【オイラ転職するなら絶対フォズ大神官って決めてんだい！】

DQ7

【ガボ】のセリフで、彼の必死の訴え。
現代の【ダーマ神殿】に入ってすぐにこの発言をする。
どうやら現代のおっさんの大神官はお気に召さない……というよりも、【フォズ】大神官のことをいたく気に入っているらしい。
　
全文は、

「やだやだ ○○○○。オイラ 転職するなら 絶対 フォズ大神官って決めてんだい！」

わがままと言ってしまえばそれまでだが、中々一途なものである。
とはいえ、ガボの気持ちもわからなくもない……という人も結構いるだろう。
一部ではガボ同様にプレイヤーからもフォズは愛されている。
　
転職自体は過去のダーマ神殿に戻っても当然普通にできるので、その気になれば全ての転職をフォズ大神官の元で行うことも可能ではある。
とは言うものの、ただでさえ総プレイ時間の長いDQ7では利便性は何より優先したいもの。
手軽に転職できるアドバンテージはあまりにも大きいため、ガボのようなこだわりのあるプレイヤー以外は、普通に現代のおっさんの大神官に最後までお世話になったことだろう。
無論ガボが駄々をこねようとも、現代でも普通に最後まで転職できる。もちろん効果に差があるわけでもない。
　
ちなみにこのセリフ、終盤でエスタード島が封印されてしまい過去に行けなくなってしまってからは言わなくなる。
さすがのガボもわがままを言っていられる状況ではないと悟り、本人もこのような状況で転職できるありがたみが身に染みたのだろう。
　
多くのキツイ台詞や下ネタなどが排除されてしまった3DS版でもこの台詞は健在である。
3DS版で新たに用意されたセリフもあり、現代のダーマ神殿に向かうフィールド上で

「こっちの大神官も フォズ大神官みたいに すげえ子供なのかな？」

……と発言する。現代の大神官がどのような人物であれば満足（許容）できたのかはガボのみぞ知ることだが、フォズ大神官そのものでなくとも、それに近いキャラをある程度は期待していた様子である。
それが子供どころか閻魔大王みたいなオッサンだったため、期待を大きく裏切られたショックで前述のように「やだやだ……」と駄々をこねることしかできなかったのかもしれない。もしくは過去の世界でしてやられたことを彷彿させる容姿だったからかも知れないが。
　
3DS版ではサイドストーリーも設けられ、ガボにとっては転職どころか一緒に冒険するという嬉しい出来事となった。