【オークLv20】

Last-modified: 2024-03-21 (木) 05:01:48

概要

DQ5に登場する【ボス級モンスター】で、数々の修羅場をくぐり抜けた【オーク】族の猛者。
経験を積んだことで相応にLvも強さも上がり、手にした槍から繰り出す攻撃は通常のオークとは比較にならないほど強力。それで無数の屍の山を築いてきたらしい。
SFC版では通常版と同じ見た目だったが、リメイク版ではアレンジされて得物が三叉の槍に、服装はオレンジの縁取りが成された紫色の服になった。
英語版での名前はOrc Pawn。大魔王軍の幹部はチェスの駒から名前を付けられているが、ナイトに例えられたジャミの部下として「ポーン」にされたのだろう。
 
なお同族の出る【テルパドール】【チゾットへの山道】【滝の洞窟】【エリアレベル】が24~26になっているため、この数値だけ見ると「コイツは普通のオークよりもレベルが低いんじゃ?」と思えてくる。だがこの数値がオークの設定レベルとは限らないので、もしかしたら「同族よりレベルは低いが実力は段違いのすごいヤツ」なのかもしれない。
どっちにしろ通常版よりはるかに強いのは確かだ。
 
ちなみにコイツ、シリーズ初の「名称に英数字の使われた」モンスター。
細かいことだが、SFC版DQ5では「Lv」がステータスウィンドウで使われているレベル記号になっているので6文字、リメイク版では汎用フォント(JTCウインR4など)の採用によりLとvにも通常の文字を使うため、文字長は7文字になった。これは【キメーラLv35】も同様。

DQ5

【デモンズタワー】にてキメーラLv35共々【ジャミ】の手下として登場。東の塔の最上階で、西の塔へ向かう者を排除している番人のようなポジション。
 
HP950と、幼年時代~青年時代前半までのボス級モンスターでは最高の耐久力を持っている。ボスらしく補助呪文への耐性は通常のオークより高いが、攻撃呪文への耐性は全く同じで、メラ・ギラ・バギ系が有効。
完全ローテーションかつ完全1回行動で、行動パターンは以下の通り。
攻撃 → 攻撃 → 【ルカナン】 → 攻撃 → 攻撃 → 攻撃 → (繰り返し)
完全1回行動でも攻撃力が高いため、ルカナンを使われた後に攻撃されると大ダメージを受ける。
【マホトーン】で呪文を封じるか、【ラリホー】【まどろみのけん】での足止めにかけるのも有効。まどろみのけんならダメージも与えられる。
ルカニ系も高確率で有効なので、使えるならこちらも絡めて攻めると良い。
【てんくうのたて】を使うことでルカナンを反射してやる戦法は一石二鳥で非常に有効となる。

落とすアイテムはオークと全く同じ【けがわのマント】

リメイク版

1回行動のままだが、行動パターンが3段階ローテーションへと変更されており、以下のような行動をとる。
攻撃 → 攻撃 or ルカナン → 攻撃 → (繰り返し)
SFC版と異なり6ターンに1回のペースで必ずルカナンを唱えることはなくなったが、運が悪いと3ターン毎に使用してくる。
また攻撃力も25増加し、若干強化されている反面、HPが950から800へと下がっているため、やはり眠らせている間に叩くなりして短期決戦を心がけるといいだろう。
リメイク版なら【あんみんまくら】があるので、パーティメンバーに関係なく眠らせることができる。

小説版

その実力で主人公を追いつめるも、ドラきちの捨て身の援護により倒された。

バトルロード2レジェンド

【レジェンドクエストV】の第四章で、キメーラLv35共々【ラマダ】のお供として登場する。
どうやら、デモンズタワーから【大神殿】へ転勤になったらしい。
技や弱点等はオークと変わらない。
 
なお、ビクトリーではジャミと【ゴンズ】が追加されたため、キメーラLv35共々クビになってしまった。

タクト

ドラクエ5イベントで登場。イベントクエストの「デモンズタワー」で登場する。
見た目は普通のオークで弱点属性なども変わりなし。オークの名前が変わっただけである。

ドラゴンクエスト4コママンガ劇場

きりえれいこのネタの中に、デモンズタワーで謎解きをしている中でレベルが上がった主人公達を密かに見て危機感を覚え、いざ対峙した時に椅子の後ろに隠れるというネタで登場している。
上司や同僚を差し置いていち早く4コマに登場するのだが、こんなヘタレな扱いとは……。
迷宮の謎ときに四苦八苦しているうちにレベルが上がるのは「RPGあるある」の定番なのだが、情けないぞオークLv20。