【アンドレアル】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 04:19:52

概要

灰色(リメイク版以降では紫)の鱗を持つ2足歩行のドラゴン系モンスター。
初登場時では固有キャラとして重要な役割をもらっていたが、その後はただのドラゴン扱いになってしまった。
DQMでの説明文の「大きな翼は威嚇目的」という一言のインパクトは強いが、作品によって別物なので全てのアンドレアルがそうである、というわけではない。
【グリーンドラゴン】【レッドドラゴン】の色違いで、この系統の最上位種。
DQMJ3には登場していないが、スーパーライトではブレイク化した凶アンドレアルがいる。
更にDQウォークでは進化の秘法の実験台にされて理性を失った「デスアンドレアル」という個体も登場した。
 
名前の由来はソロモン72柱の悪魔『アンドレアルフス』だと思われる。
ただし、一般には孔雀の姿を取るとされるため、姿形に関してはあまり元ネタとのつながりはない。
ちなみに、初登場したDQ4にはこのほかにも【ベレス】【サブナック】【バアラック】など、ソロモン72柱ネタが多い。

DQ4

【闇の世界】にて、【ヘルバトラー】【ギガデーモン】【エビルプリースト】と共に【デスキャッスル】の結界を守る四天王の一角として登場。
上述通りの命名であり、他の3柱の名称がドラクエ定番の「ヘル」「ギガ」「デーモン」「エビル」というよくある単語から成っているのとは一線を画している。しかし、その実力は…
英語版での名前はNES版ではAnderoug、DS版以降ではRashaverak。
 
南東の【結界のほこら】にて勇者一行を待ち構える。
ところが、いざ戦闘になると、何故かボスのくせに3体で登場するわ、誰か1体が倒されると何処からともなく同類を呼ぶわで、単純にレッドドラゴンの上位種といった方がしっくりくる。
ボスは高いステータスを持った単体キャラであることが通例のDQシリーズでは異例中の異例ともいえる存在。
おそらくは、「複数体を持ち、同時に殲滅しないと滅ぼせない」タイプのボスキャラをDQで表現しようとしたのだと思われる。
ボスモンスターなのに複数体で登場するという点は次作に【ようがんげんじん】がいるが、同種の仲間を呼ぶボスモンスターというのは現在のところシリーズ中アンドレアルのみ。
戦闘前後で話すアンドレアルは位置的にB(中央)のものだと思われる。
 
ボスとしての貫禄がいまいちな一方で、戦闘前の台詞と最期に残す台詞はなかなかどうして様になっている。
【ピサロ】への忠誠心や彼と【ロザリー】を大切に思う発言を残して死亡する。その気概はまさに天晴れな武士そのものである。
敵モンスターの中では、DQ9の【ギュメイ将軍】に並ぶ、武人肌の忠臣キャラといえるだろう。
会話システムが搭載されたリメイク版では、その忠臣ぶりに【ブライ】が感服するほど。プレイヤーにも感服した人が多いようだ。
エビルプリーストとのギャップが激しい。
実は【ラリホー】【メダパニ】が有効で、眠りに就いて職務放棄したり混乱して同士討ちを始めたりしてしまうのはご愛敬。
それを仕向けているのが当のブライというのも、なんだか考えさせられるものがある。
強耐性といえど成功率は4割程度あるので、狙ってみるのもいいだろう。
FC版の頃からエビルプリーストと同じく、専用のフィールドグラを持っているので、なにげに優遇されている。

FC版

同種を呼ぶ以外の攻撃手段は通常攻撃と【こうねつのガス】だけ。
HPもボスのくせに300しかなく、さらには【自動回復】すら持っていないため、その辺の雑魚より虚弱。守備力は175と高めだが、単体の強さはレッドドラゴンが打たれ強くなった程度。というかレッドドラゴンには毎ターン50の自動回復があるのでタイマンを張ったら高確率で負ける。
基本的には技の数も質もレッドドラゴンに劣るが、むしろ虚弱さを逆手に取った仲間呼びを繰り返されるのが問題になってくる。
 
ここで有効なのは、レベルを上げた勇者が単騎で挑むこと。経験値も馬車まで届くので、レベル上げの阻害にもならない。
3体が一匹ずつのグループに分かれて登場するという面倒くさい出現パターンをしているので、【ギガデイン】でまとめて始末するのだ。
無耐性かつ、このHPというのが完全に勇者にとっての追い風。最低ダメージの175でも、最高ダメージの225でも、一掃に必要なギガデインは確実に2発。
 
ヘタに仲間に加勢させると、プレイヤーの意図せぬ攻撃によって頭数を減らしてしまい、結果次々仲間を呼ばれるため、残りHPの違う個体同士が並ぶことが多く、かえって一掃が難しくなる。
マーニャに加勢させても【イオ系】に完全耐性を持っているため通じない。
トルネコの商人軍団呼びは同一グループにしか攻撃できない。一応、仲間呼びで来た敵は呼んだ者と同一グループになるので、トルネコの攻撃で125ダメージ以上与えられるようなら、3匹グループになった時点でギガデインが先行すれば1ターンで終わるが、期待するには無理がある。
ブライなら無耐性の【ヒャド系】に付け込めそうだが、学習するとメダパニを優先してしまう上、【ヒャダイン】ではダメージがまず足りない(ギガデインの最大ダメージ225とヒャダインの最大ダメージ80でギリギリ足りるが、【TAS】でもない限りまずそんな幸運はそうそう起きない)。
以上が、勇者一人でギガデイン2発をオススメできる理由である。
 
状態異常はラリホー系やメダパニの他、ザキ耐性も強耐性止まりなため【ザラキ】【ふうじんのたて】が効く可能性がある。
クリフトのザラキ、ミネアのラリホーマ、ブライのメダパニといった、AIが学習前にボス戦で頻繁に唱えてプレイヤーをイラつかせる呪文が、すべて効いてしまうというとんでもないボス。
【カメレオンマン】と並び、状態異常耐性に穴の多いボスである。しかもカメレオンマンと違い、これらの呪文を実際に使える時期に出てくるのだ。
ちなみに、風神の盾で全員吹き飛ばしても上記の台詞を言う。FC版特有の「ピューーン」という間の抜けた効果音とともに吹き飛ばされ、慌てて元の場所に戻ってきて、忠義あふれる印象的な最期の台詞を言う光景を想像すると、なかなかシュールである。
 
その行動パターンと能力から、もしもザコ敵としてダンジョンのどこかで登場していたら、勇者単独という準備ができず、かえってプレイヤーの手を焼いていたかもしれない。
 
落とすアイテムは【ドラゴンシールド】

リメイク版

HPが450に上方修正され、ザキ耐性も完全耐性になり、その辺の雑魚よりは一応のボスらしさは出てきた。
しかし、最初から3体が同一グループで登場するうえ、【めいれいさせろ】が導入されたので、プレイヤーの指示によるグループ攻撃の格好の鴨。
そのうえこちらは耐性装備が充実し、まともに殴り合っても問題なくなった。こうなるともはや総合的に見てもレッドドラゴンがしぶとくなっただけに過ぎない。
 
【スクルト】【フバーハ】で守りを固めたら、【ギガデイン】【バギクロス】【マヒャド】あたりで一気に畳み掛けよう。
特にブライなら【バイキルト】で味方の攻撃力を上げ、【ルカナン】で相手の守備力を下げた後、ラリホーやメダパニで相手の動きを止めつつマヒャドで攻め立てると八面六臂の大活躍をしてくれる。
敵の攻撃がぬるいので耐久に難のあるブライでも安心して連れていける。
ちなみにFC版で使えた確殺戦術も(実用性はともかくとして)使える。
一例として「マヒャド+ギガデイン+バギマ」→「ギガデインのみ」の2ターンで可能。
この場合、一度に3体とも倒すのが望ましいため、2ターン目の攻撃をギガデイン一撃に絞るのがポイントになる。
 
PS・スマホ版ならこの時点で手に入る【グリンガムのムチ】で速攻殲滅も狙える。
DS版でも【こおりのやいば】【レイクナバ】で入手しておけばギガデイン、マヒャド、バギクロスと合わせて(乱数次第だが)一ターンキルできることも。
わざと仲間を呼ばせて経験値を稼ぐという手段もあるにはあるが、一匹当たりの経験値が取り立てて多いわけでもなく、【マドハンド】【合体スライム】ばりに仲間を呼ぶということもないのであまりお勧めはできない。
ただ【モンスターずかん】という難儀な代物が登場したおかげで、こいつを999匹倒すことに執念を燃やすプレイヤーも現れた。
如何に弱敵とはいえ流石に999匹となると相当な実力と準備と根気と時間が必要なので、狙う場合は相応の覚悟をしよう。
 
ドロップアイテムは変わらずドラゴンシールドだが、リメイク版では確実に落とす。
特にPS版では【トルネコの盗み】がまともに機能する数少ないモンスターの一つとなった。
FC版とは異なり【盾の耐性が無効になるバグ】が修正されたため、性能的にはライアン用としてまだまだ現役を張れる(というか充分最後まで使える)有用な盾となったが、【ガーデンブルグ南東の洞窟】【天空への塔】でもタダで拾えるのでそれらを処分していなければ「現時点では」使い手がいない。
さっさと売却して【はぐれメタルよろい】購入の資金に充ててもいいが、本編クリア後の6章で加入するピサロのために取っておくのも手。
【まかいのたて】入手までは対ブレス用としては一品物の【はぐれメタルのたて】に次ぐ性能を誇るので、繋ぎとして非常に有用。
仕える主君に自らの武具を使ってもらえるならアンドレアルも本望だろう。

その他

【あるきかたシリーズ】で、1バトル千匹斬りのターゲットにされている。
なんと【ぎんのタロット】効果で経験値2倍の効果を出し、210万もの経験値を稼ぎだした。
倒されたアンドレアルは、何と1032匹。ご苦労様としか言いようがない。
 
また、CDシアター版では同じソロモン72柱ネタの【ベリアル】に居場所を取られ、登場しない。
DQ4にはベリアルは登場しないので恐らくミスだろう。哀れアンドレアル。

DQ7

異変後の【メモリアリーフ】周辺などに出現。雑魚敵となり、大幅に格下げされてしまった。
また、色が黄色と紫という妙にけばけばしい色へと様変わりしている。
行動は通常攻撃や氷の息・火炎の息・激しい炎・仲間を呼ぶ。
やっぱり仲間を呼ぶのかと思いきや、呼ぶ仲間はなぜか【ホイミスライム】。なんで今更ホイミスライム…
メラ、バギ、デイン系と炎ブレスに弱く、ラリホーやメダパニも効くので対処には困らないだろう。
 
使用するブレス技はそこそこ強力なのだが、ややパンチ不足感が否めない。
過去の【聖風の谷】編や【コスタール】編でブレス攻撃に苦しめられた御一行も、こやつと初対面の【風の塔】まで進んでくる頃には耐性の強い装備を整えていることが多く、この程度のブレスであれば大幅にカットできるためである。
もう少し早めに登場していれば、元ボスの名に恥じない活躍ができたかもしれない……。
 
ちなみにモンスター職にもなっているが、能力はやや弱め。
ただ、マスターしないと【ギガミュータント】【エビルエスターク】に就けないのでかなり重要である。
【ラッキーパネル】で手に入るので、狩る必要はない。通常で落とすのは【ドラゴンテイル】
 
モンスターパークでは
「ギャオース!!ビギャギャオース!!」「ビギャオース!!」「ビギッ ギャギャース!」
とやかましく叫んでいるだけの動物である。お前は【ギャオース】か。
DQ4の頃は武人のようないい台詞を喋っていたのに…。やっぱり名前が同じだけで別物であろう。

DQ9

OPアニメにて鮮烈に登場。主人公らの前に立ちはだかる強大なドラゴンとして描かれる。
シリーズで最高の檜舞台を与えられたと言ってよいだろう。
 
しかしゲーム中の登場は遅く、A・Sランクの火山タイプの宝の地図の洞窟まで待たなければならない。
通常攻撃に加えて焼けつく息を吐いたりする他、やはりというか仲間を呼ぶ。
DQ4以来再び同種の仲間を呼ぶようになった。
また、HPが1100以上になりかなりしぶとくなった。守備力も600超えとなり、DQ4の時代が嘘のように非常に打たれ強い敵となった。
加えて、攻撃力も707とトップクラスの高さになり、この値は【オーシャンボーン】【ドラゴン・ウー】【あんこくまじん】に次いで、DQ9の全雑魚敵中第4位の高さを誇る。
のっしのっしと寄ってきて1回ガブリと噛まれただけで200以上もの絶大なダメージを受けてしまう。
素早さは低く、痛恨を繰り出してこないのがせめてもの救いか。
焼けつく息で麻痺させられたところに仲間を呼ばれて、一方的に攻撃を喰らい続けると非常に厳しい。
弱体化補助は軒並み効き辛いが、幻惑耐性に穴があり、【スキャンダル】を使えば容易に骨抜きに出来る。
しかし上述のようにタフな上、仲間を呼ぶため弱点である風属性の攻撃でなるべく早目に倒したい。
ストームフォース+バイキルトをかけてのドラゴン斬りが一番効果的。
落とすアイテムも、竜のうろことレアでひかりの石と強敵にしてはショボい。
シンボルはこちらを認識することはないので、特に必要が無いなら、1度倒して登録したら後は相手にしないのも手。
 
ちなみに説明によると大空に届くほどでかいらしく、集団で空を飛ぶと昼間でも真っ暗になるほどらしい。
もし本当だとしたら、山のような大きさと言われるギガントドラゴンや大きな家一つ分あるというアトラスよりでかいということになるが…。
そもそもそんなにデカかったら、洞窟になど身体がデカすぎて入らないし、人間程度の大きさの相手に噛み付くことは、首を下げても届かないので無理だと思われる。
イルルカや同SPでギガボディ化及び超ギガボディ化すれば一応この設定は反映できなくもないし、本編でもプレイ中に遭遇するのは全て子供の個体という強引な解釈で、まぁ何とか説明することはできるだろうか。

DQ10オンライン

Ver.6.0期間中の2022年1月26日よりコインボスとして登場。
DQ4のものをベースとしており、際限なく仲間を呼んでくる。呼び出される回数に上限は無いが、同時出現は3体上限。
ちなみにFC版ベースなので眠りや即死が効く
Ver.6.1からは四天王勢揃いのコインボスユニット【結界の守護者たち】としても登場。
詳しくはこちらを参照。

DQM1・DQM2

【りゅうおう】【メタルドラゴン】の素材となる重要なモンスター。
2ではさらに【ギガンテス】【ボストロール】との配合で【ギガントドラゴン】にもなる。
しかし、上級のドラゴン系モンスターであるにもかかわらず、ドラゴン系×【ガップリン】という非常に簡単な組み合わせで配合できるため、お世話になった人は多いだろう。
こいつを作るためにガップリンを大量捕獲するのももはやお約束のようなものである。
そもそも、何故素材にガップリンを必要とするのかが謎なのだが。ガップリンはDQ4には出てこないし、こいつのどこにリンゴ要素があるのか…まさかデカい口が共通しているからとかで決めたとかではあるまいな…?
ドラゴン系ということでレベルアップに必要な経験値は多めだが、能力成長は全体的に良好である。
野生ではDQM1では【がんこじいさんのとびら】(はざまのとびら)、DQM2では【天空の世界】のフィールドなどに出現する。本編でボスモンスターながら普通に野生で出てくる。これは【バルザック】も同じで、やはり本編ほどではなくとも、能力は高めなので油断は禁物。
習得する特技は【バギ】【どくのいき】【マヌーサ】。この3つはDQ4のレッドドラゴンかグリーンドラゴンの得意技である。
また、DQM1の星降りの大会2回戦のカレキの国代表が【ユニコーン】【ドラゴンマッド】とともに繰り出してくる。
DQM2ではこのモンスターと【お見合い】してくれるマスターが存在するのだが、なんと【ベホマラー】を覚えている。是非ともお見合いしておきたい。
本作で妙に安売りされたことが、雑魚化の原因なのであろうか。
 
余談だが、当時発売された4コママンガ劇場にて【タイジャンホクト】は楽屋裏で当時彼女の知人女性が「アンドレアルってベルばらのアンドレに似たイケメンなんじゃないか」と勘違いしている、
というエピソードを語っていた。…DQ4をプレイしてもこいつの存在はすっぽ抜けていたのだろうか。

キャラバンハート

魔獣系のAランク。習得特技は前と変わらずバギ、どくのいき、マヌーサ。
主として【ガーゴイル】から転生し、【ジェノダーク】への転生が可能。
野生の個体は【ロンダルキアへの洞窟】で一度に大量に登場し、バギクロスを連発してくる強敵。
狩れるほどこちらが育っていれば、心を落としやすいので、マガルギ戦前のメンバーの強化に役立つ。

ジョーカー2プロ

J1、J2では欠場したが満を持ちJOKER2プロフェッショナルでの登場を果たした。
ドラゴン系の位階配合の最上位なので、作る事自体は難しい方ではない。
一応【アルゴングレート】【リザードファッツ】を2体ずつ使った4体配合でも生み出せる。
特性は【れんぞく】【マヒブレイク】【ときどきピオラ】を持っている。
また、最強化で【くじけぬ心】を取得する。
ステータスは良くも悪くも普通で特に目立っていない。
ドラゴン系の例に漏れずベタン、毒、ルカニ系に弱い。
戦闘では特長がないために使われにくい。
さらに、こいつを必要とする配合の組み合わせのほとんどが【グレイトドラゴン】でも可能(こっちは魔界でスカウト可能)なため、ドラゴン系の位階配合の最上位とは思えないほど扱いが悪い。
所持スキルは【どくが】
 
敵としてはブランパレスにエビルプリーストと一緒に出現。
DQ4ファンは必見である。

テリワン3D

DQMJ2P同様位階配合で生まれるが、新たにドラゴン系の位階配合の最上位に【黒竜丸】が来たため若干ながら位階が下がった。
【かがみのとびら】【スマイルリザード】にお世話になった人も多いかもしれない。
何故か上位の黒竜丸よりも特殊配合に使われる。最大で6種類それ 多すぎ。
スキル、特性ともに前作と同じであり、能力もこれといって低い部分もないバランス型だ。
【ねむりのとびら】にも普通にいるが、この扉に行く条件が難しい事とスカウトしにくいこともあってシカトされがち。

イルルカ

宿り木の塔の頂上に続く道に出現。このフロアはスライム系ばかりなのでちょっと場違い気味。
【新生配合】で暴走機関、【メガボディ】化で負けず嫌い、【ギガボディ】化でAI2~3回行動を習得。

DQM3

アンドロス・ドレンガ・アルーガという名の炎竜三兄弟が登場。声優はいずれも最上嗣生で、演じ分けが光る。
三匹揃ってアン・ドレ・アル。
よく見ると兄弟らしく微妙に大きさも違う。
 
【ランディオル大帝】の為に生きて死ぬという魂の誓いを立てており、大帝に永遠の命を捧げるべく【極炎鳥ルタガルーダ】を復活させようとしており、【煉獄峠の魔界】それぞれのエリアのボスとして戦うことになる。
上級では3体同時に相手となり、ルタガルーダとの戦闘後には【ピサロ】に助けられたこともあって兄弟で多数決を取ってピサロサイドにつくという、面白いやりとりを見せてくれる。
何気に原作の四天王の中では唯一(3匹揃って)生存しており、ある意味勝ち組と言えなくもない。
スタッフロールではマスカル&チョロスケと仲良くやっている姿が見られる。

手持ちモンスターにはならないので、【ギガントドラゴン】【フェイスボール】の特殊配合でつくることになる。
【天空城】のお見合いからも1体作ることが可能。ドラゴン系のAランク。
図鑑説明では命がけで使命を貫く忠誠心の高さに言及されている。DQ4での堂々とした忠義者としてのことについてだろう。
 
特性は【マヒブレイク大】【くじけぬ心】(Lv20)・【ときどきピオラ】(Lv40)・【1~3回行動】(Lサイズ)・【火ブレイク大】(Lサイズ)・【ピンチで会心】?(Lサイズ・Lv60)。
能力はびっくりするくらい平坦で、攻撃がやや高めな以外は全て並。
初期スキルは【息じごく】
 
サポーターとしてもアタッカーとしても活きるブレイクを持っている点は嬉しい。
しかしそれ以外は少し押しが弱いものが揃うため、Sサイズならマヒ撒き、Lサイズなら【煉獄火炎】等を軸に立ち回りたい。
 
(原作の)他の四天王との配合で【デスピサロ】が生まれる。
「それ、多すぎ」とまで言われた特殊配合の数はなりを潜めており、今回はこれだけ。

ライバルズ

第5弾カードパックで僧侶専用スーパーレアカードとして登場。

8/5/5 ドラゴン系
スキルリンク:5/5のグリーンドラゴンを1体出す
スキルブースト:コスト-1

仲間呼びを再現した効果だが、同種ではなく代わりに色違いの【グリーンドラゴン】を呼ぶ。
テンションスキルを使うことで効果が発動するもののテンションスキルを多く回さないとコストが下がらない点に関しては噛み合いは良くないが、大きめのユニットを2体展開できるのはシンプルに強力。
また【グレイナル】の効果で変更されたテンションスキルでこいつが復活した場合、スキルリンクの効果がきちんと発動するので相性がよい。
ドラゴンデッキやテンションデッキの中盤以降の主力として活躍した。
 
実装当初は9コストでグリーンドラゴンのステータスが4/4だったため、専用デッキですらあまり居場所がないくらいに弱かった。
しかしスタン落ち直前に現在の能力に上方修正された結果、一転して活躍できるようになった。

ウォーク

2019年11月から実施のDQ4イベントで2章のボスとして登場し、以降は各地に現れる強敵モンスターとして登場。
後の2020年5月に復刻もされた。
 
三体で出現するが、左右のもののHPは少ないので、まずは全体攻撃で中央以外を手早く片付けるのが定石。
かえんのいきに加えてマヌーサで物理攻撃の命中率を下げてくる。
 
こころは赤色でコストは69。
ステータスの上昇が大きめで、高グレードのものは斬撃・体技(特にデイン系)ダメージを上げる。デイン系や幻惑への耐性もつく。

タクト

DQ4イベントでスカウト可能なドラゴン系のAランクモンスター。
【どくのいき】、せんねつの息、【はげしいおたけび】を覚える。
1凸以上で覚えられる特性が「いどう+1」であるため、最低限1凸はしておきたい。
【ライアン】の覚醒素材を集めるついでに周回して集めるのもいい。
 
イベントで敵として出現する際にはやはり原作同様3体で出現し、一番強い真ん中を倒さないと仲間を呼ばれ続けるためいつまでたっても終わらない。
この点は第4章1話だろうとデスマウンテンへの道だろうと変わらないので、全体攻撃や高火力の技で一気に畳みかけるようにしよう。
【ゾーマ】【バラモス】を始めとする高火力のヒャド系やイオ系使いがいれば、ほこらの中では簡単な部類に入るだろう。
ストーリーイベントでは撃破後にアンドレアルCが「先輩に命令されて戦っていただけ」と打ち明け、仲間になる。
 
イベントバトルロードでも登場。自分のことをビッグなやつだと思いこんでいるキャラとなっている。

ドラけし!

DQ4イベント「進化を遂げた魔族の王」で登場。
ドラけしは限定ドラポンから排出される星4の緑属性で、スキルは上かスライド方向にブレスで攻撃する「こうねつのガス」。

クエストでは扉を使って戦うことなり、原作通り3体出現する。