概要
DQ4と7に登場する、象のような顔をしたタコといった風貌のモンスター。
名前も恐らく「elephant(象)」+「(D&Dの)ローパー」だろう。
ただし象要素は口吻が象の鼻のように長く、その両サイドに象のような牙がある(短い上に触手と混ざってわかりづらいが)というくらいで、あとはほぼタコである。
英語名はNES版ではElefrover、DS版ではElepus。
後者はElephantとoctopus(蛸)の合成語なのは想像がつくが前者は謎。これだとエレフローバーだし。
同種属に【ダゴン】、【たこまじん】がいる。
DQ4
第三章および第五章における【女神像の洞窟】の中にのみ出現する。
ステータスも大したことない、変な特技を使う訳でもない、出現地域が狭い、と目立たない要素を複数備えたモンスター。第三章で新規のモンスターはこいつだけである。
だが、FC版【公式ガイドブック】のイラスト「あらえっさっさー」が異様に目立つので、覚えている人も多いかもしれない。
公式ガイドブックでは「呪文を使う場合はギラとラリホーが80%効くがなるべく打撃で勝負しよう。」とあるが、この記載は無意味。
確かに長丁場のダンジョンでこいつはそれほど強くないので打撃のみで戦いたいが、この時期に唯一呪文が使えるロレンスは命令ができないので無駄にMPを浪費しがち。
ぶっちゃけ【ポイズンリザード】と現れたときは相方にMPを惜しまず使ってほしいというのが本音である。
落とすアイテムは【おどりこのふく】だが、第三章では仕様により他のアイテムを落とす。
また第三章で女神像の洞窟の宝箱を全部回収してしまうと第五章で行く用事が(レベル上げ目的以外では)なくなるため、こいつが踊り子の服を落とす光景というのは1/64というそこそこの確率以上に意外とレアケースだったりする。
なお、時期的にトルネコのレベルがそれなりに上がっていることが多く、出現率もかなり高く、なおかつ後回しにされやすいのでコイツが【はがねのつるぎ】や【てつのよろい】を落とす場面によく遭遇する。
そのことから、相対的に落としやすいような印象になるが、トルネコのレベルが同じなら【スライム】や【いたずらもぐら】と確率は変わらない。
モンスター闘技場では、【ダックスビル】、【ラリホービートル】と対戦する。
対戦相手の耐性貫通力の高いラリホーマやルカニを食らってそのまま撃沈することもあるが行動パターンが通常攻撃のみで無駄がなく、能力値的にも一歩抜けているので若干だが勝ちやすい。オッズがそのぶん低いのは仕方がない。
DQ7
海に出るようになり、そのせいか色も少し変わっている。
【エスタード島】や【オルフィー】の近海で大量発生しているが、その他のエリアには一切出現しない。
4とはうってかわって芸達者になり、【メラミ】や【かえんのいき】、【ふしぎなおどり】、【ハッスルダンス】を使う。あらえっさっさー!
スタッフもあのイラストが頭から離れなかったのだろうか。ただ、強化はされたもののやはり弱い。
落とすアイテムは【ふしぎなきのみ】。
同エリアに出現する【海のまもりガメ】も種を落とすので欲しいなら狩りまくろう。
また3DS版にて【エビルタートル】の心を求めて、【すれちがい石版】で集中的に狩りをする場合、一緒にこいつも出てくる。
象の成分が多いのか、【モンスターパーク】では森に住み、パオーンと鳴いているが、どの方向から見ても外見はやはりタコである。
蒼天のソウラ
【太陰の一族(グルヤーン・イル・イシュ)】の雑兵として登場する。
【イシュナーグ海底離宮】近海を【シーメーダ】と共に【シードラゴンズ】に連れられて哨戒任務を行っている。
彼が「ヴェリナード海軍 特務揚陸潜水艦 1番艦レヴィヤット」にぶつかった事から突入部隊の作戦をいち早く察知する事となった。
殿を務めるシードラゴンズと共にレヴィヤットの発射する魚雷の至近弾を受けて倒れた。