【アイスコンドル】

Last-modified: 2024-03-25 (月) 01:54:44

概要

その名の通り吹雪を扱う飛行系モンスター。
非常に涼しげな水色の身体で翼を大きく広げているのが特徴。
とはいえ頭部はともかく首から下はどうみても翼竜のそれなので、コンドル(タカ目の鳥)には見えない。青いランフォリンクス(翼竜)である。
色違いに【プテラノドン】【フライングデス】【ケツァルコアトルス】がいる。
同種属のプテラノドンも姿と名前に違和感があるが、こちらはそれ以上の違和感。

DQ4

通常攻撃に加え、【こおりつくいき】【ふぶき】(リメイク版では【こごえるふぶき】)を吐く上、【痛恨の一撃】まで放つかなりの難敵。
吹雪の威力は無耐性なら40~60(50±10)ダメージと初登場時点で食らうと壊滅的な被害を受ける。
しかも順当にゲームを進めた場合、こいつより前に威力30~40(35±5)ダメージの【こうねつのガス】を吐く雑魚敵に遭遇することはないので、いきなり吹雪はぶっ飛んだスペックである。
攻撃力はさほど高くないが、前述した通り痛恨の一撃があるので打撃攻撃も危険。加えて飛んでいるため回避率が高い。
スタンシアラ城周辺、【海辺の村】【ガーデンブルグ】の周辺、【ガーデンブルグ南東の洞窟】に出現する。
特にガーデンブルグ洞窟内では、【とうぞくバコタ】戦に備えて体力を温存したい勇者一行を、【ドラゴニット】【グレートオーラス】らと共に執拗に邪魔する厄介者。
吹雪選択率は1/6と最低に設定されているが、最高4体で出現するのでもたもたしていると吐かれる可能性が高い。
確実に有効なメラ・ギラ・イオ系に弱耐性で有効なバギマ(【てんばつのつえ】)を織り交ぜて素早く倒してしまいたい。
【勇者】【マーニャ】【イオラ】を覚えるころにはほとんど苦戦はしないだろう。
 
出現エリアにおいて最高クラスの火力を誇る難敵でありながら、その報酬は同エリアに現れる他の連中と同等~それ以下と、ある意味で嫌がらせキャラである。
リメイク版ではこの系統丸ごと【ドラゴン系】に変更され、「コンドル(鳥)」のはずのこいつにもなぜか【ドラゴンキラー】が特効になる。見た目も嘴があってさほどドラゴン要素は強くないので気付かないプレイヤーも少なくないだろう。
そのせいでドラゴンキラーを装備した勇者やライアンの打撃なら当たれば1撃で倒せる。
 
【ちからのたね】をたまに落とす。
【トルネコの盗み】で力の種を集めたいなら、こいつをターゲットにするのもアリだがタフさで大きく優る【ドラゴンライダー】から狙ったほうが無難(やり方等はドラゴンライダーの項目を参照)。
 
【ロザリーヒル】のボスである【ピサロナイト】は仲間呼びでコイツを呼び出す。
FC版では呼ばれて出現すると即座に行動するので、ますます厄介。
ピサロナイトが使う【せいじゃくのたま】で呪文を封じられてしまった場合、吹雪がかなり面倒なことになるが、先述の通り吐かない事も多い。
 
なお、FC版DQ4では最後に倒した敵しか道具を落とさないので、ピサロナイトを先に倒してしまうと、静寂の玉が手に入らない。
なので、必ずアイスコンドルから先に倒したいところだが、ピサロナイトのHPが一定値以下に減るとAIがピサロナイトへのとどめを優先してしまうため要注意。 静寂の玉がいらないのなら気にしなくても良いが。
また、リメイク版では【モンスターずかん】の「落としたアイテム」の記録欄があるので要注意。

DQ10オフライン

【ランガーオ山地】の南東部や【ランドン山脈山頂付近】といった寒冷地に生息。
ランドン山脈山頂付近の個体は弱め。
【こおりのいき】【こごえるふぶき】を吐いてくるほか、痛恨の一撃もある。
通常ドロップは【氷のけっしょう】、レアドロップは【白鳥の弓の作り方】

DQ10オンライン

エリアによる強さの違いはない。レアドロップは【ブルーアイ】
詳しくはこちらを参照。

DQ11

【クレイモラン地方】や周辺の海域など、やはり寒冷地に出現する。異変後には【ミルレアンの森】に出現する。
【つめたいいき】【こおりつくいき】などを吐いてくる。
初めて外海に出てクレイモラン方面や北側に探索してる時に頻繁に出てくる強敵。
タフさや攻撃力では同僚の【ラッコアーミー】に劣るが、こいつの強みは高い素早さから【つめたいいき】【こおりつくいき】などを吐いて味方全体をがりがり削っていく点だろう。
早い段階で出会うと装備の属性耐性が完璧でない場合も多く、高い威力のブレスへの対抗策がまだ乏しいのも強さを感じさせる。
幸いにしてHPは並レベルの敵であるためやられる前にやるの意識で早めに倒していく戦法が一番の近道。
火や光属性が効きやすいためベロニカの呪文が効果的な他、飛んでるため特に【マルティナ】【ムーンサルト】が有効で文字通り一蹴できる。

下位種・上位種共にザキを唱える上に、寒冷地モンスターはザキを唱えるのが定番だが、コイツはザキを使えない珍しいヤツ。

邪ver

【シケスビア雪原】に出現。こごえるふぶきとかがやくいきを吐く。
プテラノドン・邪、フライングデス・強と横並びの強さになる。
3種の中では最も素早さが高く、レベル99でも中速メンバーを抜いて上から輝く息を吐いてくるので注意。
 
ドロップアイテムは、両方ともノーマルが【こおりのけっしょう】、レアが【きようさのたね】

バトルロード2レジェンド

【レジェンドクエストIV】の第五章で登場。【ピサロナイト】【プテラノドン】とチームを組み、襲いかかる。
「アイスピック」と「ヒャダイン」を使う。呪文が氷属性になった他はプテラノドンの使いまわし。
 
お供変更により、ビクトリーではリストラされた。

ライバルズ

第7弾カードパック「光と闇の異聞録」にて実装。魔法使い専用のノーマル。

1/2/1
召喚時:ランダムな敵の空きマスに氷塊を1つ出す

1コストで【氷塊】を出す優秀なカード。
氷塊軸なら必要不可欠な存在と言える。

余談

2019年に全国各地のローソンで行われた『ドラゴンクエスト ふくびき所スペシャル ~まもののむれが あらわれた!編~』の景品のランチョンマット(モンスターが系統毎に集合しているデザイン。全12種)には、こいつが【怪人系】のマットに描かれているというミスがある(色違いの他のモンスターはちゃんと【鳥系】のマットにいる)。