【エビルアングラー】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 04:36:17

概要

DQ4、モンスターズ2、DQMJ2以降のモンスターズシリーズに登場するチョウチンアンコウのモンスター。
DQ初の【魚】系モンスターとして、【とつげきうお】系・【さつじんえい】系と共にデビューを飾る。
 
アングラー(Angler)とは英語で【釣り師】の意味であり、アンコウはAngler fishと呼ばれる。
なお、チョウチンアンコウはアングラーではなくフットボールフィッシュという。
 
体中に触角のような物が生えているがこれはトゲであるらしく、リメイク版DQ4のしびれあんこうのマヒ攻撃のモーションとDQMJ2~イルルカの特技使用時のモーションではこれを鋭い針のように変形させて攻撃する所が見られる。
また、よく見ると口の中が蛇腹状になっている。
 
色違いに【ピラニアン】【シーデーモン】【しびれあんこう】、ボツ枠の「しのあんこう」がいるのだが、FC版ではこのエビルアングラーしか登場しなかった(同属のモンスターがいなかったのはFC版DQ4の新敵キャラとしては唯一である)。
なお、よく見ると公式イラストとは色合いが違い、ゲーム中は赤紫である(それでもわかりにくければ口の色を見るとよい)。
どうやら公式イラストはエビルアングラーではなくピラニアンのようだ。
また、公式イラストは背ビレが描かれているものと描かれていないものが混在している。

DQ4

FC版では色違いがいないという不自然さが際立つ(一応稀にピラニアンに遭えるが)。
【マヌーサ】を使うくらいしか特徴がなく、HPが低いため大抵勇者の一撃で倒される。たまに逃げることも。
攻撃呪文耐性が多少あるが、使うまでもないだろう。
落とすアイテムは【まほうのせいすい】
 
FC版では海のエリア区分が一つしかなかったためによく出遭ったが、リメイク版ではあまり遭わない。
その為、あまり意識されないモンスターである。
 
地味な存在だが、4コママンガ劇場では読者投稿のネタに「エビルアンラー」「レートオーラス」「道屋」と、何故か「ぐ」が大きく強調されている物に勇者が疑問がる、という当時流れていたレトルトカレーのCMを元にしたネタがあり、そこに登場したため印象に残っているプレイヤー(読者)もいることだろう。

小説版

勇者一行の船が嵐に見舞われる中、突然海中から現れた……が、深海から急速に浮上してきたため圧力差にやられてそのまま絶命という現実の深海魚と同じような最期を遂げた。
要は出オチなのだが、嵐が過ぎ去っても死体が甲板にひっかかったままになったので消耗していた勇者一行はうんざりしながらこいつの死体を海に落として片付けることに。
 
なお見た目の問題から、誰も食べてみようとは言い出さなかった。魚に詳しい漁師の息子のいるDQ7のパーティなら食卓に上っていたかもしれないが。
ちなみに現実のアンコウは諸君も知っての通り高級食材として珍重されている(なお海外ではアンコウの肉がメインで、あんきも等の内臓は廃棄されて食用とされないらしい)。
もしエビルアングラーも同様なら、後々マーニャやトルネコあたりが悔しがりそうである。

DQM2

水系が追加されたことでこいつも登場。
攻略本やグッズなどには、やはりピラニアンの色で載せられている。
【プチイール】+物質系で誕生。あまいいき、マヌーサ、デインを習得する。
ただのアンコウなのにデイン系を覚える珍しい種族。
PS版ではゲーム中のグラフィックまでもがピラニアンの色になっている。

ジョーカー2・2プロ

悪魔系のCランク。
海岸の泥の中にひそんでいて、近くを通ると飛び出してくる。
特性は【ギラ系のコツ】【マヒブレイク】
所持スキルは【ギラ&ドルマ】
 
プロフェッショナル版ではランクDに格下げされたが、変わりに強、最強化できるようになった。
強個体はクリア後の海岸に行けばホイホイ出現する。
強化で【息封じブレイク】、最強化で【いきなりバイキルト】の特性を習得していく。
今作では【ポグフィッシュ】+【悪魔系】の特殊配合でも作れるようになったが、ポグフィッシュの入手難度は高いので、通常配合で作ろう。
【魔獣系】との配合で【グランドシャーク】【スライム系】との配合で【とつげきうお】が入手可能。

テリワン3D

前作よりも提灯が大きくなった。自然系のCランク。
野生個体がたくらみの扉に出現。配合方法や使い道は変わらず。
特性は【スタンダードボディ】【ギラ系のコツ】【マヒブレイク】、+25で【ビリビリボディ】、+50で【いきなりバイキルト】

イルルカ

野生個体は【宿り木の塔】の3階、水の世界をモチーフにしたエリアに出現。
水の底に潜んでおり、近くを通ると飛び出してくる。地面に潜っておらずその場で呪文使用時の周囲をキョロキョロ見回すモーションを繰り返している個体もいる。夜行性なのか、夜になると普通に泳ぎ回っている。また、夜間は個体数が少し増える。
時々【シーホース】を捕食している。捕食モーションは「体当たりした後、ジャンプして噛みつくモーションを5回行う」というものなのだが、何故か体当たりする前に不自然に後ろに瞬間移動する。恐らく走行モーション時の立ち位置と捕食モーションの冒頭部分の立ち位置が合っていないのが原因。
しかも、何故かこの瞬間のエビルアングラーのグラフィックがおかしくなっている(後ろに瞬間移動した時に提灯だけが元の位置に置いて行かれて体から分離してしまっている。また、1フレームだけ体がバグって細長い形になる瞬間がある)。
シーホースの近くに配置されている個体(一部は夜限定)が何体かいるので、こいつの通常ドロップの【レッドベリー】が大量に欲しい場合はここで稼ぐのがお薦め(因みにシーホースの通常ドロップは【しおかぜ草】)。
 
【新生配合】【マヒ攻撃】【メガボディ】化で【AI1~3回行動】【ギガボディ】化で【ギラブレイク】を習得。
グランドシャークの配合方法が変更されたため、今作ではとうげきうおにしか使わない。

イルルカSP

【超ギガボディ】化で【先手ハンター】を習得。
 
出現場所等は3DS版同様だが、シンボルの挙動が色々と変更されている。
まず、こちらが強いと追いかけて来なくなった。地中に潜っている個体は飛び出して来なくなるが、触れればエンカウント可能。
また、捕食モーションがループせず1回で終わる仕様に変更された。
捕食モーションにも手直しが入っており、前述の後ろに瞬間移動する挙動や一瞬だけグラフィックがおかしくなるバグが修正され、体当たりのような動きをしなくなっている。
この修正の影響なのかは不明だが、捕食中は提灯が小さくなるように変更されている(DQMJ2P以前と同じくらいの大きさになる)。
SP版では捕食モーションの回数に変更が入ったモンスターが何体かいるが、モーション自体に手直しが入っているのはこいつだけである。
シーホースを追いかける際の移動速度も若干遅くなっており、シーホースに気付かれて逃げられた場合はそのまま逃げ切られることが多くなった。

ジョーカー3・3プロ

上位種の【シーデーモン】【しびれあんこう】を引き連れ登場。
自然系のFランク。ライドタイプは水中。
今回はフィールドで出現することはなく、【時空の裂け目】に出現する。
代わりに上位種のシーデーモンがフィールドに出現。海底に潜んでおり近くを通ると飛び出してくる、他のモンスターを捕食する等、前作のエビルアングラーとほぼ同じ立ち位置になっている。
なお、捕食モーションは前作のエビルアングラーよりも地味で迫力がないものに変更されている。また、何の因果かこちらも捕食時にバグじみた挙動をするのが確認されている。
PVのCGアニメでは主人公が水中ライドで海底を進むシーンで何体か登場するが、牙が無いというミスがある。
 
特性は【ノーマルボディ】【光系のコツ】(固定)、【マヒブレイク】、+25で【ビリビリボディ】、+50で【いきなりバイキルト】
【超生配合】【マヒ攻撃】、メガボディ化で【AI1~3回行動】、ギガボディ化で【光ブレイク】、超ギガボディ化で【まれにバーハ】を習得。
所持スキルは【光の使い手】
 
プロフェッショナル版での合体特性は【超自動HP回復】、合体特技は【ベホマ】
 
【イルカちょうちん】系、【とつげきうお】系、【フィッシュライダー】系、【ポグフィッシュ】系、【ようかい魚】系とはモーションが同じ。
モデルはほぼ前作の流用だが、提灯の触角がやや長くなっている。また、唇の色が青に変更されている。

DQM3

上位種がいなくなったためか自然系のDランクに昇格。
【とつげきうお】【エビルハムスター】の配合で生まれる。
タマゴ限定のとつげきうおを要求されるため入手難易度は高いが、こいつ自身を使った特殊配合はない。
 
特性は【ビリビリボディ】【光のコツ】(Lv20)・【水ブレイク大】(Lv40)・【1~3回行動】(Lサイズ)・【超魔獣キラー】(Lサイズ)・【光ブレイク大】(Lサイズ・Lv60)。
所持スキルは【スタン】
能力は賢さがやや高めだがそれ以外は平均的。