【アニマルゾンビ】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 03:59:50

概要

DQ3、モンスターズに登場するモンスター。
ところどころ骨が露出した青い狼のような姿をした魔物。
左目から腐り落ちた眼球が垂れ下がっている様はインパクト抜群。
 
色違いに【バリイドドッグ】【デスジャッカル】がいる。
また、8以降の作品に登場する【ダースウルフェン】は生前のアニマルゾンビのようにも見える容姿をしており、実際にイルルカでは死んだダースウルフェンがアニマルゾンビになる描写がある。

DQ3

【ロマリア】周辺から北側の全域にわたって出現。ゾンビのくせに昼間から徘徊している。
少し冒険を進めると、すぐに上位種が登場。【ノアニール】周辺では上位種のバリイドドッグ(夜限定)と仲良く一緒に出ることもある。
HPは同時期の登場するモンスターの中では【さまようよろい】に次ぐ高さで上位種達より高いのだが、守備力は【スライム】以下の4という数値。所詮は腐乱死体といったところか。
攻撃呪文の耐性はなく、間接系の呪文も殆どが無耐性なので、買ったばかりの武器の試し斬りにちょうど良い敵。
ただし【ラリホー】だけは全く効かないので注意。
 
【ボミオス】を使用してくるレアなモンスター。
素早さを変える、シリーズ初のモンスターである。
知能くらいは残っているのか【判断力】が高く、ボミオスでこちらの素早さが0になった場合は通常攻撃オンリーになり、こちらが【ピオリム】を唱えると、次のターンでしっかりとボミオスで対抗してくる。
ほとんど影響がないように見えて、次のターンで一斉に先制を食らうことになるため厄介な相手。出現地域では回復はお早めに。
なんで犬のくせに呪文を唱えるのかと思うが、遠吠えで敵の動きを止めるというイメージであろう。
落とすアイテムは【いのちのきのみ】(1/128)。ゾンビだけにHPが高いこいつのイメージにはぴったりである。

リメイク版

リメイク版のアニメーションでは呪文を唱えるときに狼が遠吠えするときのような仕草をするようになった。
わざわざ遠吠えのSEまで用意されている。
なお、行動順決定の仕様が変更になり、素早さが0でも素早さ10前後の相手にならしばしば先攻できる。
つまり、こいつのボミオスの脅威は大幅に下がっている。

ゲームブック版

ロマリアからアッサラームへ向かう途中、【アルミラージ】を倒すとそれがアニマルゾンビと化して再度襲いかかってくる。
このとき、メンバー構成によっては無条件でデッドエンドになってしまうので、該当するパーティの場合はアルミラージから逃げる必要がある。

小説版

ロマリアの【格闘場】で登場。【おおありくい】【いっかくうさぎ】【バブルスライム】と対戦するが、大アリクイと一角ウサギの集中攻撃によって真っ先に潰された。
ゲーム本編では守備力は低いとはいえ、こいつらと比べると二回りは強く、例えバブルスライムも含めて全員から集中攻撃を受けたとしても、稀にやられる事があるといったところ。
【おばけありくい】【アルミラージ】が相手だったなら、ラリホーは全く効かないものの、集中攻撃なら倒せることが多そうだが。
小説での扱いはあまりにも哀れである。

DQM1・DQM2

【ゾンビ系】として登場。
配合はゾンビ系×【獣系】と見た目および名前そのまま。
習得する特技は【ボミエ】【ルカニ】【マホターン】
ボミエはもともとモンスターの特技だし、ルカニはバリイドドッグを連想するが、デスジャッカルの【マヌーサ】でなくなぜかマホターン。ちなみにルカナン、ボミオス、マヌーサの組み合わせで【やみのはどう】【思いつく】ので、もしかしたらそれを避けるためだったのかもしれない(思いつき以外でやみのはどうを覚えるモンスターは【ローズバトラー】【デスタムーア】(第二形態)など、強力なモンスターが多い)。
2とPS版では獣系を血統で【アロードッグ】が生まれる。
PS版DQM2では「ゾンビのかぎ」という名前の【ふしぎなかぎ】の世界の墓地にNPCの個体が登場。ボスにより無理矢理蘇らされた【くさったしたい】達に混じって1体だけいるが、くさったしたい同様ボスを倒すといなくなる。

キャラバンハート

悪魔系Cランクとして登場。とても悪魔系には見えないが本作にはゾンビ系が無いため悪魔系なのである。
野生の個体は【大灯台】に出現する。習得する特技は変わらない。

テリワン3D

ゾンビ系のFランク。【ちからの扉】【とまどいの扉】に生息している。
モーションは当然ダースウルフェン(と【あばれこまいぬ】)の使いまわし。
ベタン系のコツに加え、【亡者の執念】の特性を持つためしぶとい。
また、+25でいあつが、+50でマインドブレイクの特性が解放され、妨害も可能になる。
ただしれんぞくや複数回行動を持たないため、マインドブレイクが少々生かしにくい。
HP、攻撃、MPが高めでMPは100位以内、攻撃なんかは50位以内に入る実力者。
なぜかかしこさもまずまず高い。脳ミソ腐ってるんじゃないのかと
素早さと守備力はやや低いが、逆に亡者戦法とは高相性なので気にするほどではないはずだ。
低ランクの宿命で能力が伸びづらく、特にHPの成長率が非常に低いため育てるのは大変。
耐性はゾンビ系のテンプレそのままだが、ゾンビの基本耐性が優秀なため、
こいつも+値があがるだけでマヒ、混乱を無効、VS体技系でギラ以外すべての呪文に耐性を持てる。
特性も強力なので育ちきれば十分対戦で運用できるだろう。余裕があればマインドか眠りも埋めておきたい。
所持スキルはブラックファイター。ダークスパイクがベタン内包なのでそこそこ使えるかもしれないが、どうせならグランドネビュラか大地斬、せめてダークマッシャーを搭載したいところ。
先の通り攻撃がかなり高いので全体斬撃の威力は強烈で、
都合のいいことに大地斬はメラ弱点を補える【暗黒皇帝ガナサダイ(スキル)】がある。

イルルカ

【マンモデウスの中】や死者の城に生息(?)。
マンモデウスの体内では【ダースウルフェン】が生きたまま胃酸に溶かされて煙と共にアニマルゾンビと化すという、非常にインパクトのある映像もある(…と言っても、ダースウルフェンが胃液の上をドタバタ走り回ってたらアニマルゾンビに変身!とでもいった感じなので余計な想像さえしなければ大丈夫)。
ザコとして登場する際には亡者の執念の特性のため、特性発動後もAIが無駄に攻撃したり特技を使ったりするので割と鬱陶しい相手。
亡者の執念自体は便利な特性なので、【新生配合】【引換券】にしてしまおう。

ジョーカー3

見た目通り【歓楽の霊道】に生息している。こちらが近付くと墓の下から出て来て襲ってくる。通常攻撃の他に【どくの息】を吐く。
イルルカ同様、野生個体は亡者の執念が発動するので面倒な相手である。
因みに無印版とプロ版では墓の下から出て来る時のモーションが微妙に異なっており、プロ版ではモーションが短くなっている。
また、同種や【天敵】などにライドしている場合や、プロ版での【闘気の精霊】の効果発動中は出現場所に近付いても出て来なくなる。
ライブラリの説明によると知能は無いに等しいらしいが、育てるとかしこさは800にまで成長する。
低ランク故に【通信コイン】での入手はかなり安く済ませられるので、やはり引換券にする事も可能。
 
【メガボディ】化で【AI1~3回行動】【ギガボディ】化で【重力系のコツ】【超ギガボディ】化で【ときどき冥界の霧】を習得。
スキルは【ゾンビフォース】になった。

ちなみにモーションは【キラーパンサー】の流用。

DQM3

ゾンビ系Gランク。
【覇王城の魔界】・初級の冬、【甘味楼の魔界】全般の秋でおばけが出ている時に出現。
ドロップアイテムは【くさったにく】、レアドロップは【ちからのたね】
魔獣系とゾンビ系の系統配合でもできる。
 
特性は【きょうせんし】【いきなりピオラ】(Lv20)、【闇ブレイク大】(Lv40)
Lサイズ化で【2回行動】【くじけぬ心】【プレッシャー】(Lv60)。
所持スキルは【ダウナー】
 
【がいこつ】との配合で【くさった死体】【あばれうしどり】との配合で【デッドペッカー】【コアトル】との配合で【ドラゴンコープス】ができる。

DQMSL

「レジェンドクエストⅢ」で実装された討伐モンスター。
ゾンビ系Bランク。バリイドドッグに転生できる。
リーダー特性は「ゾンビ系の攻撃力+8%」。
特性は【みかわしアップ】のみ。
習得特技は【こんしん斬り】【もうどくの息】
 
4コマ漫画では主人公の手持ちの【がいこつ】のペットとして「ポチ」という個体が登場しており、第699話にてバリイドドッグを経てデスジャッカルに転生した。

蒼天のソウラ

【ジャング幽霊船長】のペット。
【死霊博士ゾフィーヌ】の死霊呪文(ネロク)でモンスターとして蘇った。
よく調教されていて賢い。

その他

【柴田亜美】4コマでニセ勇者が最初にチャッピーと名付けた犬モンスターである。
コマに隙間があるとバリイドドッグとともにこれでもかというくらい出てくる。【オルテガ】も飼ってるらしい(4巻P120)。