリーズ最初のモンスター。
DQ2の不思議な踊りは、1回につき最大MPの約1/4を奪うという超極悪性能なのだが、いかんせん出現地域との相性が悪いためまだあまり脅威度は高くない。
ルプガナは着いてすぐに船が手に入るので一度到着したら周囲をうろつくことはまずないし、ラダトームに至っては城内でいくらでもMPを回復できる。
不思議な踊りは【海底の洞窟】などのダンジョン内で使ってこそじわじわ効いてくるもののため、この出現地域ではその特性を活かしきれないのだ(そしてパペットマンは見事にダンジョンにばかり出るのだが)。
むしろ彼らは、本作における不思議な踊りの恐ろしさを、本当に味わう前に知らせてくれる存在という位置付けか?
ただし、この時期はまだ【サマルトリアの王子】【ムーンブルクの王女】とも最大MPが少なめなので、次作の不思議な踊りや【マホトラ】と遜色ない程度しか奪われないので、本当の恐ろしさは充分に伝えられていない。
それだけにこの技が最大MP依存と知らず、後々パペットマン・【ウドラー】【あくまのめだま】らに20も30も軽々と奪われて面食らったプレイヤーもいただろう。
 
HP28、攻撃力30と周りのモンスターと比べると若干劣る。
ただし【バギ】1発では倒せないことも多く、また僅かながら効かない可能性もある。
落とすアイテムは【せいすい】
 
なお、リメイク版では不思議な踊りの威力が1回につき3~8ポイントと変更された上、【ラリホー】が無効→必中になるなど呪文耐性が全体的に下がり、かなり弱体化させられている。

ゲームブック(双葉社)

下巻の【ムーンブルク】城にて、【くびかりぞく】と共に大群で出現。
戦うとゲームオーバーになるので逃げるしかない。

DQ6

DQ5での欠場を経て涙の復帰。
【夢見の洞窟】内部および周辺、【アモール北の洞窟】とアモール周辺、【月鏡の塔】、そしてかなり後の【洗礼のほこら】まで幅広く出現し、存在感をアピールしている。
洗礼のほこらで出現したときには猛烈な場違い感を感じさせてくれるが、なるほど夢見の洞窟とは距離的にも環境的にも近いところがあると納得できてしまう。
だが、踊りが【ふしぎなおどり1】になってしまったため、MPの減少量はわずか1~2と悲しい数値に。
他の出現場所の周囲の敵と比べてもステータスは低い。特に攻撃力が低いので恐れる敵ではないが、MP切れになりやすい序盤では、減少量がわずかとはいえ不思議な踊りは少し厄介。
ちなみに、再登場に際して【集中攻撃】特性を取得したが、本作の仕様では目立たないので気づく人はあまりいないだろう。
落とすアイテムは【まほうのせいすい】
 
また、今作では仲間モンスターにもなっている。
残念ながらこちらも能力は微妙。前作の【パペットマン】は地味ながら高耐性という特徴があったのに……。そういう意味ではやはり下位種ということか。
アモス以外で唯一【へんしん】を覚えることはちょっと有名だが、なぜ彼が習得できるのかは謎。自らの体を粘土のようにこね直して、姿形を変えているのかも知れない。
詳しくはこちらを参照。

DQ7

【沼地の洞窟】【山脈の洞窟】【湖の洞窟】【西の洞窟】【牢獄へ続く洞窟】と、洞窟ばかりに出現する。
出現範囲こそ広いものの、不思議な踊りは相変わらず1~2しかMPを減らせず、ステータス自体もやっぱり強くない。
また、こちらの呪文が封じられている西の洞窟や牢獄へ続く洞窟では、不思議な踊りは完全に無駄行動となる。
落とすアイテムは【ぬののふく】
え?服着てるの?

DQ8

【トロデーン国領】の南部に広がる荒野地帯に出現する。
 
今回は出現時期がちょっと遅くなったためかその分ちょっと強化され、【ふしぎなおどり2】を使用する。
また、回避率が大幅にアップしており、こちらの攻撃をしょっちゅうかわす。
でもそれだけ。
フィールド上にしか現れないのでMPを減らされても実害は低いし、そのほかこちらに痛手を負わせるような能力も持っていない。
 
補助呪文に対する耐性は鉄壁に近いが、反面攻撃呪文に対する耐性は皆無。
よって【ヒャダルコ】【ベギラマ】を使えば簡単に一掃できる。
消費を抑えたいのであればブーメランやムチでしばくだけでもいい。
撃ち漏らしが発生してもだからどうしたといった程度の相手。
 
ちなみにこちらの攻撃を回避する際、一塊の泥になるというモーションを見せる。
上位のパペットマンは行わないため、材質が変幻自在の泥であることによる差別化と強調が図られている。3Dになったからこその差別化ともいえる。
 
落とすアイテムは通常枠が【岩塩】(1/16)、レア枠が【ひのきのぼう】(1/32)。
前者は【錬金】素材として利用できるが、同じ場所に、よりドロップ率の高い【ばくだんいわ】がいるので狙うならそちらから。
後者はレアリティや実用性云々以前に、なぜコイツがこんなものを落とすのかが謎。
自身を形作るパーツのようにも思えるが、前述したようにこいつ自体は泥の塊なので…

3DS版

適切でないと思われたのか、レア枠のドロップがひのきのぼうからまほうのせいすい(確率は同じ)に変更された。
おそらく原材料となる土をこれを用いてコネコネすることで作られるのだろう。たぶん…
また、【シンボルエンカウント】となった本作では、この系統はトロそうなイメージに反してこちらを見つけた際の移動スピードが早く、【キラーパンサー】に乗ってない限りは確実に捕まってしまうという、過去作とは別の意味で厄介なモンスターと化した。
【スカウトモンスター】として【どろにん】が追加された。

DQ10オフライン

Ver.2より、偽りの【ワルド水源】に生息。
痛恨の一撃や【パペットシャワー】を使うなど、攻撃がそこそこ強くなった。
通常ドロップは【ふしぎなドロドロ】、レアドロップは【イエローアイ】
転生モンスターとして【マッドレインボー】が登場した。
クエスト【弟への贈り物】?では討伐対象となる。

DQ10オンライン

Ver.3の氷の領界にも生息やしている。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

【荒野の地下迷宮】に出現。
やはり不思議な踊りでMPを吸収する他、2体以上がゾーンに入るとモンスターれんけいの【ふしぎなデュエット】でこちら全員のMPを吸収してくる。こちらが強いと逃げることもある。
なお地下迷宮攻略時、【ベロニカ】NPCとして参加している時期にこれを喰らうと、「しかしベロニカにはうばうMPがなかった」というメッセージが出て、彼女が魔力を奪われていることが本人の口から語られる前に分かる。
それを見越しての登場時期であろうか、芸が細かい。
 
ドロップアイテムは通常枠で【みがきずな】、レア枠で【まほうの小ビン】

邪ver

こいつも【荒野の地下迷宮】に登場。3DS版では【名もなき地】【ダーハラ湿原】西の小島)にも出現する。
レア枠がまほうのせいすいになっている。

DQM1・DQM2

物質系モンスターとして登場。
DQM1では【ちからのとびら】【井戸のとびら】【バザー端のとびら】に出現するが、DQM2ではシナリオ中に訪れる異世界には出現しない。
覚える特技はふしぎなおどり、【みかわしきゃく】【ハッスルダンス】。見事に踊り系ばかりだが、体が泥でできているためか素早さがかなり伸び悩み、特にハッスルダンスの習得は絶望的。スライム系と配合して【おどるほうせき】にしてやると、その優秀なダンス技を引き継げる。(あちらは「おどる」ほうせきなのに素で踊り系を覚えないため、これで名実共にダンサーになれるのである。)
【マドハンド】の2体配合で誕生し、コイツを2体配合すると【ゴーレム】が生まれ、ゴーレムを2体配合すると【うごくせきぞう】となる。
という配合パターンが美しいくらいで、いまいち存在感がない。
 
ちなみに3DS版だと、マドハンド×2ではコイツを作れなくなったがコイツ→ゴーレム→うごくせきぞうと言う配合パターンの流れはGB版同様汲む事ができる。
ただし、必要な数がそれぞれ4体ずつに増えてしまっているのだが…。

ジョーカー1

物質系のCランク。
本作の設定はまめちしき曰く「踊ることに命をかけた、見かけによらず熱いヤツ」とのこと。
【モルボンバ島】の夜、フィールド上で踊っている。
スキルは【ダンサー】

ジョーカー2・2プロ

ランクが一気にFにまで下がった。
野生の個体は密林に出現する。
【踊り封じブレイク】の特性を持つ。

プロフェッショナル版では特性にこんらんブレイクも追加。
強化で【マホトラ攻撃】、最強化で【AI1~2回行動】を習得。
こいつの4体配合で【ゴーレム】ができる。

NPCとしては、ドロシーという名前の♀のどろにんぎょうがいる。
今回のスカウトQ(プロフェッショナル版ではスカウトQプロ)を担当している。
最初は密林でバラバラになっているので、助けてあげよう。
また、プロ版だと最後の問題をクリアすると彼女を仲間にできる。種族は最強どろにんぎょう。

テリワン3D

おもいでの扉、ゆうきの扉、たくらみの扉に生息している。
【わらいぶくろ】×【いたずらもぐら】などの配合でもできる。
特性は【スタンダードボディ】【ジャミングブレイク】【こんらんブレイク】、+25で【マホトラ攻撃】、+50で【メラ系のコツ】
 
4体配合でゴーレムになるので、序盤から【ゴールデンゴーレム】を生み出す場合乱獲される。ちなみに【あくまの書】なしでゴーレムを4体とも配合で工面する場合こいつは16体必要。説明が大変長くなるので後の手順はリンク先を見ていただきたい。

イルルカ

野生では出現しないが、タマゴから生まれることがある。
【新生配合】【ダンスのコツ】【メガボディ】化で【AI2~3回行動】【ギガボディ】化で【パラメータブレイク】、SP版では【超ギガボディ】化で【最後のあがき】を習得。

DQM3

最初にもらえるモンスターのうちの一体。物質系のGランク。
【ドロザラー】【ナスビナーラ】の配合でもできる。
特性は【地のコツ】【休みブレイク大】(Lv20)、【根に持つタイプ】(Lv40)、1~3回行動(Lサイズ)、【超???系キラー】?(Lサイズ)、【徒手空拳】(LサイズLv60)。
所持スキルは【ダンサー】
【スライムコロネ】との配合で【チョコゴーレム】ができる。
 
対戦でも休みブレイクと根に持つタイプという優秀な特性を二つも持つことで人気。
おたけびや誘う踊りを用いた妨害役の他、根に持つタイプを活かしたみがわり役としても活躍。素で電撃に高い耐性を持つため、耐性ガード系を積んでやれば【光の番人】【キラーマシン2】にも強い。
さらに地のコツもあるため【ジバルンバ】を用いたみがわり戦法の対策攻撃要員としてもある程度活躍可能と、かなりの万能モンスターに仕上がっている。
ただし単純な休みブレイク要員なら【フェアリードラゴン】、根に持つみがわりなら【シャンタク】と各方面ではさらに優秀な性能を持つモンスター達が存在するのが気がかり。
特化した性能にすると劣化扱いになりかねないので、各分野で活躍できる器用さを活かしてある程度は役割を併用させるのがいいだろう。

トルネコ

16~25Fの間に出現する。表記は「どろ人形」。
このシリーズでのこいつの不思議な踊りの効果は「レベルを1つ下げる」というもの。
経験値は「あと1でレベルが上がる値」まで下がる。
要するに、今のレベルに上がってから稼いだ経験値が無駄になるということ。
出会いがしらは仕方ないが、そうでないときは絶対に相手に行動させてはいけない。
1下げられるくらいならまだ許せるにしても、連続して2~3レベル下げられてしまうと非常に辛い事になる。
倒せば1レベル戻るが、逆に言えばいくつ下げられても戻るのは1レベルだけ、ということ。
同じフロアに経験値が非常に多いゴーレムがいるのに、こいつのせいで思うように稼げないこともしばしば。
こいつの踊りのSEはレベルアップのSEのアレンジで、なんとも力が抜けるものである。
「不思議」では封印の杖が欲しい。「もっと不思議」では人形よけの指輪が有効。
【めつぶし草】【まどわし草】でも当てれば完全に封じられる。

トルネコ2

【不思議のダンジョン】【もっと不思議のダンジョン】の11~14Fに出現する。
物質系かつ人形系のモンスターで、【ドールクラッシャー】が有効なほか、【つるはし】なら一撃で倒せる。
また、不思議な踊りは【人形よけの指輪】で防ぐことができる。
初代に比べてレベルが小刻みに上がるようになったので、1レベル下げられるくらいならたいした脅威ではなくなった。
 
ちなみに、【魔法使い】でプレイしているときには、こいつにわざとレベルを下げてもらい、直後に反撃で倒すことで覚える呪文を調整するといったことも可能。
よほど習得呪文の引きが悪いときは、同フロアに登場するゴーレムの攻撃などでも不要な呪文を忘れさせて貰うこともできるが、さすがにちょっとリスクが高め。

トルネコ3

HP35、攻撃力20、防御力10、経験値40(レベル1のステータス)。
【封印の洞くつ】【異世界の迷宮】などのレベルがリセットされるダンジョンに出現する。
封印の洞くつでは51~90F台にレベル6~9の個体がダラダラと出現し、異世界の迷宮では36~40Fにレベル1が出現。
レベル継続式を採用している今作ではさすがにレベル上げがきついので、登場時には必ず眠っている仕様になった。
それ以外はつるはしによって一撃で倒せなくなった以外は2とさほど変わっていない。
今作では【ドルイド】【げんじゅつし】に飛ばされて無防備なうちに不思議な踊りを連発されるのが最悪のパターン。
なお、【パペットマン】の特技が変わったためか、パペットマンの上位種となっているが、攻撃力が4高いだけである。
 
仲間モンスターとしては、不思議な踊りはレベルが上がっているモンスターにしか有効でないので、あまり意味がない。
【攻撃・特殊】タイプはレベルアップによる能力上昇が異常だが、裏を返せばレベルが下がると著しく弱体化することになる。
よって【不思議の宝物庫】深層なら活躍できる……はずだったが、成長タイプは【防御・早熟】で大して防御力が上昇しないため瞬殺される。
【ジャスティス兄】に洗脳されてポポロのレベルを下げられる危険もある。
「風来のシレン」シリーズに登場する同コンセプトのモンスターのように敵を下位種にしてくれる訳ではない。
デフォルトネームは「どろすけ」。

少年ヤンガス

【しゃくねつのほら穴】にのみ出現。
【あやしいおどり】でレベルを1つ下げる。つまり特徴はトルネコシリーズと何ら変わらず。
 
成長限界はレベル15。
デフォルトネームは♂が「どろすけ」、♀が「どろんこ」。
レベル15でハッスルダンスを覚える。
配合パターンはゴーレム系統×獣系。
鳥系を相手に配合すると笑いぶくろが生まれる。

バトルロード1

第四章で敵チームのみで先行登場し、第五章で使用可能になった。
ステータスはHP:568 ちから:80 かしこさ:85 みのまもり:51 すばやさ:62。
技は「どろーんスウィング」と「ふしぎなおどり」。
前者は自分の腕をもいで敵単体を殴りつけてダメージを与える。会心の一撃発生率がとても高く、混乱の追加効果があるので非常にオススメ。
後者はこのゲームにはMPの概念が無いので、代わりに敵全体の呪文耐性を下げる技となっている。
また、僧侶と組むと、どろーんスウィングが敵全体を攻撃する「どろーんラッシュ」に変わるが、追加効果が無いため、使う使わないは自由。
 
回避が高い、打撃耐性があるという事もあり、地味なモンスターだが非常に優秀である。
【ベビーサタン】と呪文耐性を下げるモンスターもう一体と組ませて【真・イオナズン?】を狙ったり、踊るモンスターと組んで【ダンスカーニバル】を発動させることもできる。

ヒーローズ2

【ジャイワール】地方に出現。
今回は【さそうおどり】を踊るスタイルで登場。これを受けると一定時間動けなくなるだけでなく周囲の味方も巻き込む厄介な技になっている。
踊りが完了するまで時間があるのでその間に倒してしまおう。
 
【モンスターコイン】は1枠のサポートタイプでさそうおどりで敵を引き付けてくれる。

トレジャーズ

お宝として【どろにんぎょうの像】が登場。

ライバルズ

スタンダードパックにて初期より実装。共通のレア。

3/3/1 物質系
召喚時:次の相手のターン相手のMPが1減る

本人のスタッツはコスト2のバニラ以下なので、単純に計算するとアドバンテージを得るどころかこちらが損をしている。
こいつ自身が弱すぎるので使いこなすのは難しいが、次のターンの相手のプランを崩すことができたり、高コストの強力なカードの使用を遅らせることができるので、全く使えないわけではない。
 
実装当初はほとんど使われていなかったが、第5弾リリース後に活躍の機会を得た。
当時は英雄【ソロ】を採用した僧侶のデッキが猛威を奮っていた。このデッキの基本戦略は7ターン目にレベル3ヒーロースキルを使用し(当時は7コストだった)冒険者のコストを全て0にするというものであったが、同型デッキ同士の対決(ミラーマッチ)ではこれを先に発動できる先手側が圧倒的に有利で、後手側はほぼ100%勝てないと言われる程であった。
しかし後手側は6ターン目にどろにんぎょうを使用し、相手のヒーロースキル発動を妨害すればこちら側が先にヒーロースキルを使用することができるため、ミラーマッチで勝つことができた。
これが後手側の圧倒的不利を捲る唯一の方法だったため、このカードが俄に注目を浴びたのだ。
とはいえ、返しのターンに相手からどろにんぎょうを出されれば結局先にヒーロースキルを発動できずに負けがほぼ確定するので、実用性は今ひとつだったが…

ウォーク

メインストーリー2章4話~2章7話などに出現する。ふしぎなおどりを踊る。
こころの色は緑でコストは21。

タクト

物質系のCランク、まほうタイプで登場。
レギュラーSPスカウトで排出されるため、どのガチャでも出現する。
本作では踊りを踊らず、【デイン】【ルカナン】を使う魔法使いタイプ。
ギラ系とヒャド系に耐性を持つ上、技構成が高難易度のVSキラーマシンに見事に噛み合っている。【ヘルクラッシャー】の乱れ毒斬りに頼らない戦法を使うのならコイツも十分な仕事をしてくれるだろう。
ガチャ産Cランクなので色んなガチャを回していると嫌というほど出てくるため完凸も容易。

ドラけし!

2022年12月29日に実装された常設版タイジュの国の後半ステージ「格闘場」で初登場。
星2の紫属性で、スキルは菱形の範囲を物理攻撃する「たいあたり」。

蒼天のソウラ

1巻から登場。
【傀儡匠エストリス】の唱えた傀儡呪文(エメス)で【パペットロープ】と共に動きだし、【冒険者】達を襲った。

【イシュナーグ海底離宮】内にも多数登場。
戦闘のみならず【ゴーレム】の組み立てやレイダメテス尖塔兵へ石炭を焚べるといった力仕事も行う便利なモンスター。