【オークニス】

DQ8

【雪山地方】に位置する町。
【メディばあさんの家】の北方にあり、さらに北には【薬草園の洞窟】がある。
英語版での地名はOrkutsk。
　
DQシリーズで珍しく、内部が一つの巨大な環状の建物で、環状になっているのは熱を逃がさない工夫であると思われる。それに伴い環状の建物の中にいろいろな施設が入っている。

武器屋と防具屋は同じ場所で営業しており、DQ5の【ルラフェン】の様に時間によって入れ替わる。前者は夜間のみ、後者は昼間のみの営業。
【ドラゴンキラー】や【こおりのたて】などの強力な武具が購入できるので、昼と夜の両方覗いてみる価値はある。
【アイアンヘッドギア】も強力な頭防具作成の繋ぎとなる。
とはいえ、この地方のイベントを全てクリアした後は【さいごのかぎ】が手に入り、世界中の宝物庫を荒らし回れるので、金を落とすべきかはその後に決めたほうが良い。
また、【キングアックス】もここで売られており、それを見て泣いた人も少なくなかったであろう。
前述の武器屋と防具屋のフロアでは武器を買いたいのに夜になると眠ってしまう戦士がおり、冒険が進んでから訪れると夜眠らないために昼のうちから眠っておく作戦に出たりと奮闘している様子が見られる。
　
地下部分は居住区のようになっているが、やたら複雑で迷うこと必至。最初に来た時には入口にある地下への階段が酔っ払った男に塞がれてるので中央の外にある町長の家から行かなくてはならない。

【メディ】の息子【グラッド】はここの地下居住区の奥に住んでいる。
また、ここの教会でククールが迷える男に送るアドバイスは必見。
ヤンガスとのハレンチ会話も見所。
　
ちなみにこの地方での一連のイベントをクリアすると、ここの住民の祖先は皆メディと同じく遺跡の護り人であったと町長から聞くことができる。
グラッドは後ろ髪を引かれる思いでこの町に来たというのに。なんだかちょっとやるせない。

3DS版

武器屋のラインナップに【鉄のツメ】と【鉄のおうぎ】が追加。
言わずもがな追加された仲間キャラ専用装備であり、オリジナルの4人は誰も装備できない。
仲間の追加は大々的に告知されていたので戸惑うということはあまりなく、「そろそろ仲間になるんだな」という宣伝のような役目である。
（事実、これらは彼らの初期装備なので購入する必要は皆無）
　
また、【バウムレンのすず】を入手している場合、道具屋に【しろがねのすず】が追加される。