【アスカンタ】

Last-modified: 2018-11-28 (水) 19:53:30

DQ8

【アスカンタ国】を治める城。城主は【パヴァン】
英語版での表記はAscantha。
 
城の成り形は、いうなれば一本の塔、もしくはケーキ。
遠目に見ると円筒が重なったような形状をしている。
ここから垂れ幕が下がる様は、デパートか何かの売出しを連想してしまう。
 
王妃【シセル】の死から2年もの間喪に服しているというすごい国。
普通ならたちまち政治・財政ともに破綻を起こしているところだが、お付きのメイドの【キラ】を筆頭に、辛気臭い国や王を見捨てない国民に恵まれた国である。
【願いの丘】に赴き、悲嘆にくれるパヴァンの心を救うことで長い喪が明け、国は再び活気を取り戻す。
 
この後、馬車暮らしでごちそうにありつけなかったことに不満を漏らす【トロデ】のため、【パルミド】に向かうことを提案される。
このイベントの関係上、一時的に町中でルーラが使えなくなる。
ただし、先にこちらのイベントをクリアし、【マイエラ地方】のイベントを未解決だった場合、このパルミド行き提案がそちらに持ち越されるため、【ルーラ】が使えなくなるという事はない。
なかなか細かいフラグ管理である。
一方【マイエラ修道院】の方では、こちらのイベント消化の有無に関係なく外に出るまでルーラが使えないが、これは「外に出て、自動で世界地図を開くまで」が一連のイベントとして組み込まれてるためであって、フラグ管理云々とは関係ない。
 
その後【月影のハープ】を求めて再び訪れるのだが、保管していた地下宝物庫がモグラの襲撃にあい、奪い去られる。
彼らの掘った穴から【アスカンタ城地下】を抜けて【モグラの生活地域】へと進めるようになる。
 
【トロデーン城】【サザンビーク】の両大国に比べると、舗装された道も少なく、テント張りの商店を始め施設規模から見ても明らかに小国である。条件を満たすと、戦歴コメントにてトロデが

「今のお前たちは 騎兵1個師団にもおとらぬほど強い!アスカンタくらいなら 楽に征服できるぞ!」

と物騒な発言をかます。
「~くらいなら」という表現からもわかるとおり、公式で弱小国家扱いされている。
一応周囲を断崖絶壁で囲まれているため、天然の要塞としての立地条件が国防の安定を支えているのだと思われる。
 
なおここの店屋は物語の進行に応じて営業時間が変化する。
喪中は昼のみ。喪が明けた後は昼夜を問わず24時間営業を始める。
と、ここまでは「長い喪に苦しんだ分、張り切って稼ぐ」ということで納得できるのだが、何故かゴルド崩壊後は防具屋のみ、夜だけ開店する昼夜逆転営業になる。
【赤い空】の異変を目の当たりにしたことで昼の空が怖くなり、黒一色の空である夜だけ表に出たい、ということなのだろうかと察しはつくのだが、この防具屋のお姉ちゃん、昼間はアスカンタのどこにもいない。
家で怯えているとか教会で祈りをささげているとかの姿もなく、夜なると忽然とその姿を現す。不思議。
わざわざカウンターの裏から話しかけても特にそれといった言及もなく、なんで夜間営業になったのか明確な理由は不明なまま。 

DQ8(3DS版)

垂れ幕のかかったアスカンタ城と、その最上階からの風景が【写真クエスト】の対象となっている。
「最上階からの垂れ幕は、城の形と相まってとても美しい」「最上階からの見晴らしはとても素晴らしい」と評判のようだ。
当初かかっていた黒い垂れ幕は喪が明けると取り払われてしまうが、同時に赤い幕に掛け替えられる為、どちらを撮っても達成は可能である。