【エーゲ海に船出して】

Last-modified: 2024-04-09 (火) 13:48:55

概要

DQ6で初登場した海の曲。
「エーゲ海」とはギリシャやトルコに面する実在の海域。
もともと【すぎやまこういち】は、エーゲ海をイメージした曲を作りたいとアイデアをあたためており、その想いを曲にしたためた。
それがDQ6での海のシーンにピッタリだということでそのまま使用した、とのこと。ちなみに「船出して」の読みは「ふなでして」であるが、「ふねだして」と読んだ人も多いとのこと。
 
構成=A:8小節、B:6小節、C:5小節、D:8小節、E:8小節、F:11小節
調=A:ハ短調(Cm)、B~C:ヘ短調(Fm)、D~F:変イ長調(A♭)
BPM=A~E:73、F:93(SFC版)
拍子=A:4/4、B:3/4→4/4→3/4→4/4、C:4/4→2/4→4/4、D:4/4、E:3/4→4/4、F:4/4
 
まるで大切な人と別れて船出するような、あまりにも美しく切ない、感動的なメロディが胸を打つ、海の曲の中でもトップクラスの知名度を誇る名曲。
揺れ動く波を思わせるストリングスの起伏は、DQ4の【海図を広げて】とよく比べられる。
 
冒頭、曲名通り島々の向こうにある水平線を目指してゆっくりと船出するように、ゆったりとしたメロディが始まる。Aの部分の後半では、物悲しくも華やかな伴奏で、その船出が様々な景色に彩られる。
Bの部分で一旦静けさに包まれたかと思うと、Cの部分で早くもこの曲のクライマックスを迎える。最も感動的な部分である。
 
Dの部分では、穏やかな海を思わせるような、落ち着いたストリングスの旋律と伴奏が奏でられ、高音を木管が彩る。
Eの前半からまた少しずつ盛り上がり、後半で2度目の短いクライマックスを迎えるが、すぐにその波は落ち着いていく。
Fの部分ではテンポを上げ、ストリングスがピチカートで伴奏し、鴎が飛び交うような軽やかさを暫しのあいだ演出した後、Aへ戻る。
 
オーケストラ版では、ハープによる2小節のイントロが付いた。

DQ6

【定期船】【神の船】【ひょうたん島】の乗船中や、【船着き場】、海底世界の城・ほこらなどで流れる。

DQ10オンライン

水の領界のフィールドBGMとして登場し、その後も海に関わる使われ方をしている。
ハウジング用家具の【マーメイドハープ】で自宅内のBGMをこれに出来る。
詳しくはこちらを参照。

ビルダーズ2

ストーリー終盤、【少年シドー】の目覚めのシーンにて流れる。
物語の重要な局面において使用される楽曲として、しかも一度しか流れない「船の曲」としては異例中の異例である。
この曲が内包する美しくかつ切ない、それでいて力強い音色は、展開されるエピソードにこれ以上ない感動をもたらすことに成功している。
本作の物語に即した【幻の大地】に近しいテーマにも合致しており、DQ6既プレイ者にも納得と満足のいく選曲であると言えよう。
 
また、話と曲の展開も細かく計算されており、操作を大きく誤ったりモタついたりすることがなければ音楽の盛り上がりに合わせて話が展開していく。

ライバルズ

船のステージで場にレジェンドレアのカードが出るまで流れる。