【エスターク人】

Last-modified: 2021-08-25 (水) 06:19:57

アベル伝説

アニメ【ドラゴンクエスト~勇者アベル伝説~】に登場する種族。
はるか古代に栄えた都市【エスターク】の民。
死せる水と呼ばれる水と共に生きる種族であり、普通の水に触れることができない。
程度に差はあるが大体がヒューマノイドであり、他作品の魔族などに相当する存在と言える。
その大半ははるか古代に滅びたが、わずかに末裔が生き残っており、【ムーア】【ジキド】などその多くは魔王軍側に属している。
古代エスターク人の邪悪な残留思念を【ゾーマ】と称し、【バラモス】も「ゾーマから生まれた大魔王」と言われている。
【ザナック】のように魔王軍とは存在を異にする者もいる。
 
なお、エスタークと言えばほとんどの人がDQ4のエスタークを思い浮かべると思われるが、なんとアベル伝説にこの単語が登場したのはDQ4が世に出るよりも前である。
両者とも制作期間は丸かぶりなので、本編スタッフとアニメスタッフが連携したのであろう。
当時社会問題となっていた公害も匂わせてはいるが。

余談

エニックスが発売した「ミスティックアーク」というゲームには、似た設定を持つ「古代人」が存在する。
かつて高度な文明を築いていたが、太陽も見えないほど汚れた空と空気の下で生活していたため、
復活したはるか未来の「風の世界」で、風の元となっていた巨人を操り風を止め、
突如として現れた都市コルンで空気を汚し、自分たちの住める世界を作ろうと目論んでいた。