【みみとびねずみ】

Last-modified: 2024-03-05 (火) 18:00:13

本項ではDQ4に登場したモンスターについて扱います。
DQ7に登場した同名モンスターについては【みみとびねずみ(DQ7)】を参照。

概要

大きく発達した耳で滑空することができるネズミのモンスター。
【エアラット】【エビルハムスター】の色違い。
こいつはDQM3に登場するまで、DQ4以外ではスーパーライトにしか存在していなかった(こいつ以外の2種はライバルズにも登場している)。
 
DQM1でコンセプトのよく似た【フェアリーラット】という系統が登場し、しかもこれがDQ7に逆輸入される際に上述のこいつと同名の色違いを伴って登場したものの、あちらは登場作品は少ないため、この系統の出番が失われたというには微妙なところ。むしろ最近ではこの系統の方が再登場している。
余談だが、ノチョーラのような骨格で尻尾が長いオオミミトビネズミというネズミが実在している。さすがに耳で飛んだりはしない。

DQ4

第二章と第五章の序盤エリアに出現する。
最序盤の敵としては攻撃力と素早さが高いうえ、【回避率】も高いのでそこそこ厄介。
特に第二章は最後尾のブライが貧弱な装備なこともあって狙われると大きなダメージを受ける。
早目に【ヒャド】で撃退するか、MPが尽きているなら大人しく防御しておいた方がよい。
第五章では、開始直後の【山奥の村】から【きこりの家】までの道中で出会う可能性がある。やはり貧弱な装備のためちょっとだけ危険なモンスター。まあ負けることはまずないが。
ここのモンスターの出現率はFC版の頃から一貫して極端に低いし、【木こり】の老人から【かわのよろい】を貰ったあとなら、ほとんどダメージを受けなくなるので、不用意にウロウロせずにさっさと木こりの家に入ってしまおう。
 
なお能力は同じ序盤モンスターで色違いのエアラットとほぼ同等だが、仲間を呼ばない分、危険度はやや低い。
そのためか、経験値は同等でゴールドはやや低い。
一方で、スタート地点周辺の雑魚はほとんどが【やくそう】を落とすのが恒例な中、【かわのぼうし】をそこそこな確率で落とす。
余裕があるなら落とすのを狙って最後に倒すのが良い。
 
【格闘場】では、【いたずらもぐら】【おおみみず】との対戦カードがある。
序盤の敵の殴り合いにしては倍率に開きがあり、攻撃力や素早さで勝るこいつが勝ちやすい。
とはいえ、序盤の敵ということで攻撃が集中してあっさり落ちることもありあまり信用できない。
いっそのこと10倍と高倍率のおおみみずに賭ける手もある。
ただ1.1倍と大本命にしてはショボそうな見た目に反して3回に2回位は勝てるので、ダブルアップで手堅くいきたいときは頑張ってもらうしかないことも。
 
【カードゲーム】【キングレオ】』ではこちらがエアラットより格下扱いである。

DQM3

DQ4出身モンスターということも手伝ってか、3Dモデルとモーションを引っ提げてまさかの参戦。
なお3Dモデルは恐らくライバルズエースのエアラットやエビルハムスターで使用されていたものの流用で、マテリアルのみ変更されているもの。
【甘味楼の魔界】の初級および中級に出現するのでスカウトはそこで。一応【おおねずみ】【はねスライム】という如何にもな特殊配合もある。
ドロップアイテムは【モンスターのふん】、レアドロップは【すばやさのたね】
 
特性は【ときどきピオラ】【ロケットスタート】【ツッコミ】
Lサイズ化で【2回行動】【みかわしアップ大】【しっぺがえし】を習得する。
所持スキルは【つむじ風】
ウリである素早さはまあまあ早いが、コツや各種ブレイクもなく特性が微妙な為ストーリーでも対戦でも使われることは少ない。
 
特殊配合で使う組み合わせは二つ。
【しましまキャット】と配合すれば【キャットフライ】にできるが、キャットフライは野生で出現し簡単にスカウトできるためこの配合は使わないだろう。
一方、【スカルガルー】と配合することで生み出せる【エビルハムスター】はタマゴ以外ではこの方法でしか入手できないので、コンプを目指すなら必須。

素麺のソーミャ

第138回に登場。
2020年(子年)の年始の挨拶の背景を飾った。