【ぬくもりの里に】

Last-modified: 2024-02-17 (土) 09:40:22

概要

構成=Intro:2小節、A:16小節、B:13小節
調=Intro:ニ短調(Dm)、A:ニ短調→変ト長調(G♭)、B:変ト長調(SFC版以外ではキー-2)
BPM=108(SFC版)
拍子=4/4
 
初めての短調の【村】の曲。
ちょっとひょうきんで、のどかで、それでいて不思議で、どこか懐かしく、そして切なくて、寂しい。
色々な感情が入り混じった、まるで魔法にかかったように複雑な感情を呼び起こす名曲。
【木洩れ日の中で】と並んで、DQ6を象徴する曲の1つである。
 
オーケストラ版では、IntroがSFC版よりも2小節長い。
1周目では木管楽器が使われ、バスーンやオーボエ、クラリネットの伴奏がどこかユニーク。
2周目ではメロディや伴奏はそのままに、弦楽器で雄大に演奏される。その対比も見事。
 
しかし、オーケストラ版やリメイク版ではやたらとテンポが早い。そんなに急いでどうしようと言うのだろうか?

DQ6

主に【ホルコッタ】【ペスカニ】【ザクソン】の各村で使われる他、その不思議な曲調を生かして【夢見る井戸】【ヘルハーブ温泉】などの施設でも流れる。
特にDQ6の物語の核となる「井戸」で流れる曲であるため、とても印象深いだろう。
 
が、これが流れる村では、主人公たちが邪険に扱われたり苦労したり、何があるか分からない謎の小屋で流れたりするため、いまいちぬくもりを感じることができない。

DQ10オンライン

Ver.6.0より一部エリアのBGMとして使用。
詳しくはこちらを参照。

ビルダーズ2

【からっぽ島】のBGM。
その他、【かんごく島】で脱獄に成功すると流れる。
 
なお、本作においてはDQ2がベースの作品としては少し違和感がある程DQ6のBGMが多用されている。DQ6の音楽がこれほど使用されること自体これまでの外伝作品としてはやや異例である。
プレイヤーが【しろじい】から島の説明を受けるときに初めてこのBGMを聞くことになるが、これは今作の舞台設定についての静かなる伏線であるという見方ができる。
もしあなたがシリーズファンであればこの音楽を聞いた時、思い出すキーワードのひとつとして挙げられるであろう幻の大地
それを踏まえた上で冒険を進め、やがて本作の世界がどのようなものであるのかが明かされた時、からっぽ島にこのBGMが使用された意図に気付く構造になっているのだ。
DQ10のVer.2で訪れた世界のフィールドBGMに【失われた世界】が使われていたのに似ている。