【ガルヴァス】

Last-modified: 2023-10-08 (日) 14:01:27

 新生6大将軍:ダイの大冒険

ガルヴァス

【ザングレイ】【べグロム】【ダブルドーラ】【メネロ】【ブレーガン】【デスカール】

ダイの大冒険

映画三作目『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 ぶちやぶれ!!新生6大将軍』に登場したオリジナルキャラの一人。担当声優は柴田秀勝。
柴田は【ドラゴンクエスト~勇者アベル伝説~】では【ムーア】を、【CDシアター ドラゴンクエスト】では大魔王【ゾーマ】の声を担当したこともある。

本来は【ハドラー】配下の影武者で、豪魔軍師の肩書を持つ。
その性格は彼をして「狡猾にして冷酷。勝つためなら如何なる卑怯な手段を用いる事もためらわない」と評される戦略家である。
『豪魔六芒星の魔宝玉』と呼ばれる6つの宝玉を力の源としており、これらを全て身に着ける事により超パワーを発揮するが、これは配下の六人衆「新生6大将軍」のメンバーに一つずつ預けている。

物語の流れ

長年ハドラーの影武者として暗躍していたが、影武者ゆえに表舞台に出られない事に不満を抱き、下克上のために部下の「新生6大将軍」を率いて行動を開始。時期的には【大魔王六軍団】のうち【フレイザード】が倒れ、【クロコダイン】【ヒュンケル】が裏切り、表の六大軍団の勢力が半減した頃の事である。
新生6大将軍は以下の通り

それぞれの実力は竜騎将【バラン】や魔影参謀【ミストバーン】の代役と考えるとかなり見劣りする。
流石に1人しか存在しえない伝説の竜の騎士や全盛期の大魔王の肉体を持つ側近クラスの強者を用意するのは無理な話なので仕方ないところもあるが、もともと影武者であるガルヴァスに表の軍団と並ぶような規模の戦力が任されているとも考えづらく、いくらハドラーの兵が半減しているとはいえ、反逆を起こすには手札の質、量共に圧倒的に不足している感が否めない。
とは言っても、部下たちに自身の力の源である『豪魔六芒星の魔宝玉』を分け与えてパワーアップさせ、表の軍団長達がダイ達に圧されている要因を影から研究するなど、作戦指揮については決して無能ではない。
撤退命令を無視してワイバーンを失ったベグロムが「ダイ達を置いて撤退するのは自分のプライドが許さなかった」と弁明した際は「軍団長達がダイ達に勝てなかったのはそのプライドのせいだ」と痛烈に指摘。騙し討ちや人質、地の利を作って待ち受けるなど、古典的だが有効な作戦を展開して一度はダイ達を追い詰めてもいる。

活躍 

映画の劇中では6大将軍のうち4人に復興途中の【パプニカ】城下町を襲わせつつ、デスカールとメネロに【マァム】の魂を抜き取らせて人質にし【ダイ】達を誘き寄せた。
さらに【ベルナの森】に瘴気を発生させて戦いを有利に推し進め、1度はダイを倒す。
クロコダインとヒュンケルが応援に駆け付け、激戦の末逆に部下を全員倒されてしまうが、部下に預けていた『豪魔六芒星の魔宝玉』を全て身に着けパワーアップし【豪魔六芒槍】(ごうまろくぼうそう)で彼らを圧倒するほどの力も見せている。
最後はマァムの魂の力で復活し、『竜の紋章』の力を発動させたダイの【アバンストラッシュ】を受け絶命した。