【なつかしき友の記憶】

Last-modified: 2024-04-10 (水) 09:03:32

DQ7(リメイク版)

【配信石版】の一つ。
【若き日の英雄】【幼き大神官の思い出】と同じくちょっとした本編のサイドストーリーを楽しめる「公式ストーリー石版」で、一度エンディングを見て冒険の書に★マークが付いていれば【インターネット酒場】でダウンロードすることが出来る。3DS版での配信期間は2013年3月7日以降()。
スマホ版では現在もDL可能。
なおインターネット酒場は移民の町の発展レベルが1以上でないと使えないので注意。
 
主人公と別れた【キーファ】のその後の話が分かるという彼のファンには嬉しい追加要素である。【ライラ】と正式に結婚するため【ユバールの民】の族長より一族に伝わる試練を受けさせられることになったキーファだが……。
 
石版の情報によると発見者はキーファ、出身地はしまぐに、肩書はさすらいにん、性格は【きれもの】
出身地と肩書きはそこそこ納得できるものになっているが、性格はどう考えてもキーファには一致していない……。

話の流れ

主人公たちがキーファと別れ、現地からいなくなった直後から物語が始まる。しかし何故か向こうはこちらの姿を見ることができず、キーファやユバール族と会話することもできない。いつもと違い、要はその時代への変化を起こすことができない状態になっている。(タルや壺はやたら硬いということで壊すことが不可能)
いつもと勝手が違う事から【石版案内人】の元に向かった主人公達だったが、彼が言うには「主人公達は別の時間を歩んでいる。しかし強い願いが二つの道を交差させる」とのこと。釈然としないままとりあえず王子の行方が分かったので【バーンズ・グラン】王に報告すると、王はキーファに王妃の形見の【太陽石の指輪】(物語の冒頭でキーファが持ち出したというアレ)を付けた手紙を送る事にする。
 
その後キーファは今すぐにでもライラと結婚したいがために、長老が作り出した【旅の扉】の先の洞窟をぬけた先に咲く花を取ってくるという、過去には死人が出たこともあるという危険な試練に挑むことになり、手紙を渡す機会を伺う主人公たちはそれに陰ながら協力するという形になる。
【試練の洞窟】に出てくるモンスターは【キラースター】【レッドスコーピオン】などで、目的の花が咲いている場所にはなぜか【ヘルクラウダー】がいる。主人公たちが戦った個体とはおそらく別個体であろうが。
結局キーファがヘルクラウダーになす術もなくやられてしまったところに主人公たちが駆けつけ代わりに戦うこととなる。
 
その後、バーンズ王から預かったキーファへの手紙と指輪を無事に渡したことを報告しに行くと、突如【アイラ】の指にキーファに渡したはずの指輪が出現、本編では仄めかされるだけであった両者の関係がここで初めて明確にされる。このイベントの後、アイラは【グランエスタード】の王族として迎えられることとなる。

注意点

この石版は進行中に一度現代に戻ってくるところがあるのだが、以前【木こり】を仲間に加えに戻った時などとは違い、現代に戻ってくるところも石版の導き先に戻るところも自動でイベントが進行し、台座を使う場面がカットされるため、現代にいる間も石版の中にいる扱いとなり、イベントを終わらせるまでルーラ等で他の場所へ行くことができなくなるので注意。ただしイベント中フィッシュベルに寄ることは可能なのでメンバーの入れ替えは通常通り可能である。
 
移民の町の台座に石版を嵌めてストーリーが始まるのだが、終了はバーンズ王が「アイラはキーファの子孫である」と気付いた時点となるため、ストーリーの終了が若干分かりにくいので注意。さらにパーティにアイラが居ないと最後のイベントが起こらない事にも注意。
 
クリア後もう一度この石版を台座で使っても行先は、謎の神殿から行ける【ユバール族の休息地地方】と全く同じ、「イベントが終わりユバールの民が完全に現地から立ち去った後の時代」に飛ぶことになるため、この石版を保持しておく理由は特に無い。なお移民の町から石版を使っても導き先から帰ってくるとなぜか謎の神殿の石版案内人の前に戻ってくることになる。