【れんごくちょう】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 03:59:35

概要

DQ5などに登場するモンスター。煉獄鳥。
七色の翼を持った巨大な怪鳥で、邪悪な炎を体内に宿しているという。
思わず見とれてしまうほど美しい翼を持っているが、性格は好戦的。
【ひくいどり】【ホークブリザード】の色違いで、この系統では最上位種だったが、DQ10で【ダークオルニス】【凶鳥フレス】の量産型)にその座を譲った。
 
また、煉獄(れんごく)とはキリスト教における天国と地獄の中間的な存在。
死後天国に直行はできなかったが、地獄に落ちるほどでもない人がそこで罪を清められた上で天国に行くという。
その際の清めのイメージは火であり、煉獄鳥が火を吐くのもそこから考えられているのだろう。
 
DQ7以降には【れんごくまちょう】という類似した名前のモンスターが登場しているが、混同しないよう注意。
あちらはにじくじゃく系統のモンスターであり、見た目も大幅に異なる。

DQ5

主にエビルマウンテン周辺に生息する。エビルマウンテンの終盤のフロア(【ムーンフェイス】が出る場所)にも出現。
その名の通り、【かえんのいき】【はげしいほのお】【ベギラゴン】といった炎系の全体攻撃を多用する。
厄介なのは立ち位置が上空なので、地表にも別の敵を配置するスペースが空いていること。そこに【ギガンテス】などの強敵が収まることが多く、1ターンで総攻撃を喰らうと壊滅しかねない状態に陥る。
 
とはいえ、こいつと遭遇する頃は炎耐性のある仲間、または耐性防具が揃っているはずなので、守りを怠らなければ恐れる相手ではない。
激しい炎はともかく、火炎の息は遭遇時期的に既に弱い部類。
そのため、他のモンスターが一緒に出てくると後回しにされがち。放っておくと逃げ出すこともあるほか、ギガンテスの【みなごろし】で屠り去られることもしばしばある。
むしろザラキを唱える下位のホークブリザードの方が危険である。
 
炎を使うモンスターなのでメラ、ギラ系と炎ブレスは効かず、バギ、デイン系にも強い。
しかし、見た目通りヒャド系や冷気には弱く、意外なことにイオ系にも弱い。
ラリホーが効きやすいので、全体攻撃をされる前に動きを止めるか倒してしまおう。
マホトーンも効きやすいが、激しい炎を封じられないのであまり意味がない。
落とすアイテムは【かぜのぼうし】で、ホークブリザードと同じ。
 
SFC版ではこいつだけカラーパレットがバグっているんじゃないかと思うようなデタラメな配色がされており、別の意味で怖い。
意図したカラーリングをSFCでは再現し切れなかったのであろう。
再現するには、カラーパレットの切り替えではなく、着色を別個に作る必要があった。
 
SFC版ではHP160だったが、リメイク版ではHP180に増えて少しタフになった。
リメイク版ではゲーム機の性能が向上したことに伴い、本来のものであろう鮮やかな体色が明らかになった。
また、PS2版では下位2種より鶏冠と尾羽が大きい。
【すごろく場】の?マスのイベントでは、下位種のホークブリザードやひくいどりと一緒に出てくることがある。

DQ10オフライン

【風車の丘】【ケラコーナ原生林】【ベコン渓谷】に生息。
昼間だけの登場だが、遠くから襲いかかってくるやっかいもの。
【しゃくねつ】【ひかりのブレス】【ドルマドン】(怒り時)を使ってくる。
通常ドロップは【炎の樹木】、レアドロップは【せいじゃのはい】
クエスト【かばん職人の道】では討伐対象になる。

Ver.2

偽りの【ジャイラ密林】にも生息するほか、クエスト【光導くがごとく】で強化版の【希望のケモノ】が登場する。

DQ10オンライン

生息エリアを増やしている。
詳しくはこちらを参照。

DQ11(3DS版)・DQ11S

【冒険の書の世界】【ロンダルキアへの洞窟】に登場。使用技はDQ10とほぼ同じで【ドルマドン】【しゃくねつ】【ひかりのほのお】を使う。
かなり素早いため、全体攻撃で先制されると痛い。出現エリアではHPは多めに保ちたい。
また、炎属性の攻撃に完全耐性を持つ。本作ではメタル系を除けば、攻撃属性を無効化するのはこいつくらい。
逆に氷・雷・風属性には非常に弱く、これらの属性攻撃を当てれば倒すのは難しくない。眠りもよく効く。
 
ドロップアイテムは【せかいじゅのは】と、レアが【だいしんかのひせき】
初登場以来のドット絵だが、上述のサイケなカラーリングは改められ、リメイク以降のモデルに準じた配色となっている。

少年ヤンガス

DQ5での初登場以来、外伝作品含めて登場していなかったが、本作で初めて外伝に登場した。
配合限定で、ひくいどりとホークブリザードを配合すると(どちらが血統でもOK)【にじくじゃく】ではなくコイツが生まれる。
早ければ、【まぼろし雪の迷宮】の段階で作ることもできる。後述の理由からお勧めしないが。
 
成長限界はレベル30。
デフォルトネームは♂が「ゴクチョ」、♀が「ちょうこ」。
能力値は初期値・伸び共にそれなりに高い。
両親から【ほのおむこう】【こおりむこう】を受け継ぐ他に、Lv20で貴重な【ひかりのはどう】を覚える。
 
ただし、経験値テーブルが序盤最もレベルが上がりづらいタイプ。本編クリア前では足を引っ張る可能性が高い。
安定してレベル上げできる環境ができた段階で配合に踏み切るのがベストだろう。

ダースドラゴンとの配合で【ドラゴンブッシュ】、ボストロールorトロルキングとの配合で【デビルロード】
デビルロードとの配合で【スターキメラ】を作れる。

バトルロード2

第五章後期で敵チームのみで先行登場し、六章でカード化された。
ステータスはHP:682 ちから:81 かしこさ:73 みのまもり:57 すばやさ:64。
使える技は「ゆりかごのうた」と「ヒートサイクロン」。
前者は歌を歌って敵全員を眠らせ、後者は高熱の竜巻を放って敵全体を焼き尽くす。
 
このモンスターのロトコレクションの排出率は、なんと1/800。最も低い排出率に分類される激レアカードである。
何故こんなモンスターが非常に排出率の低いロトコレクションになったのかに関しては諸説あるが、
一般として「ゆりかごのうた」の耐性が個別に用意されているという点にあるという説が強い。
これは【ドラキーマ】の「こもりうた」と同じであり、効く相手が多いようだ。
章が進むにつれてその性能がどんどん開花され、初期状態で2属性技を使える事もあり、かなり強力な眠り要員として対人戦では活躍している。
炎、灼熱、風に強く、能力のバランスが良いため頼りになる。しかし、決してみのまもりが高いわけではないので、飛行系特効技には注意。
 
武闘家と組むと、ヒートサイクロンが燃える羽根を飛ばして敵全員を攻撃する「バーンウィング」になる。

ジョーカー3

モンスターズシリーズ初登場。魔獣系のAランク。
野生では登場せず、マスター戦かひくいどり×【まかいファイター】の特殊配合で仲間にできる。
スキルは【きらめく息吹】

ジョーカー3プロ

野生個体が【魔王城】に出現するようになった。野生個体は【れんごく火炎】【ギラグレイド】【星降りのサンバ】を使用する。
【魔王軍の残党】として現れる個体が【黒鉄の監獄塔】の屋上におり、こちらは【れんごく火炎】の他に【破滅の舞】【悪夢のよびごえ】【ギガ・マホトラ】等を使用してくる。
息に対する対策を行えば多少は楽に戦えるが、怒涛の【リザオラル】地獄が非常に面倒。【黒い霧】?【冥界の霧】を用意しておこう。
こいつの【天敵】【悪魔系】【レジェンドホーン】なのだが、何故か自身と同じ【魔獣系】が天敵として設定されている個体がいる(同種にライドして近付いた場合はハートのエフェクトを出して近寄ってくる)。
合体特技は【地獄落とし】、合体特性は【超みかわしアップ】

ライバルズ

第7弾カードパック「光と闇の異聞録」にて共通カードとして登場。レア度はスーパーレア。

6/4/3
召喚時: 自分の手札に
魔王系カードがあるなら
縦1列にいる
全ての敵ユニットに
4ダメージ

魔王系カードとのシナジーを持ったカード。
やや重いが4ダメージの範囲攻撃は強烈。
特に魔王デッキと相性のいい魔剣士は【ぬかどこスライム】【魔軍司令ホメロス】等による後列への攻撃を得意としているが、それを警戒して前列にユニットをまとめているとこの一枚だけで壊滅的被害を被ることになるし、逆にこいつを警戒すると後列攻撃を避けられないので、存在そのものが揺さぶりをかけるパワーカード。
魔王系デッキならとりあえず入れて損のないカードである。

タクト

自然系のSランク、こうげきタイプで登場。
レギュラーSPスカウト等で仲間にすることが可能。
リーダー特性は「敵のメラ系耐性を25%下げる」。
使用とくぎは【かえんのいき】/【ベギラマ】/【しゃくねつ】
覚醒スキル 10Pで「息のコツ」
才能開花で才能開花とくぎ【ほのお】
才能開花特性「メラ属性息の極み」/「れんごくの魔鳥」等を習得できる。