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【りりょくのつえ】

Last-modified: 2017-10-01 (日) 19:33:46

概要 Edit

杖系武器の一種。 漢字表記すると「理力の杖」。
イラストでは槍っぽい感じの杖。なお「理力」という言葉自体は造語で、ごく初期の「スターウォーズ」で「フォース」の邦訳として使われていた。
作中での扱いは「MPを物理的な力に変えて攻撃」という意味合いだと思われ、実際「魔力を杖に込めることで打撃力に変換する武器」ということになっている。
 
物語中盤辺りで入手でき、【魔法使い】系が装備できる武器としてはなかなかの攻撃力を持つ。
攻撃力はリメイク版DQ3では65、それ以外は一貫して55となっている。価格もずっと2500Gを貫いている。
 
この武器の最大の特徴は、攻撃するたびに毎回MPを3ポイント消費するいう効果。
登場時期や値段の割に攻撃力が高いのはこのためなのだが、攻撃力が高いといっても元々魔法使いキャラは力が低く設定されており、結局威力に期待はできないため、MP消費はデメリットであると捉えられる。呪われていないのに明確なデメリットを有する、シリーズでも数少ない武具とも言える。
あえて使いどころを挙げるならば、呪文を封じられた時や、攻撃呪文への耐性が高い敵への攻撃手段などがある。
DQMBでも「呪文を封じられた大魔導士が使っていた杖」と説明されている。こうした状況下での魔法使いは、補助呪文や道具でサポートに回るか、思い切って防御したほうが良い場合が多く、よほどの余裕がある時でないとこの武器を振るうことはないだろう。
そのため、総合的に見ると使い勝手は良いとは言えない。
 
MP0の状態でも威力を落とさずに使用可能であることが多い。
MP切れならばノーコストで使えるので、最後の悪あがきとして運用することも一応可能である。
しかし、魔法使いのMPが0になっている時点でパーティは相当消耗しているはずだし、
そうなる前に【リレミト】【ルーラ】を使うプレイヤーがほとんどではなかろうか。
なお例外として、今のところFC版のDQ4とPS2版DQ5でMP0時に攻撃力が落ちることが確認されている。
 
DQ7にてこの武器の上位互換的な存在である【えいゆうの杖】が現れた。
 
デザイン的には杖の先に特徴的な形をした刃がついており、その中心に青い宝玉のようなものがあり、前述の通り槍っぽい。
これでは杖というより槍系武器だというべきだろう。そして理力はどこいった。
実際、ロトの紋章では突き刺して使用している他、リメイク版DQ3でも槍系武器と同じ攻撃エフェクトである。
 
またDQ3の【ファミコン神拳 奥義大全書】では、上記の理力=フォースという解釈に則ってか「木製のライトセイバー」といった風情のイラストが与えられていた。
しかも装備モデルの女魔法使いがどっかで見たようなフード付きマントを着ているという徹底振り。

DQ3 Edit

りりょくのつえは MPのちからを
こうげきりょくに かえて
てきを こうげきする ぶきだ。
たたかうたび MPをつかうが
まほうを ふうじられたとき
これで たたくとよいだろう。

FC版では【アッサラーム】【ぼったくり商店】【テドン】で売られている。
【僧侶】、魔法使い、【賢者】といった呪文系職業が装備可能。
魔法使いにとっては、数値上はこれが最強武器である。
デメリットがある分、同程度の攻撃力の武器の中では断トツで安い。(攻撃力が15低い【てつのおの】と同じ価格)
僧侶や賢者に装備させれば20〜30程度のダメージが見込めるので、安定して効くヒャドと考えられなくもない。
しかし、アッサラームで買おうとすると5000Gと高く、まともな価格で買えるテドンでは同じ武器屋に格上の【ゾンビキラー】が売っているので影が薄い。
しかも、陸路で行けるムオルではほぼ同じ価格でデメリット無しの【さばきのつえ】が購入できたり、船を手に入れた直後からノーコストでベギラマを撃てる【いかずちのつえ】を取りに行けてしまうので、買う価値は低いか。
いかずちの杖を呪文が使えない仲間に持たせる場合なら、上述の通り本作ではMP0でも威力は変わらないため純粋に攻撃力が高い武器になってくれるので、MPを使い果たした時用の対策として魔法使いに持たせておいてもまんざらムダではない。まあ、そこまで追い込まれるようなケースは非常に珍しいだろうが。
 
ちなみに、【パーティアタック】で味方を攻撃した時はMPが減らない。

リメイク版 Edit

攻撃力が65に増加し、【ゾンビキラー】【くさなぎのけん】と同等になった。
アッサラームで買えなくなったので、入手可能時期はやや遅くなったが、船入手前の【バハラタ】でまともな価格で買えるようになった。
とは言え、ライバル武器も増加し、特にグループ攻撃武器の追加に押されてさらに利用価値は低下した。
また、GBC版では【ルビスのけん】が追加されて、魔法使いの最強武器ではなくなった。

小説版 Edit

【ポルトガ】【商人】のサバロが、【船】とセットでくれる。
魔法の威力を増幅するという設定で、魔法使いのリザが愛用するようになる。
使うと魔力が削られるゲーム版とはある意味正反対の設定である。

DQ4 Edit

第五章の【サラン】の隠し武器屋と【スタンシアラ】の昼間営業している方の武器屋で販売。
【クリフト】【ブライ】【マーニャ】【ミネア】が装備可能。
 
ブライとマーニャの最強装備が一品ものの【マグマのつえ】で競合するため、当たらなかった方にとっては、攻撃力だけなら最強武器となる。
いくらマグマの杖が一品物とはいえ、こちらはMPを消費するというリスクを伴っているのに攻撃力まで劣っていては立つ瀬がない。しかも入手時期までほとんど変わらないのでは尚更。
もっともこれを装備したところで2人とも素の力が低すぎて大したダメージにならないので、強力な特殊能力のある【どくがのナイフ】【どくばり】の方が便利。
一応、【バルザック+】討伐前まではミネアの最強武器なので、力が魔法職の中では比較的高い彼女に持たせればそこそこのダメージを期待できるが、それでも【会心の一撃】以外は高くて【てんばつのつえ】による【バギマ】程度のダメージしか与えられないので、単体相手でも無消費バギマで戦ってもらったほうがいいぐらい。
更にバルザック+は守備力が100と高いので尚更(バルザック+はバギ系に無耐性)。
いずれにせよMP3を消費するリスクに見合うとは言い難い。
バルザック+を討伐直後にはマグマの杖が手に入るので、尚の事不要。
クリフトは序盤に入手可能で攻撃力100の【きせきのつるぎ】を装備できるので、まず不要。
 
敵では【ベレス】が落としていくことも。
ちなみに、MP0時は与ダメージが半減する仕様がある。
時期的に役には立たないが、ちょっとした金策にはなる。

リメイク版 Edit

表記は「りりょくの杖」。
プレミアムバザーでも買えるようになったが、最速入手時期は同じ。性能や立ち位置も変わらず。
マーニャがより強いデメリットなしの武器を装備できるので、まず最終装備の候補に残ることはない。
 
なお【ドラゴンクエスト4のあるきかた】では【ふしぎなボレロ】【しあわせのぼうし】【めがみのゆびわ】と共に装備させてこの武器のMP消費を帳消しにする組み合わせが紹介されていたが、これらの防具を入手する頃に理力の杖を現役で使い続けているプレイヤーが果たしているのかどうか……。
また同じページに「クリフトの高い【かしこさ】を攻撃力に変換できる」と書かれているが、真っ赤な嘘なので鵜呑みにしてはいけない。
装備者の頭の良し悪しはこの武器の威力に全く影響しない。

DQ5 Edit

【テルパドール】【エルヘブン】で販売されており、
【ビアンカ】【フローラ】【女の子】と、【装備グループ】Gのモンスターが装備可能。
敵では【ひくいどり】が落としていくこともある。
今作では魔法使い系キャラにはグループ攻撃できるムチがあり、そちらの方が明らかに有用なので、この杖の存在価値は皆無。
一応攻撃力だけならテルパドール時点でのビアンカ・フローラ・マーリンの最強武器ではあるが……この面々に打撃(しかも単体攻撃)の威力を期待するプレイヤーがどれだけいるというのか。
仮に購入したとしても、フローラ以外の二人はそれから程なくして【メラミ】を覚えるので……。

リメイク版 Edit

前述の通りPS2版ではMPが0の時に攻撃力が落ちるものの、なんとその際にこの杖の攻撃力は0まで下がってしまう。したがって最大MPが0の【エンプーサ】に持たせると悲惨。
またMPが3に足りなくても、1か2でも残っていれば(一発だけ)通常通りの攻撃力を発揮できる。
ちなみにPS2版のガイドブックでは【ストロスのつえ】とイラストが取り違えて掲載されていた(DS版では修正された)。

DQMB2 Edit

第六章から登場した魔法使い専用の杖。
ステータス上昇量はちから+35 みのまもり+14 すばやさ+7。
使える技は「フールストライク」と「とっぷう」。
前者は【マジカルメイス】の「フールブレイク」の全体攻撃版で、
相手のかしこさとの差で威力が決まる耐性無視のダメージを与える。
後者は杖から竜巻を出して相手単体に風属性のダメージを与える。
 
対人戦ではフールブレイクの会心発生率から【メタルキングのたて】で警戒されるので、
マジカルメイスに代わってこちらの杖が使われる事も多い。
かしこさが上がらないので、賢者の場合は【マジックダブルスキャン】を利用してかしこさを上げる等の工夫をしよう。

ドラゴンクエスト ダイの大冒険 Edit

理力の杖そのものも存在するようだが、この杖自体は劇中には登場せず、【光魔の杖】の説明で事例として登場。
デザインは本編と同じで、力の弱い魔法使いが使用する魔法力を打撃力に変換する杖。
本編同様消費する魔法力は一定であるため、威力その物は誰が使っても同じとのこと。
 
一方で、理力の杖をモデルにしたとされる光魔の杖と【ブラックロッド】は消費魔力が装備者の魔法力依存となる。
特に、ブラックロッドの方は常時魔法力垂れ流しの光魔の杖と違い、使用魔法力の調整ができる優れモノ。
DQ本編にも似たようなMP消費による攻撃力変動システムがあっても面白かっただろう。
(ある意味、全MPをそのまま威力に転換する【マダンテ】がこれらに近いと言えば近いか)

ロトの紋章 Edit

神官【タルキン】が使用。
アリアハンの激闘でバギも使えなくなるほどMPが減った状態で使用しており、
MPがなくてもそれなりの攻撃力を発揮できることを反映している。
ちなみに、バギが使えない状態(MP3以下)でこの杖で1回でも攻撃すれば、MPは0になるはずだが、このあとメガンテを唱えているので、根本的に原作とは性能が違うのかもしれない。