【ねだやしのとびら】

Last-modified: 2016-11-05 (土) 13:30:14

DQM1

【星降りの大会】に優勝してエンディングを迎えた後に挑戦できる、魔王が主を務める異世界の一つ。
名前の由来は、ボスの【デスピサロ】が、悲憤のあまり人類を「根絶やし」にしようとしていることから。
全30階層。【悪魔系】オンリーの旅の扉だが、【アクバー】【あくまのきし】【ギガンテス】
【ずしおうまる】【デビルアーマー】【ジャミラス】【デュラン】といった他の扉で主として出て来るモンスターに加えて、
【じごくのもんばん】【きりさきピエロ】といった野生で生息していないモンスターは出現しない。
ボスが多いため、悪魔系は野生で手に入れられないモンスターが多くなっている。
 
戦闘前に選択肢が出るが、「いいえ」を選ぶと「では おしえてやろう! があああ……!
おまえたち にんげんと にんげんに しっぽをふる… きたない いぬどもを ねだやしに するためだっ!」と、
連れているモンスターを蔑む台詞がある。
いくら何でも酷すぎやしないか?
 
デスピサロは、【しゃくねつ】【ばくれつけん】【ジゴスパーク】を使用する。
凍てつく波動が使えなかったり最初から最終形態だったりするなど本編のとは別個体だろうが、後述のわたぼうの台詞を見るにこうなった経緯は似ているのだろうか?
ばくれつけんはスクルトを唱えていれば怖くない。
しゃくねつも各種対策があるが、デイン系のジゴスパークは厄介。
しっかりとその都度回復させるのが得策だろう。
【エスターク】とは対照的にHPが非常に高く、長期戦に備えた方が良い。
 
このデスピサロを倒すと、今際の際に「ぐはあああああ……! からだが あつい……。わたしは やぶれたのか? ロ ロザリー………。わたしは わたしは……。」と原作では言わなかったロザリーの名を呟く。
モンスターズが発売された当時のDQ4は8年前に発売されたFC版しかなく、
SFC時代にDQを知った人の中には原作ネタが分からない人も居たかもしれない。
その辺を考慮しているのかは定かではないが、【わたぼう】がロザリーとデスピサロの関係を補足説明してくれる。
余談だがGB版とPS版では若干補足説明が違う。
GB版では「デスピサロも かわいそうな ヤツだったかも しれないね。」と言うが、
PS版では「ふくしゅうのためにピサロはすべてを捨てた。誰も 悪いわけじゃないけど でも ピサロは まちがってた。」と言っている。
だがどう考えてもすべての元凶たるあの人間たちは悪いだろう。