【はしりとかげ】

Last-modified: 2024-02-26 (月) 00:39:37

概要

緑色の恐竜のようなドラゴンで、【コドラ】【テラノザース】の上位種。
はしり「トカゲ」ではなく「はしりとかげ」と平仮名なのは雰囲気および使えるカタカナの制限のためだろう。
なお、二本足で走るトカゲとしては、1980年代の日本でオセアニアのエリマキトカゲが大ブレークした時期があり、これが元ネタかもしれない。
DQ4には、ほぼ同時期に流行ったウーパールーパーが元ネタと思われる【マッドルーパー】も存在する(FC版では没モンスターになってしまったが)。
スタッフの中でも流行っていたのだろう。
ちなみに今でも「走りとかげ」で検索するとエリマキトカゲの画像がいくつか出てくるが、見た目はDQ8の【アルゴリザード】の方がそれに近い。
それ以外にも、南米に生息するバジリスクというトカゲも二本足で水面を走ることで有名。

DQ4

【海鳴りのほこら】【魔神像】の上部に出現。
痛恨を持つコドラ、特に特徴の無いテラノザースと続いて、コイツの特性は「回復」。攻撃力はそこまで高くないが、1~2回行動で生意気にもベホマラーを唱え、しかもMPが36なのでこれを2回(リメイク版では3回)使える。
行動スロットの2/3がベホマラーであり、実は偏向型なのだが、ちょうど中確率の2スロットが通常攻撃になっているので、結局ベホマラーを使う確率はほぼ2/3になっている。
【判断力】は0であり、誰もHPが減ってなかろうが、自分のMPが尽きようが、ベホマラーを使う頻度は変わらない。
マホトーンには強耐性を持っており、【せいじゃくのたま】【まふうじのつえ】を使っても効きづらい。
 
【ライバーン】【グリーンドラゴン】に呼び出されてベホマラーを唱えるという役回りは前作の【ごくらくちょう】を思わせるものの、最上種らしからぬネーミングに加えてこの使い走りぶり、誰が呼んだか「パシりトカゲ」。しかしごくらくちょうと違って逃げないため、「はしり」とかげなのに逃「走」はしない。
どちらにせようっとうしいのは確かなのでさっさと倒そう。
 
【公式ガイドブック】では「名前の通り、敏捷なフットワークを生かした2回攻撃が得意なモンスター。仲間と共に出現した場合には、ベホマラーを唱えて傷ついたモンスターの回復役をつとめる」とある。
これだけを見れば攻撃的なモンスターのように思える。
 
PS版の【公式ガイドブック】には「おもに草原を住みかとし、発達した後ろ足で駆け回る地上型のドラゴン」と書かれているが、通常エンカウントではどう見たってダンジョンと呼ばれるエリアにしか出現しない。どうしても草原で見たい場合はデスパレス及びゴットサイド周辺で遭遇するライバーンに呼ばせるといい。
こうすれば上記の「草原を駆け回る」はしりトカゲの姿を拝むことはできる。
本来の生息地ではない場所でも即座に駆けつける姿から「走りトカゲ」という名前なのかもしれない。

ライバルズ

「小さな希望のシンフォニー」で実装された共通のレアカード。

3/2/4 ドラゴン系
いずれかのプレイヤーがヒーロースキルを発動した後味方リーダーを3回復

DQ4でベホマラーを使用したことの再現で、味方リーダーを回復する効果を持っている。自分がヒーロースキルを使用した時だけでなく相手リーダーが発動させた時も回復できるため、相手プレイヤーからしたら放置しがたいカードである。

ウォーク

2019年10月24日から11月21日まで開催されたイベント「試練の扉」にて、3週目の中級・上級の扉の最終戦に登場した。後に2020年9月に実装されたバトルコンテンツ「ほこら」ではボスとして再登場している。いずれもベホマラーとはね飛ぶ攻撃・痛恨の一撃を使う。
こころの色は青でコストは42。高グレードのものは斬撃・体技ダメージアップに、ギラ属性と毒に耐性がつき、ターン開始時にHPが小回復するようになる。

ドラけし!

【世界樹】に登場。☆2・青
スキルは【たいあたり】

ロトの紋章

乗り物のジャンルとしては【ドラゴン】となっているが、騎乗用として調教されている。
【ラダトーム】攻防戦で【アステア】率いる戦士たちが、はしりとかげに乗って戦っている。
種族の正式名称がなかったが、パーフェクトブックに記載されている。