【アルテマソード】

Last-modified: 2024-03-25 (月) 09:07:21

概要

DQ7で初登場した特技。
「ultimate(究極)」の名を冠する特技ということで、作中でも最強の剣技という位置づけで登場する。
なんだかFFシリーズから輸入してきたみたいなネーミングだが、初出のDQ7にはもっとそのまんまな名称も登場している。
 
本編作品でまともに登場するのはDQ7・11だけだが、外伝作品の方にはそこそこ呼ばれている。
【プチヒーロー】が使おうとして必ず失敗することでも有名。

DQ5(リメイク版)

DQ7から逆輸入される形で、戦闘中のメッセージの中でのみ登場する。
DQ7と同じくプチヒーローが使おうとして必ず失敗するため、実際の特技データ上は存在しない。早い話がただの無駄行動である。
そのため、残念ながら仲間にしても、アルテマソードは忘れてしまっている。
育てきれば報われるスライムとは真逆である。

DQ7

【ゴッドハンド】の職業を極めることで覚えられる特技。
攻略本には敵を闘気の檻に封じ、そのまま真上から叩き斬る技とある。
「600~700-敵守備力」という特殊な計算式でダメージが決定される。消費MPは20。
対象が敵単体なので雑魚戦での使い勝手は悪いが、ボス戦では強力。ルカニ系と併用してダメージを増やすのもいい。
【オルゴ・デミーラ】や神さま戦での主力になってくれるだろう。
 
一応与えるダメージは敵の守備力の影響を受けるが、無属性で一定範囲のダメージを与える特技、つまり【無属性規定ダメージ攻撃】とほぼ同じ性質を持っている。
味方側が使える数少ない例である。
勘違いされがちだが、無属性の特技なので【メタル系】のスライムなどに対しても耐性でダメージを無効にされることはない。
ただし、上記の計算式からも分かる通り、敵モンスターの守備力が700を上回るような場合には結果的にダメージは0になるので、実際に有効なのは【メタルスライム】【メタルスライムS】のみ。【はぐれメタル】より上位のメタル系のスライムには効果がないというわけである。
 
なお、【プチヒーロー】【さんぞくのカシラ】も使うが、どちらもMP不足で不発に終わる。
 
ギガスラッシュは「全てを超えた究極」の剣で、
アルテマソードは「究極を超えた必殺」の剣。
威力と説明文の序列は間違ってないのだが、究極の名を冠してるのがアルテマでない方と、名が体を表してないのが玉に瑕。

リメイク版

単体に500~600の無属性ダメージを与える。
PS版と違い守備力の影響を受けず、完全に無属性規定ダメージ攻撃となった。
そのためメタル系のスライムの防御をも貫通できるようになり、【メタル狩り】に使えるようになった。
あまり知られていないが、敵の系統に特効がある武器を装備して使うと威力が1.5倍になる。
この特長を活かせる本編ボスはラスボスくらいだろう。
クリア後ダンジョンにはHPが高く系統武器が有効な敵もそこそこいる他、石版ボスにも使っていける。
 
しかし転職システムの仕様変更の関係で、完全にゴッドハンド専用の特技になる。
しかも★8で覚える特技、すなわちゴッドハンドをマスターしてから転職せずにいる必要があるので、これを使って稼ぎプレイをしても(少なくともアルテマソードを使う本人は)熟練度を稼げないと言う困ったことに。
 
もっとも【プラチナキング】狩りの経験値稼ぎでは使えるし、レアアイテムを求めて【すれちがい石版】をマラソンするほどのやり込みをしていると必要な職業はすぐに全てマスターし終わってしまうので、そのうちゴッドハンド固定のままでもさほど問題は無い状態になる。
 
敵では【メガヒーロー】が使用する。軽減手段がほとんどないため喰らうと非常に危険。
 
また、究極の剣技からなのか、主人公には専用のモーションが作られている。
他のキャラが通常の特技斬撃モーションで切りつけ、激しい光の爆発を起こすのみであるのに対し、主人公は正面からのカメラで、手に光の剣を生み出してその場から大ジャンプ斬りをしかける。
その際、光りの剣の中央を握っている。執金剛神が持つ金剛杵のイメージだろうか。
ちなみに職業が追加されていない時に放つと、ノーモーションで放つ。
ギガスラッシュではなくこれが専用モーションな辺り7主人公は勇者よりもゴッドハンドに向いているのだろうか?

DQ10オフライン

Ver.2で登場する【必殺技】
4回目のスキルパネル拡張後、【主人公】【ヒューザ】【片手剣スキル】【アンルシア】【正義】スキルで覚えられる。必要なスキルポイントは3人とも20。
消費テンションは75。
敵単体に通常攻撃の5.0倍の無属性ダメージを与える。
【スキルアップパネル】による補強でダメージがプラス5%・10%・20%・30%とアップする。
 
…登場したはいいのだが、下位スキルのはずの【不死鳥天舞】が総倍率8.8倍で簡単にカンストの1999×4ダメージが出てしまうため圧倒的に威力負けしている。
これもダメージ上限が出れば…と思いきや上限が4999でやはり不死鳥天舞以下ときていて、覚えたところで全く使う意味がない技に。
【二刀流】ならば総威力の差は縮まり、ダメージ上限は3上回るが、追撃分でもカンストが出るような状況でそこに意味があることはまずないだろう。そもそも二刀流ができないアンルシアはなおさら使い道がない。
おまけに向こうは会心関連でも優位な上に会心バフと強烈な自己回復までついている…最終的につるぎの舞に威力負けする初出の7よりも不遇な状況になってしまった。
せめてダメージ上限が9999であればダメージブースト手段が重なったときのロマン火力としての使い道もあったのだが…

DQ10オンライン

DQ11より後のVer.4.5後期にて、片手剣の【200スキル】特技として登場。
消費MPは8だが【CT】は長く、要求されるスキルポイントも高い。
通常攻撃の約5倍の無属性ダメージを与え、テンションの恩恵も大きい。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

【主人公(DQ11)】【剣神】【スキルパネル】から習得する特技。消費MP48。
敵1体に強烈な一撃を放つ剣神の最終奥義。
ダメージは使用者の【ちから】に応じて変化し、ちから320で最大で680~720ダメージに達する(これ以上はちからを上げても威力は上がらない)。
 
スキルパネルの位置でいえば主人公の奥義に間違いはないのだが、習得までの道のりがとにかく長い。
開放・習得には【片手剣スキル】【両手剣スキル】のギガ系4種が必要なので、実際に覚えるのは最終盤に差し掛かる頃だろう。
その頃にはこの技を超える攻撃手段も豊富であり、この技が必要な強敵もほとんどいない。
 
それどころか、単体火力ではすでに【つるぎのまい】【全身全霊斬り】の方が上回っていることすらあり、これらは【バイキルト】【ルカニ】等で更なるダメージアップが期待できる。
さらに、最終的な威力で言えば【ギガデイン】にも負けている。同じ消費MPなのに威力でも攻撃範囲でも勝てない。
もちろん、こちらはマホカンタやマホトーンの心配が無いし、雷属性を軽減する敵だったり攻撃魔力低下のデバフを食らったりすれば逆転できるのだが…それを差し引いてもこんな体たらくでは、アルテマソードを最終奥義と呼ぶにはどうも抵抗がある。
 
【勇者のつるぎ】系統を装備した主人公にとっては貴重な無属性規定ダメージ技なので、全属性耐性の固い敵に使うなど使いどころがないわけではない。
ただ無属性技が欲しい場合は総じて集団の雑魚戦が多いため【覇王斬】で大抵のことは乗り切れるのが向かい風。
この技と【グレイグ】【会心完全ガード】【れんけい】させることで、味方全体を会心完全ガード状態にする【アルテマシールド】を発動可能。
だが、今作ではボスの【痛恨の一撃】の威力がDQ8~9の頃よりも抑えられており、それ以外の特技を連発される方が脅威になりやすいこともあり、こちらのれんけい技も使いどころに乏しい。
 
どうしても早期習得したいのなら、片手剣スキルと両手剣スキルを剣神スキルを1つ分解放できるまで伸ばしておいて、その後片手剣スキルと両手剣スキルをリセットするという方法がある。
そうすればスキルポイントを確保しながら剣神スキルを伸ばせるため、過ぎ去りし時を求める前に習得することも十分可能になる。
もっともこの場合でも、必要となるスキルポイントは最短で168P。ギガ系4種を除けば開放しているパネルは【はやぶさ斬り】or常時会心率+3%と【ガードカウンター】のみという極端にもほどがあるラインナップ。
レベルで言えば45前後と言う時期なのでアルテマソードの火力も中々目を見張るが、この頃の主人公のMPは170前後で【ゆうしゃ】スキルにあるMP+20を望めないことを考えると、装備によるMP補強を加えてもアルテマソードは4回使うのがやっとである。
雑魚戦ならそれこそギガスラッシュや覇王斬でどうにかなるものの、ボス戦で3~4発だけ攻撃して即MP切れというのは流石に問題がある。
また燃費の悪さだけでなく、他のスキルを犠牲にしたぶん他に有用な技やステータス増強スキルを所有していないことが致命的欠陥となり、順調にスキルを揃えた仲間達に比べるとどうしても戦力面では見劣りし足手纏いになってしまう。
そもそも低レベル&ちから増強スキルも未取得という状況で威力がちから依存となるこの技を取得したところで結局微妙なダメージにしかならない。
結局のところ、後回しにすれば使い道に困るけど、早期に取得するのは主人公にとって大きなリスクが付き纏うため、とにかく活躍の場が乏しい。
 
敵としては、【魔王ウルノーガ】が使用する。ゲームバランスを考慮してか、こちらが使うものよりだいぶダメージは抑えられているが、【クリムゾンミスト】が展開されているときに使われると非常に危険。
 
2DモードでのエフェクトはDQ7とほぼ同様。制作側からのちょっとしたサプライズか。

トルネコ3

本編同様、プチヒーローが使用する。
 
敵として登場した時はもちろん、本作では仲間になっても相変わらず何度失敗しても諦めずに使い続ける。
しかしその諦めない精神が報われることは絶対にない。

バトルロード2レジェンド

【とどめの一撃】の際、SPカード「精霊の紋章」またはレジェンドSP「エデンの戦士たち」をスキャンすると発動。
使い手は【少年アルス】
原作遺跡から海まで走り抜け、水の紋章をかざして海から現れたオチェアーノの剣から緑色の斬撃を放つ。
なお、歴代主人公のとどめの一撃の中でも、威力は若干低い。

バトルスキャナー

第3章で登場したLサイズの【スペシャルチケット】。消費SPは3。
3章のクエスト「【天を覆う絶望】」。又はクエストで乱入してきた【マイクマンヨシキ】に勝利で入手できる。
少年アルスと【オチェアーノの剣】を召喚し、選ばれし者のみが放てるという究極の剣技アルテマソードで攻撃する。
敵単体に斬撃と聖のダメージを与え、更に敵全体のちからを下げる。攻撃後の動作が可愛い。
元々の威力が高く、弱点を突き、会心の一撃が出れば5000以上のダメージを叩き出すこともある。
 
登場から剣を持つ場面まではバトルロード2レジェンド、その後のモーションは3DS版DQ7とよく似ている。
 
ちなみにこのスペシャルチケット、入手方法が上記のクエスト以外で入手は非常に困難なため、その余りの入手難易度に、アルテマソードが欲しいけど手に入れられない「アルテマ難民」を続出させた。
2016年10月20日~11月1日の間にアルテマソードが候補に並ぶクエスト「スキャンマスター杯」が開催されるので、それを狙うのがいい。
もしこれを逃してかつスマホ連動アプリがない場合はもう諦めるしかない。

ヒーローズ2

【ツェザール】の必殺技。
大剣に闘気を込めて空中に飛び上がり、緑色の斬撃を放つ。
【テリー】【ジゴスパーク】のように前方直線上を攻撃する技に見えるが、実はツェザールを中心に全方向に判定がある。

トレジャーズ

光の力を帯びた剣で光属性/斬属性のダメージを周囲に与える。消費MPは12。
【バルデバラン】が習得する可能性がある。

DQMSL

魔王ウルノーガの専用技。敵1体に反射不可の斬撃ダメージを与える。ダメージ量は固定。

星ドラ

オチェアーノの剣のメインスキルで、ランクはA。
CTは若干重いものの威力は高く、属性が無い。
アルテマ「ソード」なのに武器の種類を選ばないのは光から生み出した剣で攻撃するからだろう。
モーションは、リメイク版の主人公の演出に準じている。
 
【命竜アルバナム】がVIIの主人公を召喚する際に使うのもこれだが、プレイヤー側と演出が異なり、VII原作同様に結界に閉じ込めて結界毎両断する形になっている。
ギガ伝説級以上だと開幕先制で使ってくるのでこれに耐えられる程度のHPが欲しい。

タクト

Aランクとくぎとして登場。射程1~2・消費MP70
「敵1体に威力380%の必中物理ダメージを与える」
【勇者姫アンルシア】が使用可能。