【キーファのてがみ】

Last-modified: 2022-05-04 (水) 21:09:55

DQ7

DQ7に登場する重要アイテムの一つ。
PS版の公式ガイドブックでは【さまざまな手紙】としてひと括りにされている。
【ユバールの民】のシナリオで離脱した【キーファ】が別れ際に残していった【手紙】
装備品が入れられた袋の中に一緒に入っており、内容は以下の通りで非常に簡潔なものだった。

”○○○○ そして みんな。
 勝手なことをする オレを
 ゆるしてくれ。
”○○○○に 買ってもらった
 そうび品は 返しておく。
 元気でな。       キーファ”

今生の別れを綴る最期の手紙というには内容があまりにも淡白過ぎるのは勿論、何よりに対しては一言も書かれていないのが気掛かり。
一応、父親に対しては別れ際に「“あんたの息子は やっと 自分の進む道を みつけた”と伝えてくれ」と主人公に頼んではいるが、リーサに対しては言伝すらない状態である。
この手紙は主人公たちに宛てられたもので、作中での描写こそないものの家族宛の手紙も入っていたのだろうか。それとも家族すらも「みんな」と一括りにまとめているのだろうか。
どちらにしても自分の口から家族へ別れを告げようとせず、父や妹の怒りや悲しみを受け止めようとしなかった上に、彼の永遠の別れの伝言という一等辛い上に下手をすれば怒りの矛先にすらなりかねない役回りを一方的に主人公に押し付けたことは卑怯と批判を受けても仕方が無いだろう。
また、装備品を返してくれる親切設計なのはありがたいが「種も返せ!」と叫びたくなったプレイヤーも少なくない。
 
なお、この手紙を受け取ってからすぐに過去に引き返しても、 既にユバールの民は移動を開始してしまっており、キーファとの再会は二度と叶わない。が、後にEDにてもう一度、キーファからのメッセージを受け取るシーンが残されている。
また、この手紙の内容自体は「使う」ことでいつでも何度でも読み直すことができる。
ちなみに主人公の名前を変更すると手紙に書かれている主人公の名前も改名される。
 
余談だがPS版では【チート】を使用してキーファの名前を変えると、このアイテムの名前は変わらないが、「キーファのてがみを読んだ」というモノローグ部分と最後の署名部分の「キーファ」の名前が変わる。買ってもらった装備品は返しておくの部分はキーファに装備品を一切買ってあげていなくても変わらない…。